モラハラ夫と別れた後の後遺症
モラハラと別れて終わりじゃないですよ。
待ってるのは後遺症。
私は約1年かかりました。
ブログに記録としての残そうという元気が出るまでの1年。
その間には、元夫への憎しみや、楽しかった時間、期待、いろんな感情がうずまいて、自分の心の中の感情がぐちゃぐちゃになっていました。
いつこのぐるぐるの思考の中から抜け出せるのかと、もしかしたら一生抜け出せないんじゃないかという焦り、不安、恐怖、
かなりストレスフルな、終わりのないかもしれない日々を送っていました。
今思えばすべて脳の仕業。
脳はそうなる仕組みなだけ。
それはそれとして置いておこう。
脳ってそういうもんだから。
もちろんこんな私でも、離婚した瞬間はハッピー(というより解放)でした。
よく頑張ったね,私。
もう頑張らなくていいよ,私。
私は充分頑張った。
充分すぎるほど、これ以上やれることはないほど頑張った。
精神が限界だった。
髪の毛はたくさん抜けてた。
あまりにも不当な扱いを受けて、
都合のいいように使われて、
それでもなんでかわからないけど相手を好きで、だからこそ好意を利用されて。
相手を好きっていうのもそもそもただの脳の思い込みだよね。
それがわかった時には苦しくて、
洗脳されてたんだ、と気づいてから、
「私は大切にされてなかったんだ」という現実を見たときに、今さらながらショックを受けて。
今までは「私は大切にされている」と思い込みたかった。
思い込める要素はあったから。
優しい「言葉」をくれたりしたこともあったから。
…そう。「言葉」だけ。
言葉なんて、ローコスト。
今まで「言葉」を信じて,その言葉が翻され、その言葉を「言ったっけ?言ってない」と言う。
そんな信用できない人ってわかったなら、「行動だけ」を見ればいい。
私にどれだけの時間やお金,労力を注いでくれたのか。
いざというときには、私を守ってくれたのか。
時には自分を犠牲にしてでも。
…なかった。
たくさん思い出はあったと思うが、過去を思い返してみても、「彼自身のため」ではなく「私のため」に彼が行動してくれたことは、ひとつも思い出せない。
「行動しよう」としてくれたことは確かにあった。
でも、実行までは、されたことがなかった。
いやいやそんなはずはない、1個くらい、私を守ってくれたことがあったはずだ…
曲がりなりにも夫婦だったのだから。
…いや…出会いから別れまで写真と共に丁寧に振り返ってみても、何もない。
ただ、暮らしてただけ。
彼は、楽だから、彼のままでいるだけ。
私が、彼のすでにできあがっている生活に、プラスになれるように、一生懸命頑張ってただけ。
アンバランス。
歩み寄りがない。
私の一方通行。
彼は,私が寄ってくれるから、あぐらをかいていたのだろう。
それで「大切にしてくれたか」を私の主観で判断する。
もちろん、私も私で、大切にされたいなら、改善できる点はたくさんあった。
夫婦で100パー相手が悪いなんてない。
だからこそ!!
自分にも原因がある。
相手だけが悪いわけじゃない。
ズルズル関係を続けた。
精神が蝕まれていることを無視しながら。
そして結果捨てられることになる。
今はもう、私を大切にしない男なんていらない。
私を大切にしたいと思うならもう一回来てみたら?のスタンスでいられている。