【Season21】マスター1 60宝玉獣【遊戯王マスターデュエル】
こんにちは、Freedumeです。今回は、金科玉条入りの宝玉獣でマスター1を達成できたのでその構築について紹介出来たらと思います。
9月のランクマッチ環境について
1強に近かったティアラメンツが規制されたこともあり、環境トップが不明な状態で始まったシーズンだった
自分は新制限ルムマに参加した期間も含めると2週間ぐらいこの環境で戦っていたが、新環境において明確に1強や2強と呼べるデッキは無かったように思う
個人的なTier表としては
ラビュ・ドラゴンリンク・スプライト・斬機あたりが次世代の覇権を争っているように感じた
全体のパワーが落ちたことで環境に誘発が増えており、γ、ニビル、ヴェーラー、屋敷わらしなどティアラ環境では見る機会の少なかった誘発を撃たれることも多かった
デッキスロットの自由度で天威相剣、天底緩和の影響で召喚ドラグマなどかつて一線級だったデッキが規制の影響で顔を出してきたのは興味深かった
宝玉獣の対戦データ
デッキレシピ
コンセプト・構築経緯
①サファイア1枚から4素材スカルデットが立つスプリガンズギミックを採用
宝玉獣の強みとして、1枚からランク4が立つサファイアへのアクセス手段が豊富というものがある。
実際に具体例を挙げると、
と15枚近く存在し、心の架け橋なども含めるなら実に20枚近くサファイアにアクセスするカードが存在する。
そこで、「サファイア1枚から展開出来るようにすれば宝玉獣の事故率は低下するのではないか」、という考えに基づき4素材スカルデットギミックの採用を決めた。
結論として、1枚初動からオバドラが確実に成立する展開は発見できなかったが、スカルデットのドロー次第で成立するという結果になった。
②60枚に膨らませることで最終盤面・誘発枚数・初動率などが改善すると考えたため、デッキを60枚にする
スプリガンズギミックを採用した事で既にデッキを40枚に収める事は困難になっていた
なので60枚までデッキを膨らませて、素引きしたくないカードの割合を減らすのが効率的だと考えた
厳密には違うが、60セフィラに近い考えだと思ってほしい
(60セフィラの場合はギミックの種類も増やしているので、安定性だけでなく誘発貫通力も大きく向上している)
60セフィラの場合はハリやラドンが作れるなら概ねどんなギミックでも採用可能だが、宝玉獣の場合はランク4を作る際にサファイアを絡めないとデュガレスでサファイアを吊り上げられないため、荒魂+幸魂、パラエクのようなランク4ギミックの採用は難しく、初動率の確保に難を抱える…
はずなのだが、なぜかサファイアにアクセスする手段が15枚近くあるので特に問題は無かった
③60枚に増やした分サファイアにアクセスするカードを大量に投入して初動率を確保する
先述した通り、通常の宝玉獣に比べてサファイアにアクセスするカードをかなり多めに採用している
一応200回初手を確認したところ、4素材スカルデットの成立確率は
成功:177(88.5%) 失敗:23(11.5%)
だった。
スカルデット関係無しに展開出来るパターンとスカルデットガチャ次第で展開が止まるパターンがあるので、正確なオバドラ成立確率を提示出来ない点については申し訳ない。
④最終盤面は拮抗やサンボルをケアできるように、万能無効を立てる
構築で使う展開ルートギミックについてはある程度目途が立ったが、今度は最終盤面をどうしようかという話になった
とりあえずサンダーボルトや拮抗勝負、墓穴の指名者をケアするため万能無効を添えたいと考えそれらに対する回答を探していたところ、
以上の4つの選択肢に辿り着いた。
そしてこの中ではバロネスが一番強いだろうと考え、バロネスを横に添える形で展開ルートを考えることにした
