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個人起業家がブランディングがうまくいかない、その理由
副業解禁、リモートワーク推進で、「自分もちょっと起業してみようかな」なんて考えている方もいらっしゃると思います。
私はクリエイティブディレクターとして、主に中小企業や個人起業家の方のブランディングやWebマーケティングを20年以上仕事にしてきたんですが、ブランディングを意識していない起業家の方がほとんどです。
ご自身のオウンドメディアも持っていない、というのもけっこう耳にしますし、ブランディングは服装やメイク、髪型や小物で演出するもの、という認識しかない方も多くいます。
ですが、ブランディングは本来、商品やサービスの売り上げアップはもちろん、企業イメージを作る上で、マーケティング理論に基づいて作り上げるものなので、一般の方には難しいものなのです。
そもそも、ブランディングってなに?
もともとは、ブランディングとは牛の選別のために焼き型でマークや数字を付けていた、というのが始まり。ひとめで「あの牛はアレ」とわかるようにした、というのが起源です。
講師業はジャケットにネクタイ、という「型」
講師業であろうと、カウンセラーであろうと、ペルソナやコンセプトをまず決めてからじゃないと服装などの外見ブランディングは決められません。
ブランディングを知らないと、「講師なら立派に見られたいし、尊敬されたい」とジャケットにネクタイ、というスタイルに短絡的にやってしまう、というのもよく見られます。
ですが、たとえばコンセプトが「世界を自由に旅しながら仕事する」というものなら、ジャケットやネクタイの服装よりも、もっとカジュアルな中に洗練さやラグジュアリー感を出した方がぴったりいきます。
コンセプトメイキングはまた、様々なマーケティング手法を使って色んな角度から作り込んでいくものですので、コンセプトが曖昧ですと、ブランディングそのものの基礎(土台)が崩れます。
個人起業家が陥りやすい間違い3つ
・実績にフォーカスしすぎる
・理想のお客様を見極めていない
・コンセプトをころころ変える
よく見かけるのがこの3つ。
ブランドは、「どう魅せるか」ではありません。
商品やサービスが社会に与える信頼感、一貫性、約束。その上で「見た目をどうするか」という外観ブランディングがやっと作れます。
この辺りのことは、詳しくFREPPIESブランディングカレッジのブログに書いていますので、興味のある人はこちらからどうぞ。
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