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天才トレーダ「翻訳機」
前提となる知識について
バカラについて
バカラは、カジノで人気のあるカードゲームで、簡単なルールで知られています。以下はその基本的なルールです:
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ゲームの目的: バカラでは、プレイヤーが「プレイヤー」または「バンカー」のいずれかに賭けて、どちらが9に近い合計点数を持つかを予想します。
カードの値:
数字カード(2~9)は、その数字がそのまま点数になります。
10、ジャック(J)、クイーン(Q)、キング(K)はすべて0点です。
エースは1点です。
手札の合計点数: プレイヤーとバンカーそれぞれに2枚ずつカードが配られます。点数の合計が10を超える場合は、10の位を無視して1の位の点数が最終的な手札の点数になります(例えば、7と8が出た場合の合計点数は15ですが、最終的には5点となります)。
追加のカード: 特定の条件下で3枚目のカードが配られることがありますが、このルールは複雑なので、割愛します。
賭け方:
プレイヤーに賭ける
バンカーに賭ける
タイ(引き分け)に賭ける
バカラはシンプルで運の要素が強いゲームで、どの手に賭けるかを選ぶだけの簡単なルールが特徴です。日本では大王製紙の井川意高さんが大金を負けたことで有名になりました。
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井川さんは、2015年にラスベガスのカジノでバカラに挑戦し、巨額の損失を出しました。報道によると、彼は約5億円(約4700万ドル)もの大金を一夜で失ったとされています。
私のバカラ体験
余談ですが、バカラは私も経験しました。15年で1●円ぐらいは負けてます。(笑)しかしなぜバカラをする人は負け自慢をするんでしょうかね。。
私は一時期、マカオのジャンケットをしようとして、つてをたどってVIPに見学しに行ったことがあります。マカオはテーブルごとにオーナーがいます。私がつないでもらったオーナーは当時31歳で大陸でマ〇ィアをしていた方でした。私が行った時には上海出身の女優2人と、カジノのお客さんとオーナーの食事会に誘われて同席し、そのお客さんの話を聞くことができました。その方は3日で5000万香港ドル(当時のレートで7.5億)負けたとおっしゃっていました。長くやっているとそれぐらい大きなお金が動くゲームですので井川さんが負けたのもよく理解できます。カジノはお客さんが眠くならないように酸素がばらまかれています。興奮と高酸素があいまって眠くならないのでぶっ続けでゲームに集中できるのです。
ちなみに女優は身体の接待をして、その代わりに映画などを作るときに大金を援助してもらうそうです。なんとも中国らしい。
VIPルームになるとキ〇ガイばかりです。ある部屋は、若い女性が電話をプレーヤーやバンカーに掛けながら「プレーヤー8(のカードがでた)、バンカー6(のカード)、プレーヤーの勝ち」などと、実況中継をしています。電話の先は寝たきりの大富豪らしく、女性はどうやら秘書で指示通りに1回に150万円ほどを張っています。寝たきりで唯一の楽しみがバカラなんて寂しすぎますね。
当時ミニマムベットは3000香港ドル(4万5千円)からで、私は150万円をチップに変えて大富豪の反対を張ってカードを絞り倒しました。その大富豪はずっと負けっぱなし。その反対を狙いました。相手は100万香港ドル(3000万円)、私は3000香港ドル(4万5千円)。しびれる戦いでした(笑)
腹いせに殺されるのが怖いので1シュート(↓にある罫線ぐらいのゲーム数)だけで終えました。ちなみにVIPはお酒も食べ物も食べ飲み放題です。ちょっといいワイン飲みました。その大富豪は次の日平場(一般庶民が遊ぶカジノ)で、1000香港ドル(1万5千円)を張って亡霊のようにカードを絞ってました。ケツの毛までいかれてました。
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バカラの各ベットの勝率
バカラのルールは先ほどお伝えした通りで、シンプルです。厳密には出現率は以下の通りで少しバンカーが有利な分、バンカーが勝ったときだけ手数料5%がひかれます。
バカラの基本的な確率と賭けの詳細
バンカーの勝率: 約45.85%
プレイヤーの勝率: 約44.62%
引き分け(タイ)の確率: 約9.53%
この5%の積み重ねがカジノの膨大な売り上げを生み出すようになっています。1回のベットをすると確率的に2.2%(正しい数字は定かではないがたしかそのぐらい)ずつ確率的手数料を払い負けていく世界です。だから、長くやればみんな負けます。井川さんが弱くて負けたわけではなく、張り続けたから確率的な負けが積み重なって大金を負けたということです。23億負けたということですから、合計1000億ぐらい張ったと言事でしょう。
何をもって判断してベットするのか?
