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離乳食で悟る、これはもう「食育」ではない
世間で「大変だねえ」と言われる2大メジャーキッズ問題といえば、「寝ない」と「食べない」。うちは両方だ!(ドドン!)
離乳食を始めたのは6ヶ月頃。
よだれが増えてきて、おもちゃをなんでも口に入れ出したので、まあそろそろかとおかゆ(8倍からスタート)、にんじんやほうれん草のペーストなどを与えてみた。
特に反応もないが、なんとなく食べているようなので、「うん、いい感じ!」と幸せな勘違いをしていたあの頃。
保育園に入る直前の7ヶ月頃には2回食にもなり、
「炊飯器でできる離乳食」なんてありがたいインスタレシピを真似しつつ、野菜やツナ入りの混ぜごはん的なおかゆを量産。
これまたリアクションは薄いが、嫌いなものはないようで順調だと思っていた。
が、8ヶ月で保育園に入った途端に現実に襲われる。
入園早々コロナだなんだで発熱。
体重は減り、食欲もがた落ち。
スリムボーイだった息子がさらにやせ細り、母は焦る。
そして風邪症状が治っても、食べなくなった離乳食。
理由はただひとつ、「おっぱい>>>>ごはん」の公式が発動されているからだ。病み上がり、安定しないのでしょう。
(詳しくは過去記事「おっぱい星人が1歳を超えて“おっぱい魔人”にジョブチェンジした話」)
この頃の息子は、食卓に座るとまず3口食べる。(お腹は空いてるんだね!)
その後、すぐ泣きながら抱っこを要求。
抱っこで5口食べる。
泣きながらおっぱいを要求。
おっぱい休憩のあと、また数口。
そしてまたおっぱい…のループ。
おっぱいはね、喉を潤すためのスープじゃないんだよ…。
ハイハイを習得すると、抱っこしても1口も食べず、床に降ろせと暴れ始め、ハイハイで逃走。
食事の時間が追いかけっこに変わる。
息子よ、母は君をそんな遊び人に育てた覚えはないぞ?
部屋を隅から隅まで移動する息子を追いかけては、隙を見てごはんを口に放り込む日々。
おもちゃに集中していればしているほど口は開けてくれる。
味わって食べているのかどうかはもはや不問。
とにかく栄養を摂ってさえくれれば、それでいい。
美味しく食べてほしい、とかそんな贅沢は言いません。
…食育、とは?
まったく食べてくれない、偏食で困ってる、というタイプではない。
最終的にはなんとか食べてはくれるのでそこは救いだ。
が、いかんせん激しいため、母、離乳食ごとにHP爆減。
YouTubeでおすすめに出てくる「○ヶ月の離乳食Vlog」なんて動画見た日には、パクパクつかみ食べしてる子が眩しすぎて一撃でやられる。
あんなの一握りの選ばれし者だよね?そうだよね?