はじめての設計をやり抜くための本【設計編】第2章設計の目的②開発プロジェクトの進め方

●開発プロジェクト(PJ)にはプロジェクトマネージャー(PM)を選任する。PMは開発PJを統括する最終責任者
【PMの役割】
・開発PJの計画を策定し、計画に沿って実行する。
・実行結果を評価・管理する。

PMの標準の知識体系PMBOK(Project Management Body of Khowledge)
においてのPJ領域
・ステークホルダー
・チーム
・開発アプローチとライフサイクル
・プロジェクト作業
・デリバリー
・測定
・不確かさ

PMBOKとは
・アメリカの非営利団体PMI(Project Management Institute)が策定したPMの知識体系
・従来のPMではQCD(品質、コスト、納期)でPJを管理していたが、開発を結果だけで評価している
・それに対してPMBOKでは8つのプロジェクト・パフォーマンス領域でPJの計画・実行・管理を行います。
・従来の経験と勘に頼ったマネジメントではなく、標準化された指標に沿ったマネジメントができる。

設計は誰が行うのか
・設計者という職種はない。多くの場合はプログラマ、プロジェクトリーダー、システムエンジニア、アーキテクトが役割を担う。
・設計はその前後の作業と密接に関わっているため設計者と実装者を同じ開発チームにしている。
・設計者はさまざまな職種の人の役割の一つである。


以上、②開発プロジェクトの進め方を記載しました。
次回は③開発プロセスの選択と進行を記載します。


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