個々のカード解説
Gうらら指名者のような汎用カードの画像は省きます
モンスター
宝玉獣 アメジスト・キャット
星3なのでケルビーニの素材になれる
地属性なのでナチュビの素材にすることもできる
宝玉獣 ルビー・カーバンクル
最強の宝玉獣
金科玉条が実装されたお陰で素引きもギリ許せるようになった
基本的に展開ルートではスカルデット、ジーランティス、クロシープで3回特殊召喚することを目指す
めちゃくちゃ大事なこととして、可能な限りルビーを墓地に送らないように展開しよう
ルビーを墓地に送るだけで常にビーステッドの脅威に晒され、展開が通らなくなるリスクを孕んでしまう
古のカードなのでチェーン2だとタイミングを逃すので注意
相手のビーステッドやクシャに飛ばされると世界が終わるので2積みにしているが、1枚でもやれそう
宝玉獣 エメラルド・タートル
星3なのでケルビーニの素材になれる
あと水属性なのでアライバルの素材にも
宝玉獣 アンバー・マンモス
星4の中では一番影が薄い
強みは特に思いつかない
宝玉獣 トパーズ・タイガー
クロック+結界像やボーダーと相打ちが取れるのが偉い
アンバーよりは強い
宝玉獣 コバルト・イーグル
鳥獣族なのでセンサー万別を貫通してサファイア1枚からアーゼウスに向かえるのが偉い
電光千鳥を採用するとより評価が上がるカード
宝玉獣 サファイア・ペガサス
過労死枠
平均して6〜7回ぐらい召喚して宝玉獣をかき集める
サファイア1枚初動だと75%の確率でオバドラが成立し、9%の確率で3ウーサ+ジーランティス+(宝玉6種)で止まり、16%の確率で何も起きない
古のカードなのでチェーン2だとタイミングを逃すので注意
初動札なので当然3積み
究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン
このカードの登場でサファイア1枚からランク4が立つようになった
レベルが8と高いので、探索者とシンクロしてバロネスを作る
手札からssする効果は奇襲性があり、マスカレやカルテシアを無力化しながら倒せることもある
展開で必ず2枚使うので2積み必須
究極宝玉神 レインボー・ドラゴン
このカードを出すために一生懸命頑張る
7種類"ピッタリ"じゃないとss出来ないので注意(n敗)
素引きして虹獣の効果を起動出来なくなるとまずいので2積み推奨
宝玉の先導者
金科玉条の追加で評価がかなり上がった
2枚初動の片割れかつスカルデットからの当たり札でもあり、個人的には3積み推奨
地味にP効果でルビーに対する泡をケアすることが出来る、極稀に使うので覚えておくと良いかも
星3なためケルビーニで落としてデュガレスで蘇生→金科サーチして展開…といったルートも考えられるが、自分では実用的なルートを発見出来なかった。誰か考えてくれ~~~(他人任せ)
聖騎士の盾持ち
実質サファイアになれるカード
サファイア1枚からスカルデットが立つデッキなので、サファイアへのアクセス手段はある程度確保しておきたいため3積み
俊足なカバ バリキテリウム
盾持ちからのサーチ先その2
採用には諸説あるが、絆+盾持ちの展開が伸びたり後攻で1妨害踏める場合があるので採用した
採用は好みだと思うので抜いても良い
スプリガンズ・キット
唯一の闇属性のスプリガンズ
終盤になってからルビーに対してビーステッドを撃たれるとオバドラが出せなくなるので、ビーステッドの有無を判別するために採用した
デュガレスの墓地蘇生効果(キットとロッキーを素材外し)で突如相手に優先権が渡った場合、高確率で相手がビステを持っていると判別できるので墓地にルビーを2枚供給してビステをケアする
これのお陰で何戦か落とさずに済んだのでキットを採用して本当に良かった