ここまで長々とバカラの話をしましたが、バカラ賭博を勧めているわけではありません。(笑) もうしばらくお付き合いください。バカラはタイを除くとほぼ1/2の確率でバンカーかプレーヤーが来ます。だいたいの方はそのどちらかにベットするのですが、何をもって判断するんでしょうか?それがバカラ罫線です。
バカラ罫線
バカラ罫線とは、下図にあるような赤と青で勝ち負けを記録したもので 赤=バンカー 青=プレーヤー です。この罫線をみながらその人なりの法則性を導き出してどちらにベットするかを決めます。赤丸が続いて書ききれず右に折れているいるところを見て下さい。これは「バンヅラ(バンカーのツラ)」といって、バンカーが続いている状態です。大半の人は流れに任せて「鉄板バンカーや!」などとか言いながら張るわけです。でも鉄板なんてありません😅 ベットする人の気持ちの問題です。そして、カードを絞っても結果は変わりません。儀式みたいなもんです。
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どこまで行っても確率はほぼ1/2なのがバカラです。結局は控除率が集約して負けます。しかし、この罫線に人は踊らされ、大金をつぎ込みます。
バカラ罫線の中でも協力な磁場をもつ「人間罫線」
バカラを経験した方は皆さんわかると思いますが、バカラ罫線にはいろいろあります。単純にプレーヤーとバンカーの勝敗を付ける罫線のほか、マカオ罫線、中国罫線と言われるものが有ったりします。その中でも、機械的な罫線よりも当る確率の高い指標が「人間罫線」です。人間罫線は言葉通り人が罫線になる。つまりはツイてる人はツキ続ける。ツイてない人はとことん負け続ける。それを参考としてベットする作戦です。
「負け続けるついてない人」を業界用語で「インケツ」と言ったりします。インケツの反対にはると、ツイてない人でも勝てる。ツイてない人とツイてない人が対峙したらついてない最強の人がわかるんです。インケツの反目を張ったら自分が負けて「ああ、自分がインケツだったか」なんて悟ることがよくあります。※今回の岐阜暴威さんとトレーダーまお(仮称)さんとの一騎打ちはこれに似ています。
日本は協調性の国なので、日本のアミューズメントカジノなどでは、みんなで同じ方にベットしよう! という暗黙のルールがあるのでインケツの反対にあからさまに張ることはしづらいですが、海外はお構いなしです。なので私も先ほどのVIPでは調子の悪い大富豪反対を張って、”人間罫線”で50万円相当勝ちました。大富豪は私が見てる限りでも1億円相当は負けていました。
30連敗で出入り禁止になった究極のインケツ
ほかに、こんな逸話があります。アミューズメントカジノの知り合いがいまして、その方はもともと裏カジノのディーラーだったそうです。
彼が従事していたころはITバブル真っただ中の時期だったので皆さん羽振りもよく、1つのテーブルで1か月1億以上売り上げることもあったそうです。ディーラーがお客さんからもらうチップがポケットからあふれるぐらい(本当はもらっちゃいけない)羽振りのいい時期だったそうです。
そんなある日に1シュート(トランプ4デッキ:30ゲームぐらい?)ですべて負けたお客さんがいたそうです。ものすごい確率ですがイカサマをしたわけでもなく、たまたま天文学的な負け方をしました。
皆さん、想像したらわかると思いますが同じテーブルにいた人はとてつもない大金を手にして帰っていったそうです。これが「人間罫線」の威力です。人間罫線は特にインケツにつきやすいといわれます。なお、その全ゲーム負けた人は、その日で出禁になりました。負けまくって、出禁になるなんて泣きっ面にしょんべん?!でかわいそうですが、カジノ側からしたらたまったもんじゃなかったんでしょう。
直感、第6感をつかさどる右脳の働き
皆さんは、第6感を信じますか?
私は信じます。というよりも人間が本来備えている機能であるが、今はその機能が使われていないものだと信じています。なぜ機能が使われていないかというと、使う必要がないからです。
大地震の前に動物が異常を探知していつもと違行動をとるというのは、よく知られた話です。動物に本来備わっている「危機探知能力」が備わっているからだと思われています。
人間は狩猟から農耕へ発展した時に食べ物の不安がなくなり、脳のエネルギー消費への心配がいらなくなりました。これにより大脳が発達されたと言われていますが、その時に左脳が発達した代わりに使われなくなった機能が、生きるために食料を見つけなければならなかった狩猟時代に備わっていた動物的カンがです。しかし、なくなったわけではなく「つかっていない」という状態です。
どのようにその直感を使えるようになるのかというのについては七田式右脳教育に関する本で一度読んで欲しいですが、その一つはいつでも「平常心」でいる事です。俯瞰して物事をとらえ、固定観念をすて心を空っぽにすることが一つのヒントです。
たとえば麻雀でシャンポンに構える両面に構えるかなど迷う場面も第六感を働かせる必要があります。雀鬼流に通っていた鈴木プロは、当時2択で外すことはほぼなかったそうです。
危険牌を切らなければならないとき、直感的に「危ない」と思ったことあるでしょう。そんな時に第6感が働いていると私は信じています。
第6感は怒りや恐怖を感じたり平常心を失うと悪い方向に動くことがあります。怖くて通せない牌がある。怖い怖いと思っているうちに切ったら役満あがれてた!なんてこともあると思います。
行くと決めたら強気で! 私の尊敬する小島武夫先生の言葉です。
ギャンブルつながりだと競馬で根拠は全くないけど、「アーモンドアイが飛びそう」など思ったことありませんか? (2019年有馬記念!)これが第6感の力だと信じています。(オカルトですが真実!)
