平凡にイキル
たまたま、イキられない日があった
そんな日は続いた
体は回復を求め 心はそれを拒んだ
どれだけの栄養も心が拒めばそれは何にもならない
しいて言うなら全て塵になるそれだけだった
前を向きたかった こんな自分が嫌だった
何にもない自分に嫌気がさした 努力した
それすらも平凡以下 非凡になりたいと望んだのではい
私はただ平凡だと言われたかった
何も見たくなかった 何も感じたくなかった
己を理解してもどこにも逃がせない感情
美しくない感情
どこまでだって自分を…
泣けなくなったいつものことだと考えた
ただ虚しさで心が埋まる
自分をあぶくにしてみたかった うまくいかなかった
泣いてみようとする日はいつもより 空しかった日だ
イキルことは価値がある
そんなことには気づいてる 当たり前じゃないか
空の美しさ海の青さ 好物の味 嫌いな香り
好きな人 苦手な人 つらい別れとときめく出会い
このすべてが「イキル」の先にあったものだった
きっとまだ数えきれない何かを拾って生きてきた
だが世の常、人は持つものよりないものを数える
あるものに当たり前を感じての、ただの慢心だろう
それでもイキルに迷いはあるかい?
数えきれないほどの輝きに目がくらんでも
それでもイキルには悩ましいことが多い
心も体もちぐはぐで
己が己を認められないことの苦しさ生きにくさ
生きていたくないと嘆けるだけ嘆きたいんだ
これだってイキルの先にしかないものだろう
どんな瞬間だって己を認められなくたっていいや
これもあれもそれも全部
イキルの先で見つけたものだから
平凡なんてこんなもの
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今宵もどうぞ初めまして「Hi_常識」と名乗るものです。
個は言葉がうまいわけではありません。紡ぐことが好きなのです。
けれどもうまくないそんな人間なりに、「平凡とは何か」そこに残るものがたとえ陳腐でも、一度でいい個の言葉で綴ってみたかった。
その安さも何か変化が現れるかと期待したものの、何の凹凸もなく本当に名の通りの人間性をただ晒しているだけにも見えましょう。
それが個の世界個の言葉なのです、個はこれでよいのです。
そう、個の世界はどこまでも限りが無く、思うがままに紡がれるのです。
個の言葉であなたに思考の機会をもたらしていたら、それもまた個の喜びです。
何処かでまた。
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