意外とシンプルだけど手に入らない美しいバレリーナの「足のポジション」
バレエでは、全てのパ、動き、テクニックは足の基本ポジションを通ります。
バレエをもう何年も何十年もやっている人だと、なんだそんなことって思うかもしれない。
そんなことでとっくにできてるよって自信もってるでしょ?
本当にそうかな?
自分の動画や写真みたことあります?私だったら自分の姿みて、恥ずかしくなる思いです。
足のきれいなバレリーナの写真や動画を何度も繰り返し見るとね、この基本的なポジションができている人がどの動画でストップしてみても美しいシャッターチャンスがあることに気づいたんです。
この基本ポジションで「アンディオールに脚を外に開くということ」
意外とできてないことが多いんです。
クラシック・バレエ基本ポジションとアンディオール筋の関係
1番~5番ポジションはもうバレエを上手くなりたい人にとって、基本的なポジションの知識は知っていると仮定して話を進めます。
日本人の骨格的にアンディオールでロシア人のバレリーナのように180度開くことはかなりまれなことなので、自分の骨格にあったアンディオールができる場所を知ること。
①アンディオールをするための「アンディオール筋」を理解
②アンディオールをする癖付けが自然にできるようになる
この2点を頭にイメージしてレッスンに臨むと舞台でみてもバレリーナのように美しいシャッターチャンスがとれる踊りになります。
アンディオール筋については詳しくHPでも会員サイトでも書いてますが、これを手に入れるために足裏から考える重心の正しい位置も関係してきます。
私はこれをフランスのバレエ学校で知ったときに衝撃でした。
だって今まで感覚的にバレエを習ってきたことと違っているんですもの♪
正しいバレエの足の知識を知ったのは、フランスにバレエ留学してからですが、もっと早く知っていればもっと子どもの時に上手く踊ることができたのにな・・・ってちょっとだけ後悔。
だから今回会員サロンではこの正しいフランスの解剖学バレエに基づく知識をもっとバレエがうまくなりたい人に情報を提供しようと考えたわけです。
あしがまっすぐの人やX脚の人は問題ないのですが、O脚の人は基本ポジションから重心が後ろ?!になって、ふくらはぎに必要以上の力が加わってしまうので、ますますO脚になりがち。
ふくらはぎにもししゃも筋がつきがちなので気をつけなければね!