睡眠をしっかりとって頭をすっきりした状態にしておくことも大事です。私はねっからのギャンブラーですが、麻雀するときにつかれていると必ず負けるということに気づきました。睡眠をとってすっきりしていると比較的勝ちやすい、2択を間違いにくい。と経験から悟りました。
バカラでも麻雀でも、ツイてない人はヤケている(怒ってる)人、疲れてる人が多い。麻雀は判断が鈍るという科学的な根拠がありますが、バカラはいつでも1/2の確率なのに、こういう時は負けやすいんです。
第6感が逆方向に働いているのでは?と私は分析しています。何かしらの悪霊(悪魔?)に取りつかれて導かれて負ける方向に吸い込まれるように。。
確率が1/2のはずなのに、このような状態の人はズルズルと連敗街道まっしぐらになります。あたかも自分で破滅の道を選んでいるかごとくに。。さっきの30連敗の男のように。。
麻雀でもポーカーでもバカラでもこのヤケている人をカモにすることから勝利の道は始まります。
自分自身は必ず平常心を保ち続け、ヤケているインケツの運の状況を見通すことが大事です。感情を揺さぶられずに、運の流れを読み解くということを心がける必要があります。
将棋と麻雀とポーカーの話
みなさん、将棋の藤井竜王に勝てますか?
99%の人の回答が「勝てない」でしょう。
みなさん、麻雀の最高位戦のプロに勝てますか?
80%ぐらいの人の回答が「勝てない」でしょう。
みなさん、ポーカーのヨコサワに勝てますか?
60%ぐらいの人の回答が「勝てない」でしょう。
実際にはどちらも90%以上の人は勝てないと思います。麻雀とポーカーは運要素が入ることもあり、ときおり素人がプロに勝ってしまうこともあります。それがゆえに、皆さん自分の実力を勘違いしてしまいます。負けた時には「運が悪かったから負けたんだ」と自分を慰めているうちにカモにされて自分も知らないうちにずるずるとお金を失ってしまうものです。
株の世界でも同じで、「主婦でも稼げた」などという安易なうたい文句に載せられて、簡単に稼げると勘違いしますが、実際に対峙する相手は資金も莫大で分析も押し引きも熟知したプロたちです。金融の世界は世界中の頭のいい人が集まった中で一番頭のいい人が全てをかっさらっていく世界です。なのにあらかじめ答えのある学問で得られる学歴をかざして、「私は〇〇大で金融工学を学んだから私は間違えない!」などと勘違いするインフルエンサーが、相場で勝てないからインフルエンサーをしたり、情報を売ったりしているんです。日本人は肩書に弱いからすぐだまされますw
運の要素もある株の世界ではたまたま素人が勝ってしまうこともあります。「自分は才能がある。自分は天才だ」と勘違いしている幼稚なあなたからお金を巻き上げるのが相場の世界です。
ちなみに麻雀もポーカーも場代が発生するので、同じような実力の人がぶつかると双方負けます。同じような実力の人を避けて、カモをみつけて稼ぐのが標準的なプロの世界です。ガジりが一番儲かります。プロ中のプロは相手関係なく勝ちますがごく少数です。
株もカモを探して巻き上げる。それが標準的な専業トレーダーです。麻雀やポーカーと違うのは相手が見えないので勝ってる人たちが誰を相手に勝ってるかわからないことでしょうが、中身はカモが負けた分利益をとっているのが現実です。私もあなたもカモです。カモであることを自覚することから始まります。
ラスベガスをぶっ潰せ!・・・私たちが狙う「勝利」とは?
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世界最高峰の大学MITの学生が編み出したカジノ必勝法があります。ブラックジャックのカウンティングという有名な方法です。ブラックジャックは本来先にカードをひかないといけないプレーヤーが飛んでしまうと負けになります。そのためプレーヤー不利なゲームです。
しかし、ハイカード(10、J、Q、K、A)がデッキに多く残っていると、確率的にディーラーが飛ぶ確率が高くなり、プレーヤーが勝つ期待値が数%高くなります。その瞬間に通常の20倍以上のベットをすることで控除率(場代、コミッション、レーキ)を逆転して、確率的に勝つことができます。期待値が1を超えた場合には、ゲームが連続して続いていくものだとしたら張った額に対して期待値分だけ勝っていきます。
先ほどのバカラの話では、1回あたり2.2%ずつ確率的手数料を払って負けていくといいましたが、この確率が偏るときには、プレーヤーが勝つ確率が高くなるのです。その時にベット額を多く張ることで、張った額の数%を確率的に勝つことができるのです。
期待値1を超える投資対象を探す作業
ポーカープロもこの”期待値1を超える”ということを頭に入れて行動します。トーナメントとキャッシュゲームで戦略が異なるということはありますが、相手の手札を読み、自分の手札とどちらが強いか、次にどのようなカードが出れば強弱が変わるかを推測してベットアクションを取っていきます。相手の手札を読み切っても最後の1枚のカード(リバーカード)で2%の確
率をひかれて負けることもあります。
負けても一喜一憂せず確率的勝利をしたと考えるべきです。期待値1を超えるアクションをしていれば長くすると勝てるようになります。※もちろん場代(レーキ)分以上に勝たなければなりません。
低い確率をひいてたまたま勝った場合は喜んではいけません。勝っても反省し、手札の読み(カードリーディング)や状況判断を改めていかなければなりません。
相場の世界も同じです。期待値1を超える戦略を取り続けていれば自ずと勝ちが見えてきます。個人投資家で多くの資産を動かしているテスタさんやcisさんでも毎日勝っているわけではありませんし、時には1億円以上の損を出したとTwitterで発言されることもあります。常勝トレーダーなんて存在しません。常勝トレーダーと名乗る人は中二病であり、それを信じる人はそれ以下の知能だといえるでしょう。
たまたま持っていた株が5倍になったなんていう間違った成功体験がついて、期待値の低い投資を続けてしまう人は養分です。成功体験が脳内麻薬を引き出し、インフルエンサーに煽られてカンタンに飛びついて泣きを見続ることでしょう。勝つということは地道な作業です。
造船太郎さんがMegaBigで大金を手にしました。今回のMegaBigは、台風で4試合中止になり、確率がいつもより81倍(勝ち・負け・引き分けの3パターン×4試合 が自動的に”あたり”とされるため)も高く、キャリーオーバがたまっていたこともあいまって期待値1を超えた確率的に負けない珍しい勝負でした。投資戦略としては大正解でした!
