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ちょっと考えてみた。

私は物事を0か100、あるいは白か黒、で考えてしまうところがある。でないと不安になるので極端な考えになってしまう。

でも、最初に「よくうつ状態」と診断されたとき、たまたま図書館で<中庸>という言葉を知った。物事を片寄った考え方をしない(本当はもっと深い意味があるらしい)と記されていた。

「それだ!」

となり、世界の全てを失う覚悟で暮らしていた私は1度クリニックを卒業した。

でもね。

なかなか考え方や性格をを変えることは難しい。だから、私は相変わらず<中庸>が身に付かないままだ。

調べたところ「論語」に出てくるようなので、(全く読める気がしませんが)読んでみるのもいいかもしれません。

中庸とか中道とかグレーを許すとかそういう感覚が必要で、それさえ思い出せれば悲観しすぎないと思うのです。

少なくとも現実ではままならないことがあっても心だけは自由でいたいと。

そう、心だけでも。

だから、ミュージカルの「エリザベート」が好きなんでしょうね……(いきなり、話がとんですみません。エリザベートについては後日また書きます)

でも、ほんとグレーであることを自分にも他人にも物事にも許せたらもっと楽に生きられるだろうな、というのは実感としてあります。

折角、思い出したんだから深めてみようかな?

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