GⅡ京都記念
序文:芦毛は走らない
京都記念の創設は1942年、太平洋戦争下のことだ。当初は春・秋の2回開催だったが84年に春開催のみに、94年からは別定戦に変更と、形を変えながらも長く続いてきた。
GⅡ重賞でありながら、JRA伝統の一戦である。
今回、京都記念をテーマに何か書こうと決めてから、歴代の優勝馬を一頭ずつ見ていた。クロノジェネシス、テイエムオペラオー、ビワハヤヒデ、錚々たる名前が並ぶ中、ある一頭に目が留まった。
スダホークは1986年に京都記念を制覇。
ファンから〝白い鷹〟のあだ名で愛されたその馬は
鈍色に輝く芦毛だった。
前回のnoteで日本競馬の黎明について触れたが、戦後の高度経済成長期にいわゆる第1次競馬ブームが起こった。1973年ハイセイコー号の活躍によるものだった。その後、80年代後半に第2次競馬ブームが起こる。前回を上回る人気、社会現象といえるほどの規模であったが、スダホークが活躍した頃は、ちょうど第2次ブームが始まろうとしている時だった。
スダホークは1982年4月、北海道浦河町で産声を上げた。父シーホークはフランス産馬で日本では馴染みがなかったが、産駒には名馬が多い。後のダービー馬、アイネスフウジンはこの馬の仔である。
母アヤベジョーはかつての二冠牝馬ミスオンワードの血筋であり、スダホークはこの良血統の4番目の仔とした生まれた。とはいえ生誕当時はこれといった特徴もなく、大きな期待を背負っているわけでもなかったそうだ…。
84年11月、新馬戦を3着でデビューすると同月の2戦目で快勝、続く中山の葉牡丹賞、ジュニアカップで結果を残しクラシック戦線に名乗りをあげた。翌年3月の弥生賞(当時はGⅢ)で初の重賞制覇、勢いのままクラシック初戦の皐月賞を3番人気で迎えることとなった…。
少し話が逸れるが、この時代の競馬ファンから格言かの如く、よく囁かれていたフレーズがあった。
曰く「芦毛は走らない」である。
今でこそ芦毛のサラブレッドの活躍は珍しくないが、この時代はまことしやかにこのフレーズが流布されていた。馬の能力を決定づける上で、その馬の血統・配合が占める割合が大きいことは間違いない。しかしながら生まれてきた馬の毛色と能力には、確固たる因果関係は存在しない。馬の毛色は白毛まで入れて全部で8種類に分けられるが、その中で芦毛の発生率は全体の7%程度。絶対数が少ないため、冷静に考えれば活躍する馬が少ないのは当たり前のことなのだが…。
もちろんスダホーク以前にも活躍した芦毛はいた。天皇賞を制したメジロアサマなど、いくつも例を挙げられるだろう。ただ一方でGⅠレースを何勝もするほど突き抜けた馬がいなかったのも、また事実である。
話を戻そう。
期待を背負って出走したスダホークだったが、結果6着に敗れてしまう。勝ったのは圧倒的1人気のミホシンザンだった。次走仕切り直しのダービーは2番人気で出走、ミホシンザンは骨折で欠場という絶好のチャンスだったが、これまた1人気のシリウスシンボリに敗れてしまった。
秋の菊花賞、ダービー馬のシリウスシンボリは海外へ挑戦で再度好機到来と思われたが、復帰したミホシンザンに敗れ2着に終わった。
またまた余談になるが、スダホークのGⅠ制覇へ向け、大きな壁として立ちはだかったのがミホシンザンである。名馬シンザンの産駒で、この世代では№1の実力を誇っていた。クラシックを含む直接対決は9度、その全てでスダホークに先着している。他にもサクラユタカオーや、「皇帝」シンボリルドルフも現役バリバリ、と2次ブームを前に強豪がひしめく世代なのであった。
翌年、AJCCで始動するとレコード勝ちで重賞2勝目。続く京都記念では先行するメジロヘンリーを差し切って連勝、重賞3勝目をあげた。