私たちが目指すのは100%の勝ちではなく、期待値1を超える戦い、極端に言えば51%以上勝てる戦いを目指せばいいのです。株価が2倍になるのは相当の難易度です。株価が2倍になるぞと言われて信じるカモに1.1倍で買わせればいいんです。それを7回繰り返したら、約2倍になります。そしてたいていそんな株は99%2倍になりません。
平均的なトレーダー
平均的なトレーダーとはどういう人だと思いますか? 多くの回答は「プラスマイナスがゼロ」の人 というでしょう。私の回答はそうではありません。
まず、トレードをする時点である程度投資にあかるく、知識があります。少なくとも賢さは、投資をしない人を含めた全体の平均より上の人でしょう。
その中で平均的なトレーダーとは、群衆であり、凡人の集まりです。凡人の集まりは同じような思考をします。株価が下がってきたら怖くなり、上がってきたら意気揚々とします。そのような人の心理がチャートを作ります。
私が言う「平均的なトレーダー」は
まともな性格をしている。
自分は賢いと思っている。下手したら天才と思ってるかも。
資金は100万円程度。
自分で分析ができず、人の分析をうのみにする。
日経新聞を好んで読む。
インフルエンサーの動きを気にする。
時にチャートより自分が正しいと勘違いする。
こんな特徴があります。もっといろいろ特徴があると思いますが、皆さんで見つけてください。こういう人たちの心理がチャートを作ります。この人たちがみんな買ったら、相場は天井。みんなが売ったら相場は大底になります。私もこの平均的なトレーダーの一人ですし、おそらく読んで頂いている皆さんも残念ながらこの平均的なトレーダーの一人です。
また、平均的なトレーダーは下記の比喩の中の拡大を続けて最後にバンドワゴンに飛び乗る群衆です。最後に飛び乗る群衆が一番多くいて、一番大きな損害を受けます。
バンドワゴン効果マーケットの仕組みを垣間見る デイトレード(マーケットで勝ち続けるための発想術)より
バンドワゴン(楽隊車) が賑やかに進んで行く様子を思い浮かべ てほしい。 耳に心地よい音楽がバンドワゴンのスピーカーから流れ てきてはいるが、バンドワゴンの後ろについて思う存分楽しんで盛り上がっているのはごく少数の人々である。 音楽は大きな音で鮮明 に鳴り響き、沿道にいる傍観者たちを次第に引きつけて行く。 こう した傍観者たちは甘い音楽に抗することができず、盛り上がってい るように見えるパーティーに飛びこんで行く。
傍観者たちが次々とバンドワゴンの後ろに参加していくなかで、 当初パーティーの始まりを楽しんでいた人々は離れて行く。 後からパーティーに参加してくる人々が増えてくるに従って、 バンドワゴ ンは同じペースで前に進むことが困難になってくる。 バンドワゴン の進行速度は徐々に遅くなり、 陽気な騒ぎを見物していた傍観者の さらなる参加を可能にする。 群衆はさらに大きくなる。 酔っ払った 群衆に囲まれてバンドワゴンが前に進めなくなるまで群衆は拡大を続ける。やがてバンドワゴンは完全に停止する。 バンドワゴンが全 く動かなくなると、さらに群衆が膨らんでいく。 それも当然である。 この時点でパーティーに参加することは極めて容易である。 パーテ ィーに加わろうとする人々はもはやバンドワゴンに飛び乗る必要も なく、何の苦労も要しない。
しかし、バンドワゴンの本分は前に進むことである。 停止しているバンドワゴンは不自然なものであり、したがって、その状態は長 続きするものではない。バンドワゴンは前に進もうとするが、進むことができない。バンドワゴンの後ろに群がる群衆の数があまりにも多すぎる。バンドワゴンは何とかこの重荷を振り払わなければならない。そう、バンドワゴンはバックし、 数人をなぎ倒すのである。 音楽が鳴り止む群衆の中に困惑した顔が見える。 何が起こってい るのかがわからぬうちに、再びバンドワゴンは先ほどよりも乱暴にバックする。さらに多くの人々が放り出される。 そして、 現実が目の当たりになる。
突如として饗宴は悪夢に変わり、パニックが生じる。 ある者はバ ンドワゴンから飛び降りて死んでしまう。 さらにバンドワゴンがバ ックすると、酔っ払って足許のおぼつかない人々が地面に投げつけ られる。この時点で、わずかな、熱狂的なバンドワゴンのファンの みがつかまっている。彼らの命は非常に細い糸にかかっている。完全に自由になることができないまま、バンドワゴンはアクセルを全開にする。この最後のバックはあまりにも荒々しく、最後までバン ドワゴンにしがみついていた人々は振り落とされ、地面に叩きつけ られ重症を負ってしまう。