一応烙印魔法罠をサーチできるので、もう少し展開を伸ばすルートがあるかもしれない
スプリガンズ・ロッキー
メリーメイカーで墓地に落とすカード
星4スプリガンズの中で一番打点が高い
地味に①や②の効果を起動すると墓穴やムドケルが釣れたりしてちょっと楽しい
魔救の探索者
御影からサーチしてss、虹獣とシンクロしてバロネスを立てる
一応2+3+3からアクセルスタダを経由してバロネスを立てることも出来る
素引きした場合でも召喚して効果を起動すると、アダマシアと勘違いした相手がうららや泡を投げてくることがあって面白かった
増殖するG
最強カードなので3積み
後攻の時は相手のγをケアしながらGを投げること、クシャの1ドローよりγケアの方が遥かに重要なので
先攻展開が通った時はスタンバイにG投げると墓穴抹殺もらえてちょっとお得、トップγはウーサで止められるので無問題
灰流うらら
増Gやウェルカムラビュリンスを止められるので3積み
なお相手の伏せにウェルカムとビッグウェルカムがある場合、ウェルカムに対してうららを撃つ必要がある
ビッグまでうららを温存しようとしても、ウェルカムで2900姫様出されてビッグにうららが撃てなくなるため
サイフレームギアγ
宝玉獣はγの誘い所がめちゃくちゃ多いので相性が良い
特に積まない理由もないので2積み
サイフレームドライバー
手札に来たらスカルデットで帰宅させる
設定上psyフレームギアを操ってるらしいのだが、むしろpsyフレームギアに毎回呼び出されて酷使されてるのでは…?
原始生命態ニビル
抹殺用とGつっぱに対するメタとして1枚採用
ニビルが流行ってない環境なら抜いていい
魔法
増援
聖杯の継承
聖騎士の盾持ちをサーチする。
以前は聖杯の継承を3積みしていたが、初動札が過剰だと感じたため聖杯の継承を1枚に減らした。
初動率をもっと上げたい人は3積みにすると良いが、盾持ちや継承の効果はターン1があるので被りが弱い点に注意。
三戦の才
スカルデットで引いた時に最強になれるカード
要らない時はデッキに戻せば良い点も含めて1枚は積み得だった
環境次第で2~3積みするのも悪くなさそう
虹の架け橋
宝玉万能サーチ
初動では絆 or 金科玉条をサーチし、スカルデットで引いてきた時は覚醒か奇跡をサーチする
名称ターン1が無く、引けば引くだけ仕事するのが滅茶苦茶えらい
3積み必須
宝玉の絆
宝玉獣が擁する壊れサポートカードその1、宝玉獣版の《デストーイ・パッチワーク》とか《魔界劇団のゲネプロ》みたいなカード
サファイアサーチ→虹獣置きで泡ヴェーラーを貫通しながらランク4まで行ける
絆1枚初動の場合はサファイア1枚初動よりもスカルデットの受けが3枚ほど増えるため、オバドラの成立確率は80%ぐらいになる
3積み必須
金科玉条
宝玉獣が擁する壊れサポートカードその2、他のカードに例えようと思ったが例えられるカードが無かった
墓地から蘇生した場合は何故か1枚で2アド稼いでくる、蘇生したのがルビーなら更にサファイアの効果も発動するので2アド追加!!!4アド!!!強すぎ!!!!!
手札墓地にルビーを抱えている場合はこのカードが常に貫通札となり、当て所次第でγやニビルを貫通して展開が継続する
ただわらしやフリチェ除去にはかなり弱く、墓地からルビーを蘇生する場合にはビーステッドにも注意しなければならない
星4宝玉獣+金科玉条からでも4素材スカルデットに繋がるので、この構築においては初手にあると滅茶苦茶嬉しいカード
初動札かつ貫通札であり、減らす理由も特に無いので3積み
心の架け橋
宝玉獣が擁する壊れサポートカードその3、《マドルチェ・サロン》とか《ふわんだりぃずと謎の地図》に除去効果が追加された感じのカード…ちょっと強すぎないか???
