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資本金には二種類ある
ある知り合いの社長のお話しです。創業して数年後、彼は人から集めた資本金を全部食いつぶしてしまいました。僕は出資者にはどう説明するのと聞きました。すると彼は「株式会社なんだから有限責任。資本金をだした人だって欲があったんだから、そんなの知らないよね」と言います。
資本金には二種類あります。
お金には色がついているのです。
ひとつは、上記の社長が言うようなキャピタルゲインを求めている出資者やベンチャーキャピタル。いわゆる投資家です。
もうひとつは、親戚や友人のような応援者です。
応援者はお金を儲けるためにこの社長にお金を出資をしたのでしょうか。そうではありませんよね。気持ちよく頑張れとお金を出してくれた人もいるでしょう。親しい友人だから断りにくいという人がいたかもしれません。
これは法律以前のお話です。応援してくれた人には、出してもらったお金ぐらいは返してあげるべきです。そうしないと信用も友人もいなくなってしまいます。