きっとまだ見たことないエフェクター:Lichtlaerm Audio
きっとまだあなたが見たことのない、ニッチでレア、珍しいエフェクターをご紹介。対バンの機材厨を黙らせるボードを組もうぜ!
今回はエフェクターブランドごとまるっと紹介。その名を、
"LICHTLAERM AUDIO"
どんなブランド?
ドイツはベルリンでハンドメイドで製作されているエフェクターブランド。
敢えてカタカナ表記するなら、「リヒトレルム・オーディオ」あたりでしょうか。Licht=光、Learm=ノイズなので、「光のノイズ」…ってコト?
なんて言ったってこのデザイン。刺さる人には刺さりすぎるだろ…
個性的すぎるデザインからも伝わってくるとおり、サウンドもドゥームな要素のあるメタル系、コア系をバリバリに意識したサウンドになっています。
が、日本のインディーシーン、特にオルタナ、シューゲイザー、ドリームポップ、ダウナー系、エモ、マスロックあたりにもドンズバなのでは???
イチオシの機種
"Untiefe"
一番気になっているのが"Untiefe"というリバーブ。最近定番になってきた感のある"Slö"("Slötva") / Walrus Audioに近いような、テクスチャーリバーブとか、モジュレーションリバーブって言うんでしょうか。こういうの。
海外のデモなのに、日本のライブハウスの香りがする…
Send/Return(センド・リターン)もついているので、ウェット(リバーブ音)にお手持ちのお好きなエフェクターをかけることもできてしまいます。夢が広がりまくり。
"Transcendence"
もう一つあるモジュレーションリバーブ"Transcendence"もグッドすぎる。内蔵の3つのモジュレーションをブレンドできるだけでなく、こいつもセンド・リターンを装備しているので、ウェット(リバーブ音)にさらに別のエフェクターをかけることも可能…
もう、リバーブにかけるエフェクトだけでエフェクターボードもう一枚作っちゃいますか???
"The King in Yellow"
こちらのブランドを立ち上げて最初に作ったモデルみたいです。一見して、あ~TS系オーバードライブね、はいはい。と思ったんですが…
「こいつにもセンド・リターンがついてる………だと………」
センド・リターン付きの歪み系ペダルなんて今までありました???(もしあったら教えてください)
公式サイトの説明では、
「センド・リターンにケンタウルス系(Klon Centaur系)を繋げば、TS系とケンタウルス系をミックスだってできる。どうなっちゃうか、聴いてみたいだろ??」(意訳)
とのことです。なんてエクスペリメンタル。無限の可能性。
ほかのラインナップは?
完全にすっ飛ばしましたが、もちろんディストーション、ファズなんかも非常にドゥームでヘヴィでグッドです。
2024年11月現在のラインナップを見ると、一通りのエフェクトは揃えているみたいです。Lichtlaermボード、行けます。
リバーブ
ノイズゲート
オーバードライブ
ディストーション(いっぱい)
ファズ
(メタル用!)ブースター
EQ
フェイザー
どこで買える?
今年まで日本の正規輸入取扱がなかったのですが、
2024年10月から、Quanta International様が正式に日本の輸入代理店となったそうです。
日本国内での取り扱いに関しては、輸入代理店のQuanta International様へお問合せするのをおすすめします。
レビュー動画など、もっと増えていくといいですね…機会があれば私も試してみます!