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価値を認め合うということ、等価。

こんにちはfreee Advisor Day2023(以降fAD)プロデューサーのREISHOです。前回、「目線が合う距離。」というお話をしました。その続きです。

突然ですがお金の話はとても大事です。仕事におけるお金の話で一番に登場するのは「見積もり」でしょう。見積もりには会社の思想や担当者の主張が反映されることが少なくありません。友人の営業マンは、「上司に発注先から最初にもらった見積もりから必ず5%ダウンを交渉しなさい」と教えられたと聞いたことがあります。いやちょっと待てよ、となると(この会社は毎回5%ディスカウントを要求される!)と知った発注される側の担当者は、しばらくすると最初から「+5%」を見積もりに載せて交渉に挑むのではないだろうか。しかし、いつも同じ項目の見積もりだと単価の違いで突っ込まれる。となると見積もりの「項目の作り方」が腕の見せどころになりそうです。

見積もりにおいて新規の項目立案はセンスがいります。仕事自体が最終形態の製品そのものをいくつ納めるかということでしかないと、項目も何もなくなるのですがもう少し仕事の上流工程を想像すると「どれだけ自分たちの仕事の付加価値ポイント」を知っているか、これはお金に換えられる「プロセス」であると思えるのが勝負の分かれ目だと思います。自分たちの仕事も相手(パートナー企業)の仕事も、そのキャッシュポイントを認めてもらえる(認められる)動き方をしたいものです。

さて、fADの見積もりも多岐に渡ります。様々なパートナー企業とお付き合いする中でやっぱり見積もりのやり取りというのも発生します。営業担当者と概要をディスカッションして、これこれこうなら、このぐらいの金額がかかる、でもそこから、この作業を抜いたらそれってどうなります、いやその作業はこっちではなく、ここに含まれてます、あー、じゃあこの項目はちょっとおかしくないですか、うんぬんかんぬん。。。

このプロセスが営業マンの仕事の醍醐味だと自分は思います。予算は決まっていますので、どう配分するのか。お互い理想を実現するのに全力を尽くしたいけれど、先立つものが無ければそれはかないません。企業は利益を追求するために存在するのであれば、双方きちんと適正な利益をとって、自分たちやさらに自分たちの先にいる協力機関の人たちが「気持ちよく」働けるようにしなければならない。無理に「理=利」は無いビジネスの成功に向けて、一緒になって知恵を絞ってくれるパートナー企業に恵まれるというのは、ありがたいことだと思っています。

To be continued…
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