金科玉条実装前でも頭のおかしいカードパワーだったが、金科玉条実装により更に壊れた
展開系が苦手とする永続罠やインスペクトボーダーなどの置き物に対しテーマギミックで除去できるという宝玉獣の強みたるカード
3積み必須
宝玉神覚醒
心の架け橋や金科玉条にアクセスするカード
展開札が余った場合は奇跡をサーチして盤面をより硬くすることもできる
増Gを撃たれた場合に覚醒+心でターンを返し、相手ターンにサファイアss→心起動で1枚バウンスという使い方も可能
スカルデットからの当たり札でもあり、二枚初動のうちの1枚にもなれるため迷わず3積み
タリホー!スプリガンズ!
サルガスのサーチ先であり、1枚が4枚に増えるカード
注意点として取り除いた数分のスプリガンズが容易出来ない場合は特殊召喚効果は不発となり、1枚も特殊召喚出来なくなる(1敗)
後攻の場合は墓穴やムドケルをケアするために1~2枚を選択する場合もあるので頭に入れておくこと
地味に②のX素材を取り除く効果は相手のXからも可能であり、2素材アーゼウスから素材をパクって1妨害踏めることもある
墓穴の指名者
抹殺の指名者
増Gが重いので。伏せてもそこそこ強い
罠
無限泡影
採用枚数には諸説あるが、特に減らす理由も思いつかなかったので3積み
宝玉の奇跡
スカルデットガチャで探すカード
何故か名称ターン1が無く、2積みにするとより最終盤面は硬くなる
ただ4ウーサ+ジーランティス+バロネス+オバドラ+奇跡でもまず抜かれないので1積みで十分だと判断した、2積みでも全然OK
魂の二連結界波とか三連ライストで負けたら棺桶ダンスでも見て心を癒しましょう
EX
究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン
クロシープの起動用
後攻でオーバードライブを出さなくてもリーサルが確定する場合はニビルケアのためにこのカードでリーサルを取りに行く
必須枠
究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ
ストラクの看板である新エース
特別な耐性などは無く、ウーサやバロネスを横に添えて全力で守る
このカードのお陰で6,000アライバルやマスカレアストラムなど強固な耐性持ちにテーマ内で回答が存在し、ガバ伏せした罠ビに捲られることがほぼ無い(ラー玉は無理)
先攻でアライバルを立てた後に1体目のオバドラ起動、宝玉獣を5体ssして再展開という展開ルートも存在するが、今回のデッキはEXが既にカツカツなので1積み
アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン
サイフレームギアγからのss先
一応無くてもサイフレームをスカルデットの素材すれば展開には支障は無いが、先出しバロネスでニビル受けが可能になる点を評価して採用した
勝ちをさらに確実にするカードなので、誘発(特にニビル)が流行っていない環境なら無くてもいいかもしれない
選択枠
フルール・ド・バロネス
サンボル拮抗などをケアする万能無効枠
宝玉獣で万能無効が構えられるモンスターとして、
などがいるが、この中ではバロネスが一番強いと思ったのでバロネスを採用
冥王結界波やラー玉が流行る環境なら抜けていくカード
選択枠
No.41 泥睡魔獣バグースカ
汎用ランク4
増Gに対する妥協点として採用した
EX枠がカツカツなどの理由以外で抜くことはないが、EXを14枚にしろと言われたら恐らくバグースカかアクセルスタダを抜く
選択枠
No.60 刻不知のデュガレス
展開ルートで必須
制約により次のメイン1がスキップされるが、展開が完全に通れば95%ぐらい勝ちなので影響はそこまで無い
必須枠
御影志士
探索者をサーチしてssする
冥王結界波やラー玉が流行る環境ならバロネスと一緒に抜けていくカード
正直ノイズなので抜けるなら抜きたい
選択枠
