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ピンクレディとルーズソックス

私世代の代名詞は

就職氷河期
団塊ジュニア

とよく呼ばれる

キラキラな人生を謳歌した
バブル世代でもなく

学校の詰め込み教育から脱却した
ゆとり世代でもなく

生まれたときから
日常にインターネットが当たり前に存在する
Z世代でもなく

ロストジェネレーション世代
~失われた世代~

に位置付けられる

もちろん覚えていないが
生まれてすぐにオイルショックがあり
スーパーでトイレットペーパーを
買い占めるテレビのあのシーンが有名だ

物ごころつく頃に
ピンクレディが一世を風靡した

近所の2つ上のお姉ちゃんとよく真似をしたが
ピンクレディブームに
ちゃんと乗り切れるにはまだ幼かった

日本中がバブル景気に湧く頃は
まだ義務教育の中にあり
肌身でその景気の良さを実感するようなことはなかった

覚えているのは
父が車の中で友人に
「株が儲かって仕方がない」
と話していたことは、
耳に残っている

中学生になり
バンドブームが始まり
ブラウン管の中のバラエティー番組では
よく女子大生がもてはやれ
女子大生ブームが巻き起こっていた

田舎の高校からキラキラした大学生活を
夢みて入学した途端

そのころには女子大生ブームは過ぎ去り
ルーズソックスを可愛くはく
女子高生ブームへと時代は変化していった

私はすでに大学生
ルーズソックスをはくには早すぎた

世代はロストジェネレーション
世の中のブームからは
ことごとく外れている人生

健康な毎日を送れる日々に
感謝しかないし、
一人一人の輝きはもちろんあるので
世代でくくられることもないと思う

でも

どこかでもしスポットライトが
きらりと当たっていればなあと
この半世紀
いろんな場面でふつふつ
湧きあがるものがあった

楽しんではいけないような
見えない、そんな空気感が
いつも漂っていたような気がする

人生後半はどうなるか…

生きているだけでありがたい!

やっぱり慎重に考えてしまう

ロスジェネ世代の私です…









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