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2024年1月1日 金沢旅行と眩耀夜行



なんの話か

これのレポです。この時刻だと状況がまるでわかってなかったので日本一とか書いてるけど当然そんなことはなかった。
ツイート埋め込んだ方がライブ感あるのでそうします。

出発

プラン

年末に東京に30分くらい用事があり、あまりにも他にやることがないので久々に18きっぷを買い日帰りで名古屋東京を往復したところ、その後の使用プランが7日と8日以外特になく、三が日中に2日分消化する必要に迫られた。

2日使うなら1泊して適当にどこかに行こうと思い立ち、比較的ホテルが安い元旦に出発することとしたが、特に行先が思いつかないので、1泊分の荷物を用意して名古屋から西に行く電車に乗ってから考えることにした(名古屋東京を往復した直後なので東の選択肢はなかった)。

6:10 名古屋発

とりあえず車内で米原に着くまでに北に行くか南に行くか考えるが、

  • 元旦の京都はどう考えても人だらけで近寄りたくない

  • あまり他に行きたいところがない

ということで北に向かうこととした。そして北陸と言えば蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ、つまり金沢である。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

異次元フェス1日目、スリーズブーケの地引網

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブとは、ラブライブ!の1つである。(2023年12月8日時点の全知識)

特にラブライブ!のオタクではない自分は、異次元フェス開催までは予習もほとんどしておらず、蓮ノ空についてはこれは何?という認識だった。

しかし、そもそも合同フェスは本質的に特定コンテンツに対して強いモチベがあるわけではないオタクを一発かました演者が総取りできるようになっている。出演者が多すぎると大抵の客は一番すごかった演者のことしか覚えていない。やり方は基本的には最強の楽曲を正規の編成でぶつけてあとは演者のクオリティ次第である。

意外とこれができない。全体曲や混成ユニットではオタクは引き抜けない。オタクを改宗させるのに必要なのはより高い宗教性だ。全員in factとしか言わなくなったとか未来飛行で幻覚が見えたとかそういうやつである。

そして異次元フェスで一番かませたのは明らかに蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブだった(クオリティは相対的に一番低かったが宗教性が突き抜けていたので感覚的にはシャニと虹が殴り合ってるところを横から持って行った)ので、当然自分も一夜にして蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんと化した。

(なお千葉マリンのバンナムフェスでは電音部のオタクになった)

特に自分のTLで多いのは直前にAqoursコラボをしていたIDOLY PRIDEのオタクが、若干ラブライブ!に興味を持った状態でなんとなく異次元フェスに行ってそのまま蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんと化した複雑骨折パターンである。どうして微塵も関係ない合同フェスでIDOLY PRIDEのオタクが引き抜かれているのか???

なお、世間ではHoliday∞Holiday / スリーズブーケがバカみたいに刺さって死んだオタクが多数だったが、自分は告白実行委員会からのMVコンテンツのオタクなので、死因は先陣を切ったド!ド!ド! / みらくらぱーく!である。

異次元フェス1日目終了後は当然その日歌った蓮ノ空の曲のMV、この時点ではみらくらぱーく!の印象が強いのでそこを中心に見ていた。そして2日目である。

異次元フェス2日目、眩耀夜行の日

眩耀夜行の記憶しかない。異次元フェス、そして2023の王はお前だ。

異次元フェス3日目、インフルエンザ発症

明らかに原因は異次元フェスです。ありがとうございました。

しかし大して熱も出ず、比較的元気だったのでとりあえず蓮ノ空のMVを見て過ごす。するとどうもYouTubeで何かストーリーの配信をするらしいので見ることにする。これはどう考えても流れに乗った運営が偉く、概ねコンテンツの構造を理解することができた。

この辺りでTLのオタクがリンクラで一番脳があったまるのはFes×LIVE上映会とか言ってるツイートを見かけたので特に何も考えずにチケを取った。

年末、Fes×LIVE上映会

社畜納めの日にイオンモール茶屋とかいう周りに田んぼが広がる名古屋の地の果てに向かい、応援上映に参加した。詳細を見てもわけがわからない謎イベントであった。

アプリのスクショ撮るのと一緒だからか撮影可


電子チケ時代の入場特典は全部これにしてくれ

これは教えてくれたオタクに感謝したい。このコンテンツ以外で体験したことのない感覚であった。

そして北陸予選を通過した今やるべきことは全国大会の優勝を願うことでは?という思いがルート決定に繋がった。だいたい眩耀夜行が悪い。

1日目(続き)