この連勝により周囲の評価は一気に高まったが、GⅠになるとなかなか勝てない。天皇賞春は1番人気に推されたが7着。宝塚記念5着。夏を跨いで秋古馬三冠にも挑戦したがいずれも大敗。結局次の勝利は翌年のGⅡ阪神大賞典。ここで重賞4勝目となったが、続く天皇賞春ではライバル、ミホシンザンに及ばず3着に敗れた。翌年まで現役を続行したが、宝塚記念の3着入線を最後、持病の裂蹄悪化により、あえなく引退となった。
この物語にはエピローグがある。
88年、スダホークのラスト3戦 — 阪神大賞典・天皇賞春・宝塚記念 — は前年に覚醒した1頭の古馬によって奪われた。
タマモクロス
「白い稲妻」の愛称で謳われた芦毛だった。
最後までGⅠ制覇に手が届かなかった「白い鷹」に、まるで取って代わるように出現した「白い稲妻」。
そして、その後の物語は競馬ファンであれば誰もが知るところだろう。同じ時代に生を受けたもう一頭の芦毛が、笠松の地方競馬から中央への移籍を果たす。
オグリキャップ
「芦毛の怪物」の登場である。
この2頭のライバル関係は、昭和最後の有馬記念、芦毛同士のデッドヒートによって空前の競馬人気を巻き起こした。
ここから第2次競馬ブームが始まったが、芦毛の活躍もまた続いた。
メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、この世代までは「芦毛の系譜」と言われ、この頃になると誰も「芦毛は走らない」などとは言わなくなっていた。
時代の移り変わりと共に世間の常識や、人の価値観は変わっていく。
芦毛の呪縛に捉われ続け、ミホシンザンらの背中を追いかけ続け、ようやく新時代の扉が開けたその先に、スダホークの姿はもうなかった…。
今回のエピソードを要約するとこうだ。スダホークは芦毛だから勝てなかったのではない。ただ純粋に、力が足りていなかったために、GⅠ制覇を達成できなかったのだ、と。
否定など決してできないだろう。馬の能力と毛色には何の関係もない。彼の直後に活躍した2頭がそれを証明した。
だがどうだろう?
30戦して6勝、内GⅡを3勝、ダービー&菊花賞2着、宝塚記念&天皇賞3着。
何ら恥じることのない、素晴らしい戦績である。そして最後まで諦めず直向きに走ったその姿は、多くのファンの胸に今も刻まれている。
いつの時代も常識が足枷となることがある。
どれだけ努力していても、結果がついてこない時がある。
アナタが懸命に駆ける姿を見て指をさす者がいる。
「芦毛は走らない」と。
「努力は実らない」と。
気にすることはない。
評価は後からついてくる。
アナタの遺志を受け継ぐ者がきっと現れる。
凝り固まった常識はいつの日か打ち壊されるだろう。
常識を疑おう。思うがまま駆け抜けよう。
今は天国にいる一頭の芦毛がそれを証明した。
"扉はいつの日か必ず開かれるのだ"と。
「GⅡ京都記念、まもなく出走です。」
はじめに
そんなわけで京都記念です。当初は指数表のみの予定でしたが、やはり我慢できなくなって書くことにしました笑
今回は割と哀感のある物語が書けたと自画自賛しております笑
ここを勝って翌週の大一番フェブラリーSへ弾みをつけたいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。
春のGⅠ、ドバイのGⅠを目指す馬が揃いハイレベルな一戦に。近年は人気薄の激走もあるが、昨年はドウデュースが大外から撫で斬り一閃。
3馬身半差圧勝で、格の違いを見せつけました。
コース攻略
舞台の京都芝2200ですが、スタンド前からスタートし外回りコースを約1周。4コーナーの下り坂をスムーズに進めた馬が、最後の直線で切れる足を使って好走することが多いです。スロー展開なら前残りもありますが、統計上は流れて差し追い込み決着が多いか。ただし京都記念に限っては逃げ・先行馬の活躍も多くみられます。好走経験のある馬・騎手に注目したいですね。
春のGⅠを占う一戦、気になる展望は?
