今日すぐできる宅録ノイズ対策~ギター・ベース編~
宅録、してますか?
今やPCやタブレット端末と、オーディオインターフェースさえあれば、誰でも録音ができる時代になりました。一億総デジタル社会ってやつですね。
ギタリスト、ベーシストのみなさんには、「マルチエフェクターにオーディオインターフェース機能がついてて、マルチエフェクターとPCだけで録っちゃうよ~」なんてスマートな方も、もう珍しくない!?
ノイズが気になる!
汗水たらして、やっと録音した渾身のテイク。さて、ご拝聴…してみると、「ジィ~~~」、「ブゥーーーン」といったノイズで台無しになっていて意気消沈…なんてこと、あなただけじゃないです。よくあるお悩みNo.1(freq; tides調べ)。
ノイズの原因は非常に多岐にわたり、対策もケースバイケースです。つまり…残念ながら、色々な対策を試しまくる、ほかありません。
今日、いますぐできるノイズ対策
そこで本日は、いますぐ、お金をかけず(重要)に実行できる、ギター・ベース向けノイズ対策をご紹介します。
親の仇よりも憎きあのノイズ、一緒に打ち滅ぼしてやりましょう。
◎体の向きを変えてみよう!
「え…そんなこと…」と思った方もいるかもしれませんが、まず試すべきは絶対にコレ。
ギターやベースにとってのマイクであるピックアップは、家電などのまわりの電気機器から発せられる微弱な電気信号も拾ってしまいます。
つまり、ピックアップの先に冷蔵庫などの大きな家電がある場合、冷蔵庫から発せられる電気信号も拾ってしまっていたりするわけです。
以下、要注意リスト!
PC、ラップトップ(電源アダプター含む)
冷蔵庫
テレビ
モニター
電子レンジ
エアコン
扇風機
ヒーター
電気ポット
掃除機
とにかく電気で動くものは、すべて疑ってください。
PCで録音するのに、PCの方を向けないなんて、なんだか不便ですね…しかし、これも憎きノイズを倒すため…そのうち慣れますよ!
◎シールドを掃除!
「お高いシールドにしたらやっぱノイズ減ったわ~」という話も聞きますね。確かにシールドそのものの品質が原因なこともあります…
が、実はシールドの手入れに問題アリだっただけ、なんてこともあります。
お手持ちのシールドのプラグ部分、乾いた布でちょっと力を入れてゴシゴシしてみてください。それだけです。黒い布で拭くとよくわかりますが、意外と汚れていたりするんですよね…。
専用の洗浄剤なんてものもありますが、個人的にはシールドは乾拭きで充分です。
◎ジャックを掃除!
次に掃除すべきはギター、ベースのジャック。シールドを挿すところです。
こちらも専用の洗浄剤がありますが、爪楊枝などでカリカリするだけでも効果アリ。
まとめ
…これでノイズは減ったでしょうか?そんなあなたはラッキーです。
まだまだ気になるという方、ご安心ください。本日紹介した対策は、お手軽、かつ、必ず一度は試しておいていただきたいものでした。
ノイズとの戦いはまだ始まったばかり。先ほど言ったとおり、原因がたくさんなら、対処もたくさん。
ノイズ対策法、これからもどしどし追加していきます。
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