建築家という職業

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建築のインプットを進めていく中で頭がパンクしてしまいそうなので、脳内にあることをいったんここに吐き出してみようと思う。
建築家は新しい建築を生み出すために各々が独自の思考の形跡をたどっている。その敷地の歴史や周辺環境、クライアントの特徴などからそこにどんな空間が存在するべきか考える。
建築学科に進学して早二か月、今度は住宅設計課題が出された。どのようにスタディを進めればいいのか皆目見当も付かず、自分なりに「建築スタディ発想の方法」という本を図書館で借りて読んでみた。すべての建物には独自のコンセプトがありストーリー性を持っているが、建築家が自分の作る建築にストーリー性を与えることは独善的に思えて仕方がない。建築家は自分の考えた物語を周囲に押し付けて気持ち良くなっている大変自分勝手な存在ではないか。
かといって適当に建築を建てることがよいとも思えない。このジレンマに挟まれながらも自分なりに設計課題に立ち向かいたいと思う。

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