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防犯カメラって色々種類があるんですpart2

防犯カメラって色々種類があるんですpart1

から引き続き、防犯の種類についてです。

前回は防犯カメラの形状について解説しましたが、今回は防犯カメラの映像出力方式について解説します。

乞田川の写真はございません。

アナログカメラ

後述するAHDカメラやネットワークカメラが普及する前に、普及していたアナログ式のカメラです。
テレビを映す時に使われる同軸ケーブルを使用します(3C-2Vケーブルや5C-FVケーブル)。
配線距離というものがございます。
簡単に言うと、映像が出力できる最大の配線の長さです。
アナログカメラでは200m~300m程の長さでしたら、映像を出力することが可能です。

今でも町中やマンションで見かけることがあり、現役ではあるものの新たに設置する必要ございません。

画質は高くても50万画素程度で、ものによっては証拠映像として使えない場合もございます。
主流のものより安価ではないの?と言う声もあるかと思いますが、正直そこまで変わらないと言われております(アナログカメラの見積もりは見たことないので、違っていたら申し訳ございません…)。

あのアナログ画質がいいんだ!という声もあるかもしれませんが、防犯上上位互換のAHDカメラを推奨します。

AHDカメラ

現在弊社でも絶賛販売中のAHDカメラですが、アナログカメラと同じ同軸ケーブルを使用します。配線距離も200m~300m。
既存のアナログカメラの配線を利用し、AHDカメラを取り付けることが可能です!

図2

画質は現在多く流通しているのが200万画素で、100万画素~500万画素までしっかりとクリアな映像を映し出してくれます。
200万画素あれば十分ではありますが、500万画素もほぼ同等の値段で出てきております。
ですが、レコーダー側が対応しきれていないこともあるので、まだ200万画素が主流でしょう。

アナログ式は他にもHD-SDIやEX-SDIがございますが、弊社ではAHDをおすすめしております。

理由といたしましては、HD-SDIは同軸ケーブルでも、5C-FVという同軸ケーブル使用しないといけません。
3C-2Vでも映像は出るのですが、最大配線距離は30m程度しかありません。

基本どのアナログカメラも3C-2Vをつけておりますので、HD-SDIに取り替えると映像が映らない可能性がございます。
わざわざ5C-FVに線を入れ替えるなら、AHDにしたほうが画質も同等ですし、工事の大幅短縮が行えます。

EX-SDIはその配線距離の問題を解決し、更に高画質化したものです。
ですが、AHDに比べて高い!

ですので、わざわざHD-SDIやEX-SDIを入れるのであれば、AHDを入れた方が安価になるよね、ということで弊社ではAHDを推奨しております。

ネットワークカメラ(IPカメラ)

ネットワークカメラ接続例


お使いのパソコンやゲーム機をインターネットに接続するために使っている、LANケーブルやWi-Fiを使って映像を出力できる高性能なカメラです。

カメラ本体がIPアドレスを持っており、中にwebサーバーやFTPサーバーなどなど、色々な機能が入っております。
簡単に言うと、カメラとパソコンが一緒になったような物です。

拡張性・画質に優れており、配線距離は短いもののPoEハブと呼ばれるもので、電力供給+LANケーブルをひと纏まりにできるため、大規模システムに向いております。

現在では顔認証システムや、熱検知、車のナンバープレートを識別したりと、どんどんと技術が進んでおります。

また遠隔で監視が可能(AHDシステムでも可能)ですので、1拠点で様々な場所の映像を確認できます。

現在も主力の防犯カメラとして活躍しております。
アナログカメラの次に流行し、一時期はネットワークカメラばかりでしたが、AHDやHD-SDIなどのアナログ式でも高画質なものが出始めてからは、少し落ち着きました。


デメリットといたしましては、拡張性が高く、配線も単純ではありますが、設定しないと映らなかったり不具合があるとノイズが走るわけでもなく、完全に映らなくなります。
構造が難しいので、修理には時間がかかります。
あとは、映像に若干の遅延があることでしょうか。

それでも、画質は防犯カメラの中ではトップクラスで、今後より高性能になっていくでしょう。

結局どれがいいの?

現状費用面・性能面で見ても、ネットワークカメラかAHDカメラの2択だと思います。

ネットワークカメラは現在クラウド録画を使った、新しいシステムが出てきております。正直室内を軽く見たい程度であれば、設置工事をするよりも、カメラとコンセントをつないで、自宅のWi-Fiでクラウドに繋ぐという方法が、安価で手っ取り早いと思います。

よく遠隔監視ができるのは、ネットワークカメラだけですという旨の記事を見ますが、AHDカメラシステムでも可能です。
AHDカメラにその機能があるわけではなく、レコーダー側にそのような機能がございます。
ですので、安価で遠隔監視をしたいのであれば、AHDカメラがおすすめです。

結論といたしましては、大規模システムならネットワークカメラ
コンビニや飲食店程度であれば、AHDカメラで安く済ませるのが無難だと思います。

まとめ

実は街やお店の中にあるカメラは、接続方式が違ったりしています。
抑止力や捜査の手助けになる点から言えば、画質と撮影場所が適切であれば問題ございません。
弊社基本200万画素程度のカメラを導入しておりますが、一度も画質で文句を言われたことはございませんので、200万画素あれば満足できる映像をご覧になることができるでしょう。

重要なのは設置目的をきっちりと決める!ということです。
その後でどのようなカメラが適しているかは、専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。

HP → フリーウェイズネットワーク株式会社




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