就活時のスーツについて
就職活動において、大学生の皆さまもスーツを着用する事でしょう。
でも、「何でスーツである必要があるの?」とお考えの方も少なくないでしょう。
スーツを着たくない人も多くいるでしょうが、就活時にはスーツを着なければいけない事情を受け止めましょう。
きっと納得できると思います。
就活時におけるスーツの必要性とは?
言ってしまえばスーツはただの〔 洋服 〕です。
ですが就活をする際は〔 スーツ着用 〕がついて回りますよね?
まずはそのスーツの持つ意味合いを考えてみましょう。
別にスーツを着なくてもいいような気はしますよね?
でも、就職活動においては着用しなければいけない雰囲気が漂っています。
何故、スーツを着るのか?と言えば〔 習慣 〕や〔 風習 〕の意味が強いのです。
長く続いているスーツ文化。
武士が着用する〔 裃 〕や、平安時代の〔 束帯 〕も同じような文化なのかも知れません。
いつかはその文化も壊れて、私服でビジネスをする時代が来る事でしょう。
ですが、その新しい文化はいつ来るのでしょうか?
10年後かも知れないし、100年後かも知れない。
1000年後の可能性だってあります。
そうなると、今、就職活動をしている皆さまが、その新しい文化を待っている時間はありませんよね?
すぐにでも就活しないといけない状況なので、ここはしっかりとスーツ着用に従いましょう。
スーツを着る最低限の意味
就活時のスーツ着用ですが、これにもしっかりと意味があります。
まず、世界のビジネスシーンやマナー界において、スーツ着用が〔 常識 〕として扱われています。
会社に入社するという事は、その会社の指示に従い仕事をするという事。
選考試験の時点でスーツ着用に従えない学生は、マイナス評価になる事でしょう。
個人の主張があったとしてもそれを採用側に伝えて、自分の主張を知ってもらうには就職活動の短い時間ではまずムリです。
企業の規模や業績によりますが、採用側はあなた1人に選考試験を行う訳ではありません。
大企業ともなれば数千人のエントリーから20名程度にまで絞る場合もあります。
一人一人にかける時間はそんなに多くない。
となると個人の主張で〔 自分はスーツ着用しません! 〕と言っている学生を、次の選考試験に進めるとは思えませんよね?
企業に雇用され、働くという事は組織の一員に加わるという事
〔 スーツ着用という基本を守れない人を組織に加えたくない 〕これがスーツを着用しない事のデメリットとも言えます。
積み上げられたスーツのイメージ
良いか悪いかの判断は別にして、スーツを着ている人には特定のイメージを抱きやすいと思います。
どんなイメージがあるでしょう?
・真面目そう
・誠実
・キチンとしている
おそらくこのようなイメージですよね。
就活以外の場所でもスーツ着用が一般化しているのもこれらのイメージから来ていると言えるでしょう。
真面目な仕事をする人はスーツを着ている方が、周りに安心感を与える効果もありますよね。
選び方は?
スーツの選び方については私の以下の記事を参照ください。
基本的にお店に任せればOKです。
社会というルールの中で働く以上、社会が作り上げたマナーとルールは守りましょう。
選考時服装自由
この一言で就活生を悩ませる事になりますよね。
〔 選考時の服装は自由です 〕という会社があったとして皆さまは何を着ていきますか?
この場合、必ずスーツを着用して選考に挑んでください。
自由だからと私服で選考を受け、回りがみんなスーツ着用、、、
浮いちゃいますよね?悪目立ちしてしまいます。
表立って言わないけど、〔 服装自由 〕は存在しないルールです。
必ずスーツで行きましょう。
スーツ非着用でOKの場合
会社説明会やインターンシップ時に特別な注意書きがあれば私服で参加しましょう。
私が実際に見てきた例を挙げます。
1:製造業:特別な加工を行う部屋で実際の生産現場を見てもらいます。動きやすい服装でお越しください。
2:アパレル:インターンのイベントとして、自社製品を皆に試着してもらいますので、スーツはお控えください。
3:出版関係:書庫内でちょっとした宝探しゲームを行いますので、私服でお越しください
上記のように、〇〇なので~とある場合は私服で行きましょう。
スーツで来ることがかえってマイナスになる場合もありますね。
最後に
会社に入ればいろんなオシャレも楽しめる事でしょう。
就活の時期は長くて1年半程度です。その間位、オシャレをガマンして、自分の希望の会社に入れたら、またオシャレを楽しめばいいと私は思います。
ひいてはビジネスにおけるTPOをわきまえる練習にもなりますので、必ずスーツ着用ルールは守りましょう。
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