スプリガンズ・メリーメイカー
サルガスの中継地点
手札にロッキーorキットを素引きしている場合、効果を起動するとタリホーのサーチ先が無くなるので必ず効果を破棄すること(5敗)
展開のエンジンであるため必須枠
ギガンティック"チャンピオン"サルガス
タリホーをサーチしてサファイア1枚からリンク値4を確保する
②の効果も非常に優秀で、先攻ならルビーを回収してスカルデットでssし展開を伸ばす、後攻なら1枚除去が可能
展開のエンジンであるため必須枠
天霆號アーゼウス
汎用捲り札
メリーメイカー→サルガスで1妨害を踏みながら4素材アーゼウスが立つので普通の宝玉獣よりもアーゼウスを強く使える
必須枠
彼岸の黒天使 ケルビーニ
星3二体から宝玉獣を1種類増やせる貴重なカード
先導者も星3なので一応落とせるが、展開ルートに組み込むことはまだ出来ていない
必須枠
クロシープ
ルビーを蘇生して大量展開するカード
大事な事として、クロシープのリンク先にSやXがいる状態でルビーを蘇生してしまうと、モンスターの攻撃力を変化させる処理が挟まるためルビーがタイミングを逃す
なのでクロシープのリンク先にXやSは置かないようにしよう
必須枠
鎖龍蛇-スカルデット
4枚ドローで展開札や上振れ札を探しながら、手札からルビーをssできる
以前までなら役割を終えたスカルデットはアポロウーサやクロシープの素材としてリンク値1つ分の価値しか持たなかったが、ジーランティスの登場によりリンク値4をそのまま活かせるようになった
必須枠
召命の神弓-アポロウーサ
オバドラの添え物として
後述するジーランティスと相互リンクすることで戦闘破壊からウーサを守ることが出来る
そのため4ウーサがフェンリル1枚とトレードされることが無く、4回分の妨害として機能しやすい
風属性なので、超融合でバロネスと合わせて沼地のドロゴンにされる点はマイナス
必須枠
世海龍ジーランティス
スカルデット1枚からリンク召喚できるリンク4
サファイアとルビーの効果を使いまわして宝玉獣をかき集める
地味に③の効果が優秀で、アポロウーサを戦闘破壊しようとバトルフェイズに入ってきた相手を咎めることが出来る
必須枠
余談だが以前はジーランティスを素材に4ウーサを立て、バロネス+4ウーサ+オバドラで構えていた
しかしジーランティスを残した方が盤面が硬くなるという話を聞き、実戦で試してみたらその通りだったので展開ルートを修正した経緯がある
採用を考えたカード
聖騎士の槍持ち
増援や聖杯の継承で盾持ちとサーチ先を選べる
増援+盾持ちが金科玉条+サファイア化けるので有用なカード
バリキテリウムより普通に強いので今にして思えば1枚は採用すべきだった
クシャトリラ・フェンリル
先攻で出しても盤面がフェンリルで1枠埋まると展開の要求値が上がるのでフェンリルを残すことは難しく、スカルデットの素材として消化する形になる
またγとも相性が悪く、増Gをケアするために金科玉条や虹獣から発動した場合はフェンリルが手札で腐り、フェンリルから出した場合は増Gをγで止められない
単体パワーは非常に高く、後攻では頼りになるので後攻を重く見るなら採用したい
宝玉の導き
金科玉条の実装により展開ルートにおいて必須では無くなった
実戦でも導きが欲しいとなった機会は殆ど無かったので、抜いて良いカードだと思う
単体では機能せず2枚初動としても使い辛いので事故率を上げるカードだが、仮に採用するのであれば4枚目の宝玉神覚醒として採用し、上振れ札として使う形になるだろうか
スモール・ワールド
初動札、貫通札、誘発何にでもなれるカード。先日実装されたピュアリィに対して有効な壊獣を探すという選択肢もある
対ピュアリィで壊獣を投げてもリソースを残され勝つのは難しいという話はあるが、宝玉獣は展開さえ通ればワンキルできるデッキなのでそこまで影響はない。当然だが増Gを投げられようがつっぱしてワンキルを狙う