この時点で、新たな傍観者の一群がどこからともなく現れる。 彼 らは酔っ払っておらず、平静である。 彼らの一挙手一投足は、今しがたの惨劇に関わっていなかったためか、力強く、はっきりとした ものである。彼らは誰なのか。 その新しく見える一群は決して新し い顔ぶれなのではなかった。 その一群はパーティーが荒れ狂う前に 静かにその場を離れていった人々だったのである。倒れている傍観者たちは、さらに衝撃的な事実を知る。 彼らはパーティーの最初の 頃に参加していただけではなく、パーティーを始めた人々であったのである。 「何ということだ」と誰かが叫ぶ。 振り落とされ、自由に動くこともままならない人々は、ゲームの達人が再び仕事にとりかかるのをただただ眺めるばかりである。
これらのプロの一群はバンドワゴンに向かって駆け出していく。
一瞬のうちに彼らはバンドワゴンに飛び乗る。 あまりにも簡単なこ とである。 群衆を振り払ったバンドワゴンは、自由に優雅に心地よ く前進することができる。 その速度は徐々に加速し、すぐにスムーズなペースを取り戻すのである。 誰にも邪魔されずに数マイルを走ると、これらの達人の中の誰かがスイッチを入れる。 すると、 再び 楽しげな音楽が大音量で流れ出すのである。 誰かが「さあ、 やるぞ。また奴らがやって来るぞ。 もう1回やってやろう」 と叫ぶ。 間もな く、先ほどの惨劇の被害者たちが再び興味を持ち始める。 音楽は墓 場へと彼らを招いているようでもある。 そして、終わりのない循環が再び始まるのである。
POINT
この寓話のアナロジーをすべて理解することができれば、本書の値段の 数倍は価値がある。そのメッセージを聞き、そのメタファーに隠された真 の知恵を理解できたならば、より深い洞察を得て、 達人の域に近づくこと ができる。一言一句を読みくだくことによって、マーケットの機能に関す る深い洞察、 そして、いかにウォール街の賢人たちが利益を操作している かが理解できるだろう。 先に述べたように、 本書の目的は大集団の中の初 心者を少数の成功者へと変身させることである。 その変身を遂げることが できなければ、持てる者たちに弄ばれる玩具となるだけである。 そして、 ゲームを続ける意欲を失い、 持てる者たちに奉仕できなくなれば、 彼らに より破産させられ、排除され、失意に打ちのめされるのである。 そんなこ とを我が身の上に生じさせてはならない。 トレーディングというゲームに 関する真理は今しがた説明したバンドワゴン理論に含まれている。もう1回、 読んでみてほしい。読者の将来がそこにかかっているかもしれない。
凡人による凡人のための投資戦略
投資家心理
先ほどの「平均的なトレーダー」の話の延長になりますが、投資家心理というのは単純でありながら深くて深いものです。簡単に文字にすると「みんなが買えば天井」であり、「みんなが売れば大底」です。今回8月の暴落は完全にみんなが大悲観状態になって底値を打ちました。
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しかし、頭ではわかっていても大底で買い込んで大儲けする人はほとんどいません。逆は簡単です(笑) 私も大底で投げる人です。人間ですから。ここにヒントがあることはみんなわかるでしょう。
かといって天邪鬼になって、売りたいから買おう、買いたいから売ろうなどとしても、逆の逆を行って結局負けるのが大半の投資家です。
じゃあ、「自分の能力が低いから上手な人をまねよう。」というのも安易な考えです。めちゃくちゃうまいけれども、影響力が全然ない。なんて人はいないんです!影響力があるとみんなが真似をする。みんなが真似をして買うと天井です。
あるインフルエンサーさんみたいにフォロワーが増えると、いくら実力があっても、同調して儲けようとするひとがついていって「みんな買った」状態になるからそこから値が上がりにくいでしょう。上がったとしてもみんなが売らないと利益が出ませんよね。みんなが売ると、、それはもう悲惨になるのはわかりますよね。
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凡人に許された唯一の道
つまり、私を含めた平均的なトレーダーは、どうすれば勝てるのか?
私が見つけたのは「平均的なトレーダー」を見つけ、逆張りをするという戦略です。※まだ検証中ですが、いったん私がしている検証の意味を知っていただくためにnoteを書いています。
平均的トレーダーはバンドワゴンに最後に飛び乗って大けがをする多くの群衆のうちの一人です。
この精度を上げるために、以下のスクリーニングをします。
①「平均的なトレーダー」が自身満々である。
=>ほかの凡人も同じく自信満々に同じ方向を見ているだろう。
ということは反対に動きやすい。
②自分も同じ考えをしている。
=>凡人と凡人の意見が合ったのでやはり反対に動きやすい。
③みつけた平均的なトレーダーがいわゆる「インケツ」の状態か?
