【世間乖離】
※以下は2024年1月の記録。
業界の経営者の賀詞交歓会をホテルで開催されて参加した。
おおよそ40代から80代までの180名近い参加者。
乾杯も終わり歓談の際
自分が座る同年代近い8人掛けの丸テーブルでの会話。
選挙の話になって、少し政治の話になって。
こちらから、パンデミック条約の話をしたら
『何それ?』と。
NTT法案廃止になると通信インフラの海外取得となれば‥と話したら『は?』と。
熊本のTSMCや台湾ロビーの話をしたら
『それがどう影響するの?』と。
シェディングの話をしたらカラ笑いして
『何?それ。そんなことあるの??』と。
その賀詞交歓会に参加して分かったこと。
全て自分が間違っていた。その人達に話す事ではなかったということを。
こういった話は常に自分の中で理解をしていても、
全く分からないヒトに話す事でもない。
その後も彼らから発するあまりの低俗な会話によって
無駄な時間を過ごしたくなかった。
体調が悪いので帰るが、自分の料理は
自由に分けてもらうようにウエイターに伝えた。
倫理観ゼロのテーブルでは金儲けの話ばかり。
本当に吐き気がした。凄いと思う。
これが企業の経営者の集いであることを。
つまりはこれが今の日本ということだ。今だけ、金だけ、自分だけ。自分さえ良ければOKと思っていて、
搾取者からすれば単なる間抜けな鴨葱。
流行病時以上に2極化というより…
自国に対しての想いの温度差が激しくなっている事と、
どんな時でも自分のメンタルをニュートラルゾーンに置く事が
大切だと改めて気が付かされた年明け。
ありがたや、ありがたや。改めて自らの感情のコントロールや、
対人の距離感などの勉強になりました。
その夜。
自宅に戻って眠る前の15分間、座禅で呼吸と思考を整えた。
自分は自分と言い聞かせながら。
世の中がどうなっていこうと、自らの信念と理念をブレる事なく、
持ち続ける事。
今の日本を引き続いて下さった英霊となった戦禍の人々は
生死の狭間で、何をよりどころにして生きてきたのか。
決して金でも利権でもない、愛する家族と祖国のために
それだけを胸に散っていった我々の先祖。
この方達を想えば、今を生き抜く事の容易さは比ではなかろう。
来月、靖国神社へ参拝する。
『靖国で会おう』この言葉は英霊間の言葉だけではなく、
未来への我々へのメッセージでもある。
拝礼前に、自宅でしっかりと禊をして白い下着を身に着け
プレスラインやよれなど一切ない正装にてお伺いする。
靖国で会おう。
祈りにも近いその言葉を僕は全身全霊で受け入れる。
どれだけ自分が世間乖離をしようとも、この想いは離れる事は決してない。