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あけまして、巳

あけましておめでとうございます。

早いもので新年が始まり、もう5日も経つ。
すなわち1年の1/73が過ぎたこととなる。さて、残りの72/73でナニ(72)をやり遂げていこうか…

こんな小さなダジャレでも、思い付くと心が一瞬きらめき、思わず顔がほころんでしまう自分の性は案外嫌いじゃない。

「思い付き・動き・気付き/きらめき」

社会人になり、「思い付き・動き・気付き/きらめき」の流れを無意識の内に自制し、感覚を忘れかけてしまっていた。

面白そう!という思い付きだけで派手に自由に動けない。それが社会・組織の歯車の一部である証でもあるのだろう。そう思っていた。
だが、身近なこの流れの天才を見ていると、そうでもないらしい。突飛な行動に驚かされ心配にもなるが、正直、羨ましい。

社会人1年目の新人よ、
以前にひとりの人間よ、
きらめき、足りてる?

… 「      !!」

⚙️からの脱出

ここで深くは振り返らないが、2024年は固く柔軟性に欠けた1年であった。社会の歯車という役に一人前に「成り切ろう」という思いが強く、全くの新しい環境ゆえの身の強張りもあったからだろう。
仕事では手順書やルールを徹底的に調べ、失礼のないよう振る舞った。その固さを実直、真面目と評価して貰えることもあった。ただ、不器用な私は、組織の歯車になることにしか意識を向けられていなかったのである。

歯車という単語はよく例えに用いられるが、どうして凡庸な冷たい金属のようになる必要がある?誰がそういった人に心惹かれる?

歯車の役割は、「回転運動を伝えることで、動力を伝達したり、回転速度や回転方向、軸方向を変えたりすること」である。
つまり、この役目を果たせば良いのだから、はめ込まれた状態にある必要は全くない。

差し油と長きにわたる稼働によって傷付きドロドロに薄汚れてしまう前に、それが普通と感じてしまう前に、早く脱さねば。

蛇のように

蛇は、固い表皮のままでは成長できないらしい。
だから脱皮するそうだ。

固い皮をまとった蛇は、まるで今の私ではないか。

一皮脱ぐことで、大きく成長し、柔軟さを取り戻したい。そして、その大きさを以てより小さな労力で周りの歯車を円滑に回し、自由にのびのびと過ごしていきたい。

しなやかに前進し、成長する年になりますように。

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