9:48 福井着

30分くらい時間があるのでハピリンで適当にチョコ羽二重餅を買ってみた。まさかこの後あんなことになるとは。

11:44 金沢着

金沢に到着。確か6回目である(湯涌温泉に2回泊まっているのとその他確か3回)。
元旦はさすがに開いている店が少なく、いわゆる聖地はだいたい閉まっている認識。駅裏で寿司を食べることにした。

13:10 ゲーマーズ蓮ノ空

フォーラスのゲーマーズ蓮ノ空で旅のお供を購入。

自分用にアクスタを買ったのが初かもしれない

14:00 尾山神社

作中で神社は登場していないが、普通に考えると金沢コンテンツで前田利家を祭るここを外せない(立地的にも)と思われるので、ここで2024年の初詣とした。おみくじは大吉、幸先のいい年である。

この後少し兼六園を歩いたが、早朝から稼働して疲れていたのでチェックインして休憩することにした。どうせ本番は夜と翌日である。

16:06 1回目の地震

結構揺れたなという感じで、このときはあまり気にしていなかった。

16:10 本震

人生で2番目に揺れた(1位は阪神)。建物がそんな新しくないため、とりあえず1階に降りてみるが少なくとも周辺で大きな被害はなさそうだった。旅行中に災害に遭遇するのは確か5回目(他は台風と大雨だが)なので、とりあえず現状分析したところ、

  • 被災場所の条件がいい(金沢駅前、高層建築)

  • 食料と水が問題になる場所ではなさそう(若干判断ミス)

  • 津波予報は出ているが震源地的に金沢には来なさそう、ただ川には近寄りたくない

という結論に達したので、

この後に備えてせーはす金沢編を見始めた。せーはすは毎週無料で配信しているのにニコニコチャンネルで毎月550円払うことで月1回配信するかどうかの虚無声優番組の100億倍クオリティが高い謎コンテンツである。

とはいえ夜食べるものは欲しいのでいったん外に出ることにした。

17:00 外に出てみる

金沢駅は水浸しで立入禁止、フォーラスは営業終了で良さげな食料の入手ができなくなる。コンビニ飯確定かと思いきやコンビニも営業していない。

まさかのチョコ羽二重餅しか食料がない事態に。ただここでホテルのフロントに軽食が売ってたことを思い出す。

食料と水が確保できたのでどうやって帰るかを考える。

  • 高速バスは当日運休だが翌日はわからない

  • 北陸本線で流出や土砂崩れの情報がないので経験上翌日午後には動く可能性が高いが確証はない

  • 明日帰れなかったときの宿は確保したい

高速バスが動くなら翌日それでと思ったが不明、現実問題として店は開いてないし積極的に外に出たいわけでもないので、今度は前日配信のみらくら補習室ラジオを聞き始める。

ここでホテルから食事を用意したという館内放送が入る。

2日の高速バス運休が決定、正式に帰宅困難者と化したということでとりあえず同じホテルの翌日の同じプランを予約する。今の部屋に3日までは居座れるようになったので物理的には特に問題がなくなったが、元々三が日で店も施設も開いてないので、やることはなさそうだなという感じ。

21:30 就寝

さすがに発生5時間だとまだ川に近寄りたくないので寝た。

2日目

2:30 起床

ゴミみたいな睡眠時間だがあまり寝付けなかったので仕方無い。このあたりの時間ならコンビニの整理も終わってるんじゃないかと思って最寄りのファミマに行ったら普通に営業していた。

前日の予想どおりJRは午後からは動く雰囲気、概ね見通しが立ったので観光することにする。

5:30 ひがし茶屋街へ向かう

さすがに14時間経つと川に近づいてもいい気がしてきたので歩いてひがし茶屋街へ。時間がバカだけどそもそもこれをやりにきたから仕方ない。AM6:00なら早朝の散歩ということになりませんか?

旅の目的を95%達したのであとは適当でよくなった。

13:00 近江町市場

北鉄バスが運行していないので事実上観光は不可能になる。徒歩で近江町市場に向かって昼を食べて帰れるうちに帰ることにする。

当該の店は年始休業だったのでもう1店舗のほうで普段は絶対に頼まない大トロ丼を頼む(海鮮丼をあまり頼まないので)。

14:00 帰路へ

JRで帰宅。福井でパ軒にいこうとしたが火曜日なのでほぼテイクアウト店の1店しか開いておらず断念。

終わりに

翌日時点ですらこんな感じ。

実質何も聖地巡礼をしていない謎旅行となった。まさかこの1週間後に金沢にいるとは夢にも思わなかった。


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