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何事もバランスが大事だと思うんです!!②-②

昨日、今夜くらべてみましたという番組を
チラッと見たのですが、
出演者の中に食事を基本的に
バランスよく、計算した
サプリメントで補っていると
映画監督の方が仰っておりまして、
近い将来、そういう食事を選択していく人が
さらに増えていく世界が見えた今日この頃です。
確かに食事を毎回、毎回作るのって、
本当に大変だなと感じます。
その時間を他のことに回せたらと
そう考える時も無いわけではないです。
それでも、食べるという、命を頂く時間、
肉体があるから味わえること、
その時間は「生きる」ことに密接に繋がっていると
私は思うのです。
「生きることは食べること」
「食べることは生きること」
その時間を大切にしていきたいですね!


昨日は農薬についてでしたが、
今日は肥料についていきますー!
少し専門用語が出てくるので、
専門用語アレルギーの方にとって
読みにくい記事かもしれませんが、
想像力を膨らまして、
楽しんで読んでいきましょう!

▪️肥料

肥料が環境にもたらす影響は
第①章の方で、
化成肥料を軸に説明させて頂きましたが、
第②章では、
化成肥料だけではなく、
有機肥料も共に関係するお話です!

果たして、どのようなことが人体に影響を与えるのか、、、

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実は既に化成肥料が環境に与える
影響の説明の部分で触れているのです!

勘の良い方は既に「あれのこと?」
と心の中に思い浮かべているかも知れませんね!

その影響とは「硝酸態窒素」のことです!

「硝酸態窒素」の流れをおさらいしましょう!
野菜を大きく、色味などもきれいにし、
安定した収量を得るために、
生産者は肥料を与えますが、
その部分を強く意識し過ぎてしまうことによって、
野菜にとっての適量を超えて与えられてしまい、
野菜は過剰に「硝酸態窒素」を吸収します。

吸収した「硝酸態窒素」を光合成し分解して、
タンパク質であるアミノ酸に変え、
成長していきますが、
過剰に吸収をしてまうことにより、
分解しきれない「硝酸態窒素」が、
野菜の中に蓄積して残っていきます。

「硝酸態窒素」が過剰に蓄積している状態を説明しますと、
そうですね、仮に人間で例えた場合ですと、
肥満体の体をイメージされると良いかも知れません。
(あくまでもわかりやすくするための例ですからね!)

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ここの例では健康状態が良くないという意味で言いますが、
肥満体の体は一般的に健康だとは言い難く、
病気にもなりやすい状態ですね、
それがそっくりそのまま
植物である野菜にも当てはまるのです!

病気にならないようにするため、
(野菜の場合、虫が大量にやってきます)
人間の場合では薬に該当する、
農薬が多めに撒かれるという

負のスパイラルが起きしまうのです。。。

そして、「硝酸態窒素」
野菜の中で蓄積されてしまっているものを
私達が食べることによって、
私たちの体に取り込まれます。
体に取り込まれ、
体内の微生物との化学反応を起こし、
様々な病気を引き起こしていると言われております。

体内では微生物の還元によって、
亜硝酸態窒素へと変わります。
これが消化器管内でタンパク質の中の
アミンとアミドなどと反応して、
発がん性が示唆されている
ニトロソアミンを生み出している
可能性があると言われております。

また、亜硝酸態窒素が血液の中にある、
ヘモグロビン(酸素を運ぶ役割)と反応し、
酸素を運ぶ機能がない、
メトヘモグロビンに変化します。

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人間の体内では通常1%〜3%ほどの濃度ですが、
亜硝酸態窒素の影響により、
体内の濃度が増えてしまうと、
チアノーゼ症状(酸素欠乏症)の状態を引き起こし、
更に濃度が40%以上を超えると、
頭痛、めまい、呼吸困難、
意識障害などの症状を引き起こすようです!

これらの症状を総称して、
メトヘモグロビン血症と言います。

大人の場合はまだ、
胃液の酸性度が高い関係で、
還元が起こりにくいため、
危険性が高くはないですが、
乳幼児の場合は注意が必要です。

胃液の酸性度が低いため、
還元が起こりやすく、
ブルーベビー症候群と言われる
メトヘモグロビン血症を引き起こしやすいのです。

最悪の場合は死に至る可能性があるほどの症状です。

その他にも糖尿病を誘発させるなど、
多くの危険性が潜んでいるようです。

EUでは多くの事故が起きたことを受け、
「硝酸態窒素」に対して、
厳しい基準値を設けられているのです。

日本ではそのような基準値が
設けれられていないため、
農作物によって数値がバラバラで、
重要視されていないのが現状のようです。

どうして、
日本では農薬や肥料に関する問題に対して、
観点が世界の国と大きく異なるのでしょうか?

その理由は一つではなく、
色々な理由が絡み合っていて、
シンプルではないようです。

それでも今回を機に、
一つの点を知ることはできたと思いますので、
根気強く、楽しみながら、
一緒に多くの点を集めていきましょう!!笑

当たり前のことですが、
枝豆と落花生の発芽の仕方が全く違っていて、
落花生は殻の食べられる状態の時からでは
想像できないような発芽の仕方をしているなと
感じました!
成長を見ていくのは本当にワクワクします!

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(私の記事では、「知るって楽しい」を目的に内容を書いております。
エンターテインメント性を取り入れており、内容の立証性を高めることよりも、「知る」きっかけ作りを重点にしているため、読まれた方によっては異なる考えをお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、目的は立証ではないことを重々ご理解頂けますよう何卒宜しくお願い致します。)

知るって楽しい、この感覚をより多くの人に広めていきたいと思っています! 自分達の世界を作っていくにはより多くの人の力が必要だと感じています! 私の想いや魂に価値を感じて頂けましたら、それに見合うサポートを頂けたら大変嬉しいです! いつもありがとうございます!