=>直近で外れ続けていたり、イライラしている状態である。
これらがそろうと、理論的にも、オカルト的にも鉄板が生まれやすい! わけです。
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カラオケの18番は「夢芝居」
確率のお話
私たちが求めてしまうのは、100%の逆指標ですが、欲張ってはいけません。51%でも寄れば勝てます。私の印象場ですが逆指標はここまで絞り込めれば、確率が70%は超えてくると思います。時に100%に近い場合もあります。
トレーダーまお(仮称)さんとの出会い
さて、やっと本題に入らせて頂きます。近々私がTwitter(X)で注目されているのは皆さんも大好きなトレーダーまお(仮称)先生の分析をしたおかげです。
昔、投資家n.n.(仮称)さんという方がいらっしゃいました。トレーダーまお(仮称)さん同様に銘柄をつぶやくと暴落するという天才的トレーダーでした。その当時はそれほど株式投資をしていなかったのですが私の知人は投資家n.n.(仮称)さんのおかげで結構稼ぎました。これがまさに人間罫線投資法でした。
私はその方と同じような香りを発するトレーダーまお(仮称)さんを見つけました。もしかしたらこの方が新しい人間罫線になるのではないか!?と疑問を持ったところから始まりました。
トレーダーまお(仮称)さんの特徴
まともな方
自信過剰で自分が賢いと思っている。
資金があまり多くなく、一般的なトレーダーの資金
オリジナルの分析はなく、初歩的な分析(移動平均・一目均衡表)
このことから、「平均的なトレーダー」に合致するのではないか?と考えました。しかし平均的なトレーダーであることがわかっても、リアルタイムに心の内を発信してもらえないと使えません。
まお(仮称)さんは、さらに以下の特徴がありました。
自分のトレードを公表してくれる。
ー> 平均的トレーダーの思想がわかる。儲かってるアピールをするが、真偽不明。
ー> 明らかに1流のトレーダーでないことがわかる。情報商材で生計を立ててる。
ー> 情報商材で生計を立てれるので負けても継続的に投稿できる。抽象的な表現や聞き手に意味をゆだねる「比喩」が多く存在する。
ー> 「こだわり」が薄く、ごまかして生きてきたように見られる。
これは投資家n.n.さん(仮称)との共通点でもあり、もし検証が成功すれば、数か月は使えるであろう!ということから検証を始めました。
2週間ほどの検証については後述しますが、結論から言うと「平均的トレーダー」という抽象的な群衆心理を解像度高く現わしてくれていました。
天才トレーダー「翻訳機」
まずは、トレーダーまお(仮称)さんのつぶやきを時系列で追い、対象となるチャートをみました。まおさんがよくトレードする銘柄は「日経ダブルインバース」です。
日経ダブルインバース(まおさんがインバと呼んでます。)は、日本の株式市場に連動する投資信託の一つで、日経平均株価の2倍の逆の動きをすることを目指した金融商品です。具体的には、日経平均株価が上昇すると、その逆に値下がりし、日経平均が下落するとその逆に値上がりします。
私が示しているチャートは「日経平均株価」です。インバを買うということはこのチャートが下がる方にベットしています。
8月19日の発言
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左の線が①で⑦まで7つの線と発言です。
①インバ全利確 9:01
ー> エントリーポイント不明ですが、利確成功
②インバスキャ終了 10:10
ー> ①以降は日経平均が上がってるので、インバは下がっているはずですが、細かくとったのか?! 本当に?!
③またスキャでゲット 11:14
ー> ②で終わってるはずなのに、わざわざエントリー宣言もなく、利確報告。
④今日も売りしかしてません。 12:26
ー> ③で利確しているはずなのにチャートが下がってきたら後付けで「売ってました」報告。おそらくここで反発すると思っての投稿。
⑤もっと引っ張ればよかったな。さらに日経先物下げ。 12:37
⑥乗り遅れてもーた。。 めっちゃ下げてきたやん。 12:44
ー>④で反発すると思って利益報告したのにもっと下がってしまった後悔。
⑦安定の無傷回避、どころか売りで利益。 12:59
ー> さらに下がったので、実は売りをしていたことにして、(おそらく)「これ以上下がらないだろう」という心境で利益が出ていることを報告。
②ですでにスキャ終えたにもかかわらず、③④⑦で架空?の利益報告があり、⑦のあとにさらに下げて終えました。
これを見て、私の中でまおさんは専業の本物のプロではなく、「平均的なトレーダー」である可能性が高いと感じ継続して追うことにしました。
8月20日の発言 呪印と覚醒
22:30 37450円付近 今週くれぐれも気をつけてくださいね。TLは2番底とかいうワードが沢山使われてますが、テクニカルに精通してる人はそんな曖昧な言葉は使いません。それに2番底なんてレベルで済まない可能性も大いにあります.。
ー> 曖昧という言葉を使わない割には、「可能性」というあいまいな言葉を使っている。
昔心理学の先生が「女子高生との援助交際なんてしている男は信じられない!」という男はみんな援助交際をしている。 という話を思い出しました。つまり自分の隠したい、弱い部分をあえて出すことで、自分の正当性をアピールしている可能性があるわけです。
Qこっから日経平均40000とかにあがってくことはないですか?
-> A可能性がないとはいえませんが。低いと思います。
Qダウの高値はどれくらいを予想してますか?
