【おすすめ小説紹介】立ちはだかる理不尽な試練！仲間の屍を乗り越えて生き残れ『ドアD』
平成一桁世代の小・中学生を虜にしたであろう山田悠介氏の短編ホラー小説です。特殊設定かつ少しマイナーではありますが、サクッと読めて、ゾクッとできる素晴らしい一作です👻
序文
見知らぬ部屋に閉じ込められた男女8人
出口と思われるドアは1つ
脱出には誰かを犠牲にしなければならない
あらすじ
突然、見知らぬ部屋に閉じ込められてしまった大学生の優奈。
周りには、同じテニスサークルの仲間が7人いる。
部屋には出口が1つ、反対側にはスイッチが1つ。
訳も分からず混乱している優奈達だったが、突如、部屋に大量の水が流れ込んできた！
部屋のスイッチを押すと、扉が開くが、手を離すと閉じてしまう。
溺死を免れるには、誰かがスイッチを押し続けなければならない。
人間の本性が剝き出しになる、戦慄ホラー小説！
読んでみて・・・
学生の頃、大好きだった山田悠介さんの小説の中でも、特に好きな短編となる『ドアD』。
突然ですが、わたくし90年代生まれでございます。
その年代の方であれば、小中学生の時、一度は山田悠介ブームが来るのではないでしょうか！！（偏見www）
有名な作品でいえば、映画化でも反響を呼んだ『リアル鬼ごっこ』・骨太な人間ドラマが魅力的な『スイッチを押すとき』・連作短編の『スピード』などがあります。
本作もそれに匹敵する素晴らしい作品の一つだと感じており、物語を追うごとに露わになっていく人間の本性に恐怖を感じる作品となっています。
ただ、内容のテンポもよく、様々な仕掛けが楽しめる作品となっていますので、「ちょっとホラーは苦手かも・・・。」という方も、是非、手に取ってもらいたいです📚
こんな方におすすめ
◯ホラー初心者の方
◯怖いのイケる学生の方
◯短編小説が好きな人
◯90年代生まれの人
◯一度でも中二病をこじらせた人ww
あとがき
こちらでは、ゴリラがおもしろいと思った本を紹介しております🦍
立ち読みもちろんOK！
気になった方は、スキ・保存をよろしくお願いします👍
プロフィールも覗いていってね📚
