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リフティングが苦手な子供たちと、


サッカーを教え始めてリフティングが苦手な子とよく会うようになった。

僕は彼らを見るたびに『もったいない』と思ってしまう。

フリースタイルフットボールだけを教えていた時は基本的にリフティングが好きな子ばかり来ていたから教えるのが楽だった。
しかし、現在はサッカーも教えるようになってからリフティング好きだけにボール蹴りを教えるわけにはいかなくなった。

リフティングは確実にサッカーに有意義な効果を与える。必ずサッカーに必要なものでは無いけど彼らにとってできない部分っていうのは『伸びしろ』でもあるわけだ。
ゆえに『もったいない』と常に感じている。

サッカーをやっている子でリフティングが苦手な子は多い。
だけどこの苦手の定義も面白いもので100回もできるのに苦手だと思う子もいれば、50回しかできないのに得意だと思う子もいる。

これは簡単な事で子供達が自分の記録ではなく、他の子のリフティング記録が常に頭にチラついているからである。
たぶんチームで自分より上手い子がいるのだろう、そういった意識が根底にある子はリフティングに苦手意識を持ちやすい。

他にもできない事に挑戦するという事に慣れていない子、サッカーには意味無いだろうと切り捨てる子(高学年に多い)


これらが僕が実際に会ってきたリフティングに苦手意識を持った子達だ。

この子達に対する僕の行動としてまず僕が行ったのはリフティングの楽しさをしてもらう事だ。

巷でいう『正しいリフティング』とか『試合で使えるリフティング』、『サッカーが上手くなるリフティング』なんてのは後からいくらでも調整できる。まず僕が指導する時に狙っているのは家で練習したいと思える技を魅せる事を意識している。
細かい事をお父さんから、指導者からいろいろ言われる前にもっと遊びながらボールを追っかけて欲しいと思う。

もっと楽しんでボールを蹴って欲しい。


例えばリフティングが3回しか蹴れなくても出来るカッコいい技はフリースタイルにあるし、そもそも何回地面に着こうが良いでしょって感じで僕は指導をしている。

フリースタイルも似たようなやり方で教えているのだけど成果としてはワンバンリフティングから見ている子でも小学生卒業する頃には1000回は余裕で超えるくらいに成長してくれた子もいる。

リフティングが苦手な子にこそ僕は自信をもってフリースタイルフットボールをオススメする。

勝利至上主義だけのつまらない球蹴りではなくもっと世界を広げてサッカーを楽しんで欲しい。ボールコントロールが上手くなるとサッカーはもっと楽しくなる、思ったプレーができるようになる、選択肢が増えていく。
ぜひ楽しんでこの世界をもっと味わってほしいなと思います。

勝負の世界も楽しいですけど、自己成長そのものを楽しめるようになっていくといろんなことへのメンタルの保ち方が上手くなっていくのでオススメです。

さて今日はこんな感じで終わりたいと思います。
2日に一回の記事作成が間に合わなかったけど引き続き頑張って書いていきます(`・∀・´)


それではまた!

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