-> Aたとえ高値を超えたとしても上値余地はそんなない。
Q前回の暴落は序章でしょうね。
-> A半々くらいの可能性で現実になるかも。
よく見てください。どれも自信があれば「はい」か「いいえ」でこたえられる質問です。しかし、2番底よりももっとあいまいな言葉がちりばめられています。これはどちらに転んでもいいように「保険」をかけている不安な状態であることがわかります。
つまり、まだ方向性が決まっていない! か、ただずるいかということであるから、逆指標はまだ機能しないときだとの判断し、午後も検証を続けました。
エントリー 13:31
暴落こい 13:46
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仮説通り、平均的トレーダーが自信がない状態の時にはエントリーのタイミング以降まおさんの張った方向にチャートが動いていました。
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トレーダーまおさん、ほぼ建値で推移後少し下落して引け。
「これまんま持ち越してみた。一応最後までものすごい勢いで下げてプラスではある。。」
とのツイートで利確せずに持ち越しされています。 判断通り、逆指標は機能しませんでした。これは、どちらにも動くだけで、たまたま思った方向に行っただけだということです。
含み損は覚悟の上。日経先物は上げてもあと700円くらいでしょ。
上記は38100円ほどの時に発言された内容です。ただ、700円という数字が出てきたタイミングで先ほどの「可能性」発言よりは少し自信が見え隠れするように見えます。 ということで、逆指標として機能するのであれば38800円は超えるであろう。 という結論にいったんなります。
余談:インバPTSでの利確
インバさらに利確。あとはどっちに動いてもいいや。アメリカ時間どうなるか。21:33
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この時、インバ利確されましたが、ロットは21:31の5000株か100株か50株。5000株としても、4分間約定がない薄さからしてもうっすい板でそんなすぐ利確できるの? なんて疑問に思いましたが、、、マックスでも20000円の利益しかないということはわかりました。しかし、これが原因で根病はブロックされることになりました。こだわりがあだとなりました。
平均的トレーダーの覚醒
あとから見返してみると、この長文が一つの転換点でした。いわゆる「お気持ち表明」つまり確定演出です。振り返ってみると、ここから強気発言がはじまりました。この時が完全に覚醒したタイミングだったといってよいでしょう。
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さらにアメリカ時間の際にはまおさんが饒舌になっていました。チャートの青線付近での出来事です。私が見ても、「ああ、これはダメだ、日経平均ズルズル落ちてしまうだろうなぁ」と思ってましたので、平均的トレーダーのスクリーニング②が一致しました。
①「平均的なトレーダー」が自身満々である。=>ほかの平均的なトレーダーも同じく自信満々に同じ方向を見ているだろう。ということは反対に動きやすい。
②自分も同じ考えをしている。=>平均的なトレーダー(私)と平均的なトレーダー(対象物)の意見が合ったのでやはり反対に動きやすい。
③みつけた平均的なトレーダーがいわゆる「インケツ」の状態か?=>第6感が逆に働いている。直近で外れ続けていたり、イライラしている状態である。
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①最後の風前の灯のような上げ。
②①のリツイートで「やはり。アメリカ下げてきましたね。」
③地合いを制するものは相場を制す、です、本当に。負ける気がしない。
伝説の呪印発言
そしてここで、あの伝説となった呪印発言が私が追い始めてから初めて出ます。
23:57 ナスダックは明確に呪印がついた。いくらリバっても結局は下がるはず
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そして、先ほどのお気持ち表明のリツイート、さらに①のリツイート ②のリツイート、③のリツイート。 平均的トレーダーが覚醒する確定演出のフルコンポ。ここで完全に自信満々モードに転換しました。
先ほども触れたQ&Aの時のような弱弱しさはありません。つまり平均的なトレーダーが強気になった瞬間です。
なお、もう一度このチャートを見て頂けるとわかるように、強気発言からほぼ下値を割れることなく日経平均は上昇しました。
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8月21日の発言
この日は発言はあまりなく、日経平均が下がるたびに328円でエントリーしたインバの画像(ロット数不明)をリツイートしていました。前日にPTSで何度か利確したものです。上記「余談:インバPTSでの利確」参照

21日においても、まおさんの売りへの強気発言は変わりませんでした。みなさんも頭で想像ができると思いますので、引用は割愛させていただきます。このころからまずはお試しにロングを打つようになりました。ロット数もロスカットラインも様子見程度です。
根病のトレード検証開始

公表するほどのロットではないのですが、後出しじゃんけんと思われるのもアレだったので、とりあえず強気のまおさんの逆張りということで日経ロングしました。が、かなりタイトなロスカットを引いていたのですぐに決済されました。 逆指標もダマシで逆に動いてから反発するんでしょう。

再度エントリーしました。
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利確してやっぱりこれはいける! と、浮足立ってしまった瞬間です。
8月22日の発言 驚天動地の上振れ発言
22日は衝撃的な発言から始まりました。
「日経平均が上振れるとしたら今日明日のはず売りは慎重に見ていく必要あり」
昨日まで売り一貫を貫いていたまおさんが何の前触れもなくいきなり方向転換をしました。これは逆張りで考えると強烈な転換か?と慌ててショートします。
直観力や第6感を大事にするのであれば落ち着いて状況を理解しなければならないところ、焦って「まおさんがロング転換」だと思い、ショートを入れてしまうという大失態を犯します。

そして、その後
上振れたとしても高値は絶対抜けないはずで、引き続き売り目線です。
え?! 売り目線?!
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そして、私の迷走は続きます。
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今考えると、「平常心」を保てなかった私の敗北です。しかしこの失敗があったからこそ検証の精度が上がることになりました。
インバエンテリュー
前乙。インバ、エンテュリーしてます。 後場どうなるか。
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エンテリューという言葉から心理状態をさぐりました。私が逆の立場だったらどういう心境でちょっとおふざけでモジるでしょうか?ピンチでヤバい!と思ったときに出る発言ではありません。どちらかというと鼻歌を歌いながら出る言葉で、深夜の麻雀でテンションが上がったときに出るような感覚です。やはり自分の予想に強気な状態が継続ということが見て取れます。 インバもあげあげ。そりゃそうなるでしょう。
調子に乗ったことを反省した私へ神様からのプレゼントと、平常心を取り戻したこんぺい
反省をした私はいったん敗北を認めて、次の入金を覚悟していました。しかし、神風が吹き何とか微益撤退で逃げることができたのです。神様は私の検証に御心を示されたようです。
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含み損が解消されたことで、平常心を取り戻すことができた私は、冷静さを取り戻し、再度発言を分析をすることにしました。逆指標は正しく動いている。ただ私のとらえ方が間違っている。ということで心を空っぽにすることができました。(やはり含み損は右脳の働きを殺してしまう恐ろしい怪物だ!!)