過去3年間は阪神開催のため読みにくい部分もありますが、今回も例のごとく過去10年のデータをベースに予想を組み立てていきたいと思います。
関東VS関西
関東馬【2-1-1-21】 関西馬【8-9-9-65】
関東馬に手を出す場合は3番人気内【1-1-1-2】で。
16年にサトノクラウンが6人気で勝ってますが、後のGⅠホース。余程の素質馬でない限り危険です。
牡馬VS牝馬
牝馬の成績は【2-3-0-14】ですが、連対した5頭すべてが5番人気以内でした。その5頭すべてに「芝2000m以上の牝馬限定GⅠレースで3着以内」という実績がありました。そのうち4頭が4~5歳馬。
牝馬を買うなら4、5歳馬でGⅠ実績のある馬に注目です。
注目は「6番人気」
1番人気は4連対。2番人気は2連対(0勝)。
大波乱決着は22年アフリカンゴールドが勝利した年だけで、基本6番人気以内の決着になっています。で、6人気馬の成績が先述のサトノクラウンを含め【3-1-2-4】と、6頭が3着以内に。積極的に馬券に絡めたいですね。
穴党は逃げ・先行脚質に注目
6番人気以下で連対した6頭の内5頭が、道中3番手以内でした。
スローペースになると逃げ先行馬が粘って穴をあけるケースが散見されます。妙味を得るなら前走重賞で4~6着、逃げ切れなかった人気薄の馬を狙いたいです。
問われるのは重賞実績
過去10年で3着内におさまった30頭の内29頭にGⅠかGⅡでの連対、もしくはGⅢでの勝利経験がありました。唯一該当しなかったアフゴもGⅡ3着、GⅢ2着の好走経験が。重賞での実績、特に芝2200mの実績馬に注目です。
決着の大半は4、5歳馬から
4歳【4-6-3-18】/5歳【4-0-4-17】
6歳【1-3-1-23】/7歳以上【1-1-2-28】
4歳馬が10連対。4、5歳馬だけで8勝を挙げています。
6歳馬以上は基本穴狙いと考えていいでしょう。
見据える先は大阪杯かドバイか…
将来のGⅠ馬を見出す
ここまで馬券購入へ向けた好走データを掲載してきましたが、ここからは有力馬の情報をピックアップしていきます。
京都記念は堅めの決着を想定していますので、上位3頭+穴目の馬を1頭解説して今回のnoteを締めたいと思います。
◆ルージュエヴァイユ◆
昨年のエリザベス女王杯で2着、牝馬でありながら有力候補の一角として挙げたいのが、ルージュエヴァイユです。デビューは21年の12月、3番人気で出走。牡馬牝馬混合戦の中、最直8番手から馬群を割って差し切り勝ち。華々しいデビューを飾りました。
翌年のオークスでは6着と涙を飲みましたが、その後3勝クラスまでは順調に勝ち上がり、昨年の6月のエプソムCから、府中牝馬S、エリザベス女王杯まで3戦連続で2着と、なんとも惜しい競馬が続いてます。
GⅠエリ女では勝ち馬のブレイディヴェーグにコンマ1秒差の2着と、ほとんど差のない競馬をしており、この馬自身は充実期に入ってきたといえるでしょう。
血統を探ると父はハーツクライ産駒の代表格であるジャスタウェイ。GⅠ3勝の言わずと知れた名馬ですが、産駒にはホープフルS制覇のダノンザキッドや、先日の金杯を制したコレペティトールなどがいます。母ナッシングバットドリームズは不出走に終わりましたが、父が米の怪物フランケルで、母は凱旋門賞馬デインドリームと、超がつく良血統です。
最終追切は長距離輸送を考慮して、坂路で軽めの調整のように見えましたがフットワークは相変わらずしなやか。1週前までは美浦の南ウッドで入念に乗り込まれており、かなりの仕上がりと見ていいでしょう。
