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「アンチヒーロー」を見た感想 第2回

緋山啓太について…

「アンチヒーロー」の作中に登場する人物で、殺人容疑で逮捕される。
彼は、ある事件の容疑者の冤罪にかかわる重要な証拠となる映像を持っている可能性のある人物であったため、主人公明墨はその映像を手にするべく彼の弁護を請け負い無罪を勝ち取ろうとするところからドラマは始まる。ドラマにおいて重要人物だが、自分ならと考えてみた。
彼は自身の勤める会社社長を撲殺した容疑がかかっているのだが、作中で明墨弁護士の力によって無罪になる。最終的には彼は殺人を犯しているのだが、彼の供述というか明墨弁護士事務所に勤める赤峰弁護士に話した内容からだと、殺してもしょうがないかなぁと思った。
母親から就職祝いで貰った腕時計をわざとではないにしろ踏みつぶし、その母の死をあざ笑う。本当にこんなこと言える人いたら頭おかしいわと思うような雑言。一人だけ残され業務を押し付けられたのはパワハラかもしれないが、あの侮辱は人としての尊厳を傷つける行為であろう。
刑法の知識は無いがきっと殺意の有無、残虐性や計画性の有無が量刑の基準となるのであれば、自分が緋山なら計画性こそ無いにしても、殺して悔い無し圧倒的殺意でそれ相当な刑となるだろう。

作後は…

作中、彼は「罪を償います」と自分の罪を反省し自首するような態度(自首する前に逮捕されるが…)をとる。また明墨弁護士も彼に罪を償わせると赤峰弁護士に言っていたが、明墨弁護士が最終回法廷のシーンで言っていた「黒の奥には実は限りない白の存在」を彼のために明らかにし、情状酌量を含んだ量刑にしてほしいと祈ってしまう。ただ自分なら彼のようには反省出来ないかも…


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