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この時に、腹は決まりました。37660円まで耐えうるロットを継続して買っていくことに決めました。来週に日経平均が上離れするという事実はほぼ確定であるという自信のもとに、ドルコスト平均法で22日、23日で合計60ロット買えるように6時間ずつ買い足すことにしました。
※その結果実はちょっと高値でつかんでしまいましたが。
8月23日の発言 空売り天国だぞごらあああ!!
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これは、完全に平均的トレーダーである売り手が超強気になった瞬間でした。このころから少しずつ「人間罫線」的なオカルト要素もあいまって精度が神がかってきました。
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なお、本日のチャート(8月31日現在)でみても、少し割れることがあっても、ほぼこの発言が底値でした。
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8月26日の発言 呪印ふたたび
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株式投資でやっちゃいけないことの一つに「お祈り」があります。皆さんもしたことがありますし、私もあります。『お願いだからこれ以上下げないで!』のあの気持ちです。じわじわと真綿で首を絞められるようなあの感覚。もしかしたら呪印には実はまおさんの「願望・祈り」が含まれているのではないか? と感じました。
8月27日の発言 呪印抵抗線
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誰に対して発言をしているかわかりませんが、「呪印」という言葉が連発されるようになりました。
図の4つの線がまおさんが「呪印」発言をした時間です。発言の意図は「日経平均に呪印がついているから、下がるのは確定している」という意味です。しかし、その言葉とは裏腹に発言した価格が下値抵抗線として機能してきたのです。
このころから、内容は割愛しますが、長文での「お気持ち表明」が増えました。これは完全に「ヤケ」た状態であると確信しました。なお、私はその後ブロックされています。しかし私のような広告塔をブロックするなんて、、それも含めてヤケています。
余談:トレーダーまおさんにブロックされた経緯。
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リアルタイムの無敗インバースエントリーで検証しろとの指摘。チャートは5分足を指定
要望通り追う。値幅とロットも知りうる限り検証 ブロックされる
ブロック後にお気持ち表明
その後日経平均反落(赤丸)でドヤるも、急反発
8月28日、29日の発言 は面白くないので、割愛
8月30日 完成された「人間罫線」!?
まおさんが罫線だと仮定するとあと1日で上抜けするはず?! という予測を立てていました。なかば検証が失敗に終わると思っていましたが。。。
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まおさんの発言をまとめると、こんな感じ。一貫して売り推奨。
そして、その時は突然に来ました。
やっぱ強烈やね、あのポイントは。がっちり弾き返している。
あのポイントとは、38600円付近の抵抗線。12時前に跳ね返して戻ってきているのがわかります。
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人間罫線と自信を持った平均的トレーダーという要素が合致した瞬間強烈な磁場を生み、雄たけびを上げながらチャートは噴き出していきました。
さらに
めっちゃ強気で買われているけどこのパターンで大幅上昇はないと思うけどな。
大幅上昇はない!といったのがまおさんが強烈なポイントと言っていた38600円付近での抵抗(もみ合い)を確認した上での発言でした。そのとき私も「ああ、やっぱり反発か。ここを抜けるのはしんどいんかなぁ」と思っていました。てことは。。。。平均的トレーダースクリーニングの①②③が完全に合致した状態です。
①「平均的なトレーダー」が自身満々である。=>ほかの凡人も同じく自信満々に同じ方向を見ているだろう。ということは反対に動きやすい。
②自分も同じ考えをしている。=>凡人と凡人の意見が合ったのでやはり反対に動きやすい。
③みつけた平均的なトレーダーがいわゆる「インケツ」の状態か?=>直近で外れ続けていたり、イライラしている状態である。
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最終的にはその発言から下回ることなく土曜日を迎えました。
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悔い改めた私のポジションは無事青くなり、2000円のノートの代金は回収できそうです。
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来週の展開に関するヒント
語弊があるといけないので言っとくと、大幅上昇とは2000円も3000円も上げていくような上昇のことね。多分そのパターンではない。ゆえにあとは反落ポイント探しになる。
あとの解釈は皆さんのご想像、第6感、人間罫線の読み方にお任せします。たまたま今の状態はまおさんがまさしく「ゾーン」に入っている状態。これが続くかどうかはわかりません。しかし、判断材料はよくわかったと思います。
明日は我が身です。あなたも私もこのような「ゾーン」に入ってしまうことが経験があるでしょう。株を買う瞬間に「後ろで誰かが見ていて、私が勝った瞬間に売るやつがいる。」なんて思ったことがあるでしょう。まおさんがいまそういう状態であるように、私たちにもそうなるときがあります。なぜなら私たちはみな「平均的トレーダー」だからです。
まおさんの来週の発言が変わる可能性もありますし、人間罫線状態を抜け出すかもしれません。
その時は、新しい人間罫線をみんなで探しましょう(*'ω'*)
第一部 おわり。 第二部は皆さんとともに。