目線が合う距離。
こんにちはfreee Advisor Day2023(以降fAD)プロデューサーのREISHOです。前回、「ありがたき、多岐に渡るアイディア。」というお話をしました。その続きです。
パートナー会社さんと、じっくり時間を取って膝を付け合わせてfAD作りこみの詳細部分について「課題」をつぶしていきました。リアルでの意見交換の必要性と大切さを改めて認識した日となりました。普段のコミュニケーションは、ワークプレイス上で行っていますが、短いテキスト上のやり取りはディスカッションに向いていないし、細かな確認事項が漏れてしまいます。それこそイベントというのは、WEBサイトも印刷物もノベルティ制作も、映像制作も造作演出もステージ演出も、タイムテーブル制作もレイアウト&ゾーニング企画もすべてそろったいわば総合格闘技です。これらの一つ一つの細かな部分にすべてテキスト&チャットで尋ね答えしていると、いくら時間があっても足りない状況になります。それが、対面で会って話せば、「すみません、ちょっといいですか」でなんでも聞けて、細かな齟齬もなくなるし、何よりお互いへの信頼感が生まれます。もちろん議事録を取るのは大事ですが、対面MTGは集合知を構成するための一つの重要なやり方だと思いました。その場の壁打ちというか一人知見がある方がいるだけで違います。
今回の仕事に限らずのことですが、依頼主側と受注会社としてのパートナー会社となるとどうしたって少しの距離が生まれてしまうと思うのです。そこをどうやって埋めていくのかが担当者の腕の見せ所なのだろうと思います。こちらも人間、相手も人間、人間は感情の動物であるならば、感情をうまくすり合わせていくほかない。一方は「材料と選択肢を提示したのだから”いついつまでに決めて欲しい”」と迫るかもしれない、一方で相手は「たとえばのこの案をこうしたらどうだろう?」と対話を通してアイディアの壁打ちをしながら収斂していきたいと考えているかもしれない。無限に時間があれば、思う存分後者を突き詰めていけばいいのだけれど、そうもいかず時間という尺度で折り合いをつけないとならない。こういう時は、お互いに「受け身の姿勢」ではなく、どんどん動いて情報を取りに行く、当てに行く、当てた跳ね返りを拾う、この行動力がすべてだと思います。
頼られてヤな気分になる人はいないはずです。だとしたら立場違えど、同じプロジェクトを成功させる仲間としては同じとして、きちっと向き合ってやったりとったりが大切になると思います。
To be continued…
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