デビュー戦で見せた末脚から、エリ女の荒れたインコース突きまで、タフなレースでは牡馬顔負けの力強さを見せるルージュエヴァイユ。ここを勝ってGⅠ戦線に名乗りを挙げるか、「シルバーコレクター」と言われてしまうか、この馬にとっての分水嶺のような気がします。継続騎乗の松山騎手を背に、相性の良い舞台で、待望の重賞初制覇となるか?…要注目です。
◆ベラジオオペラ◆
昨年のダービー4着馬。あまりの僅差にいまだに3着だったのではと言われる程の内容でした…笑
22年11月の新馬勝ちから、セントポーリア賞、スプリングSと王道路線で連勝、皐月賞は10着と振るわなかったですが、ダービーを挟んで12月の阪神チャレンジCでは6か月の休養をものともせず快勝しました。明けた24年初戦、大舞台への足掛かりとしてこの京都記念を選択してきました。
チャレンジカップ出走時の馬体重は前走から+20㌔と大幅増でしたが、夏負けして放牧の報を聞かされていたため、この成長分には驚きました。レースは先団後方につけ、4コーナー終わりから進出、残り200地点で先頭に立つとモレイラ騎乗、ボッケリーニの猛追を振り切り重賞2勝目を挙げました。
血統は父牡馬がロードカナロアで、アーモンドアイをはじめ数多くの名馬が生まれていますが、その産駒の多くが短~中距離路線で結果を残し続けています。母エアルーティーンは未勝利で終わりましたが、血筋を辿るとその母エアマグダラは中距離で4勝、祖母エアデジャヴーは牝馬クラシックで結果を残しています。また母父ハービンジャーの血統は中距離適性が高く、2200戦では通算250勝以上。べラジオオペラにとっては過去の重賞2勝は両方とも内周りコースだったため、直線の長い京都外回りではどうかという不安要素もありますが、血統的には十分通用するとみていいでしょう。
1週前追いでは上村調教師が騎乗し、先日の最終追いでは美浦から駆け付けた横山和生騎手が騎乗、ウッドコースで3頭と併せ馬。馬なりで1ハロン11・5秒をマークし先着と、上々の仕上がりの模様。
春の大舞台へ向けて、堂々と重賞3勝目を狙いに行きます。
◆プラダリア◆
今年で5歳を迎えたプラダリアが、前走有馬記念14着からの巻き返しを図ります。22年1月の新馬戦でデビューすると同年の青葉賞で重賞初制覇。次走のダービーは5着で、そこから暫く勝鞍がありませんでしたが、昨年10月の京都大賞典で、13戦目にして重賞2勝目を挙げました。
年末の大一番有馬記念は、外枠を引いたこともあり冴えない結果に終わりましたが、自身が得意とする京都外回りに戻って反撃です。
プラダリアは言わずと知れた名馬、あのディープインパクトの産駒。リーディングサイアーとして数々の名馬が世に送り出されてきましたが、なかでも父ディープインパクト×母父クロフネの配合は、GⅠ馬レイパパレなど高い勝率を誇ります。また祖母の血統の中にあるグルームダンサーの血統とも相性がよく、スマートレイアーなどの名馬が誕生しています。
プラダリアはスタミナが豊富で長く脚を使える点が大きな魅力です。また道悪や馬群を苦にしないタイプなので、現状荒れ気味の京都の馬場は合うと思いますし、今回内枠を引けたこともプラスです。
ただし(これは有馬記念のnoteの際にも書きましたが)基本叩き良化型なので、前走後に短期間ではありますがリフレッシュして来たことがどう作用するか、いささか疑問に思うところもあります。
追切内容を見た限りでは日曜が坂路、水曜がウッドコースで調整されており、最終追いは少し仕掛けた程度で4F52.2秒の好時計をマーク。余力も十分で、有馬記念の反動はないと判断していい思います。
気難しさを持ち合わせる馬でもありますので、当日パドックでの勝負気配にも注意をしておいた方が良いでしょう。
