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#4 JANコードってなんですか?


その時、夫がどんなつもりで「お菓子事業始めるのなら、どっかで優勝してこい。優勝しないような菓子に、俺は1円たりとも投資しない」と言い放ったのか。

今となってもわからないのですが。
(いずれいつか、確認してみます)

とにかく当時の私は、その言葉を正面からドーンとがっつり受け止め「そうか。優勝ね。了解!」と、またネット検索

「お菓子 コンクール」
「スイーツ コンテンスト」

そして何気なく見ていた徳島県のホームページに「せとうちDMO主催 第1回瀬戸内おみやげコンクール」の案内を発見したのでした。

まずよく分かっていなかったのが、徳島が瀬戸内だっていうこと。(無知が過ぎて、勉強不足過ぎて、申し訳ありません)

応募条件をよく見ると「瀬戸内の特産品を使ったお土産向けのお菓子や食品で、瀬戸内エリアで販売の実績があること」とある。

作っている場所が瀬戸内とは書かれていない。
これなら応募できるのではないか!

ドキドキしながらも即、事務局に直電した。雰囲気としては「期待の新星あらわる感」を漂わせて。


西麻布で徳島フレンチをやっていて、すごいお菓子が出来ちゃったんです。
徳島の鳴門金時をたっぷり使ったお菓子です。

販売実績はないけれど、コンクール応募のスケジュールに間に合うよう
徳島で販売予定があります(この場できめた)

製造は徳島ではないけれど、大丈夫でしょうか?

などなど、応募フォームと照らしながら確認を進めた。


すると、フォームのはじっこに「JANコード」という欄が。JAN・・・・・・? コード・・・・・・????

これなんですかと聞きたいところをぐっと我慢して。


「JANコードの取得はいつまでに必要でしょうか?」とお尋ねしたら「最終決戦に進んだ時に、取得できていれば大丈夫ですよ」とのお返事。

ええ、JANコードですもんね、そうよねって涼しい感じで電話を切った。

どうやらJANコード以外はどうにかなる。きっと大丈夫。
でも、JANコードって何???


ネットで検索したら、レジでピピッとやるバーコードのことでした。
これ、事業者番号を、研修を受けて取得する必要がある。調べたら、超ギリギリセーフで研修受講も間に合いそう。

よっしゃ! 見つけた!「月へ鳴門へ」が優勝するコンクールを見つけた!


本当に、その自信がどこから来るのか。不思議すぎる。

JANコードも知らなかったくせに。



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