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働き方改革の一つ

働き方改革が世間で色々言われて、残業の低減や有給休暇の積極的な使用が求められる社会になりましたね。

以前は長く頑張る事が美徳とされ、残業しないで帰る社員を非難するようなこともありました。

おかしな話ですよね?

当然、今の世の中は違います。
就業時間内に効率よく仕事をこなす方が評価されます。

無意味な残業と有意義な残業

残業も必要とあればやらなければならない事です。

〔 残業 〕そのものが無駄なのではなく、その残業への取り組む姿勢や、残業しなければならなくなった原因次第では〔 無駄な残業 〕となってしまいます。

残業へ取り組む姿勢とは

私の会社の部下は一人もいませんが、他の部署には取り組み姿勢の悪い社員がいます。

ある意味仕方のない部分ではありますが、残業時間内にグダグダと雑談をして、仕事をしていない社員。
就業時間外に行う仕事だから、基本的にはサクサクとこなす必要があり、雑談をするのも控えた方が、よいはずですよね?

個人的な事情で残業手当を稼ぎたいという社員もいます。
それもおかしな話です。気持ちは解りますが、やっちゃダメですね。

やるべきことが多すぎて、一生懸命仕事に向かう残業は決して無駄な残業ではありません。


残業の原因とは

残業をしないといけない原因にも様々なものがあります。

急ぎの仕事や、締切が近い仕事等様々は無駄な残業には当てはまりません。

ですが、日中サボっていたから残業しないといけない。とか、手当が出る時間帯の方がヤル気が出る。とか言った理由で残業する事はどうでしょう?

はっきり言って〔 無駄な残業 〕です。


自分たちが一生懸命仕事しているのに横でグダグダとサボっている社員達が、残業時間で雑談しているの見たらちょっと違うなって思いませんか?

そんな社会人になってはいけません


残業を減らす為

残業を減らすためにはどうすればよいか?

〔 会社内で正しい業務分担を行い、適切な仕事環境を作る 〕

これに尽きる訳ですが、これも理想論です。
現実問題として、一般企業では難しいのが現実です。

では何が出来るのか?チームでやるべき仕事は仕方ないとして、個人でやる仕事の精度を上げる事で、残業は低減できます。


残業の中には、やらなければならない残業もあります。急ぎの仕事や急な対応がそれに当たりますね。

ではそのやらなければならない残業をする際に、以下の点に注意しましょう。

〔 後々の5時間を守る為、今の5分を犠牲にする事 〕

私が実際にベテランの社員に教えて頂いた事です。

どういう事かというと、今、5分が惜しくて雑な仕事をすると、忘れたころにそのしっぺ返しが来る。その結果、対応策に追われ5時間も無駄に消費してしまう。との事でした。

確かにその通り。
いつも通り仕事を終えた後に、5分犠牲にして、再チェックを行う事で、ミスに気付いてその場で直し、後々のトラブルを回避できた。

シンプルにそれだけの事なんです。

私の会社のチームでこの考えを広めてみたところ、最初の頃は一人当たりの平均残業時間が少し増えましたが、ミスした事のリカバーで特定の人の残業が大きく伸びるという事はなくなりました。

最初は部下から不満の声も上がりましたが、年間通してみると、総残業時間は減少させる事にも成功しました。

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