今回から鞍上が主戦の池添謙一騎手に戻ります。池添学厩舎との兄弟タッグで、重賞3勝目奪取なるか、注目してみましょう。
◆ブレイヴロッカー◆
今回の京都記念は上位3頭の力が抜けており、森タイツ式でも堅めの決着を想定していますが、最後に穴目で面白そうな一頭、ブレイヴロッカーを紹介して校了とします。22年11月に阪神の新馬戦でデビュー、初勝利まで5戦を要しました。その後は1勝クラスでも足踏みを続けてましたが、ここではアイスグリーン、サトノグランツ、サヴォーナらと差のない競馬をしていました。昨年10月の京都2400mで3勝目を挙げると、続く阪神2200mで連勝、あがり馬として今年初戦のターゲットを京都記念に絞ってきました。
ブレイヴロッカーはドゥラメンテ産駒ですが、タイトルホルダー、リバティアイランドをはじめ近年における産駒の活躍は目覚ましいものがあります。母シティイメージは未出走馬でした。産駒数は4頭と少なく、あまり馴染みがありませんが【ミスプロ4×5】の配合は京都2200mには向いている感もあります。血統面でのコース適正は問題ないでしょう。
7日の最終追いはCWコースで終い6F83.5秒~1F12.1秒と強めに追って軽快な伸びを見せました。
主戦の藤岡康太騎手が小倉にまわったため、テン乗りで酒井学騎手が鞍上となります。この乗り替りには不安の声が大きいようですが、酒井騎手と本田厩舎の相性は良く、過去10勝を挙げています。そしてその酒井騎手は昨年京都のファンタジーSでカルチャーデイ(15人気)、20年中京記念メイケイダイハード(18人気)、そして19年今回と同コースの京都新聞杯でレッドジェニアル(11人気)を1着に持ってきている穴開けの名手。
京都・菊の舞台ではトーホウジャッカルでのGⅠ制覇もあります。
今回の鞍上は、個人的には面白いと思っていますので、あの勝った時の弾けるような笑顔が見れるかどうか、期待してみてもいいかもしれませんね。
最後におまけの1頭
以上が京都記念の予想noteとなります。ここまで読んでいただいた方、誠にありがとうございました。今年に入ってから森タイツ式予想、および指数は一進一退を繰り返しており笑、回収率はいまだ100に満たない状況ですw
今週末3重賞では結果を残して、フォロワー様のお役に立ちたいところですが…。
それでは最後になりますが、気になる馬をもう1頭おまけで紹介を…。
想定6番人気のラヴェルは紐で抑えておこうと考えています。2歳時のアルテミスSであのリバティアイランドに勝ったことは有名ですね。オークスは4着とまずまずの結果でしたが、その後は結果が残せていません。前走の秋華賞は11着でした。しかしながら、所属の矢作厩舎の京都芝2000~2400mの好走率を注目ポイントとして挙げておきたいです。厩舎の直近1年の競馬場別勝利数は12勝で京都がトップ、内4勝を芝2000m以上で記録しています。また2着11回、3着も11回で連対率20.7%、複勝率37.8%でこちらの数字もなかなか。勝ち馬の中心は3~4歳馬、できれば外枠寄りの方が良かったのですが、隣に1人気のベラジオオペラをマークできる今回のポジションもアリだと思います。
また厩舎がMデムーロ騎手を迎えた事も珍しく、昨年は2回しかありませんでした。こういった組み合わせで突如覚醒するのが競馬の面白い点だと思っています。またこのままいけば、データとしてあげた6番人気好走の法則にも当てはまります。あくまでも抑えですが、注目していても良いかもしれませんね。
それでは以上になります。来週、今年一発目のGⅠレースフェブラリーSでお会いしましょう!
ではまた…。