横にナイチンゲールがいたらワンキルは不可能になってしまうが、そこまで展開通された状態で捲れるカードなどほぼ無い(ピンポメタのオーバーディレイぐらい)ので割り切り
このデッキの手数は心の架け橋や金科玉条に大きく依存しており、そこを止めてくるノアールの妨害は重いので、ピュアリィが流行るようなら採用を検討することもあるだろう
禁じられた一滴
環境に刺さってる気があまりしなかったので不採用にしたが、宝玉獣はコストが捻出しやすいデッキなので環境次第では採用する
豆知識として、永続魔法状態の宝玉獣をコストにした場合、"モンスターカード"がチェーンできなくなる。覚えておくとどこかで役に立つかもしれない
VV-百識公国 + VV-真羅万象 などの各種フィールド魔法
救いの架け橋
救いの架け橋ギミックを入れる場合、おろかな副葬、救いの架け橋、任意のフィールド魔法1~2枚で3~4枠必要となり、自分の構築力ではデッキスペースに空きを作れなかったという理由で不採用になった
採用した方が強い可能性は大いにあり、無限の可能性を感じるので誰か考えてくれ~~~(他人任せ)
レッドリブート
先後ともに仕事があり、環境的にも悪くない
スカルデットで引いてきても拮抗ケアとして使えるカードなので採用する選択肢は大いにあった
なお先攻の場合サルガスとバロネスで1枚ずつ破壊できないと無限泡影が1枚残ってしまうため、実質4ウーサ+究極宝玉神で耐える形になってちょっと弱め
まあ展開が通せているので役割は果たしているのだが
展開ルート
スカルデットのドロー次第で多少は展開が変わりますが、骨子は一本道です
とりあえず頻出パターンである、
の3つを紹介します
より良い展開ルートや、誘発に対する受けが良いルート等があれば教えていただけると幸いです
①サファイア1枚→スカルデットガチャ先導者
結果
備考
1枚初動で確定しているのはスカルデットまで
スカルデットガチャの当たりは虹の架け橋、先導者、覚醒、心の計12枚
金科玉条+絆、金科玉条+ルビーでも展開が継続
75%の確率でオバドラが成立し、9%の確率で3ウーサ+ジーランティス+(宝玉6種)で止まり、16%の確率で何も起きない
絆初動の場合は約80%の確率でオバドラが成立する
デュガレスのタイミングでラグが発生した=相手がビステを持っている場合、ルビーを2枚持ってきてビステをケアする
代わりにオバドラの打点が4,000になる
②金科玉条+サファイア
結果
備考
召喚権が余るので最後に探索者を召喚してシンクロする
先導者+サファイア初動など、召喚権が余らない場合は3ウーサになる
デュガレスのタイミングでラグが発生した=相手がビステを持っている場合、ルビーを2枚持ってきてビステをケアする
代わりにオバドラの打点が4,000になる
③心の架け橋+サファイア
結果
備考
この組み合わせはかなり強く、ビステケアとオバドラの打点11,000との両立が可能
なお自分が以前に使用していたダメな展開ルートもついでに紹介する
この展開は本来なら踏む必要のない負け筋を踏む可能性があるので、可能な限り避けるようにしよう
④ニビルケア
展開札が過剰な時はニビルケアとかもできる
基本的にサルガスに対してニビルを撃たせてから、金科+ルビーで貫通する
参考動画
備考
ニビルとビーステッドをケアしながら展開
ニビルを先撃ちしてくれたら金科から展開を伸ばせたが、温存されたため4ウーサ+バグースカでストップ
なおルビーに対して金科を撃つ場合は可能な限りビーステッドをケアしよう。今回で言えば心の架け橋のコストはルビーにも出来るが、ビーステッドがケア出来ないのでアメジストを割っている。
追記
今回のデッキとは異なる部分もありますが、絆1枚初動を見つけたので共有しておきます
現在の宝玉獣のTierについて
金科玉条で驚くほど強化されたとは言え、的確に妨害を当てられると1妨害で止まったりするデッキなので、環境に食い込むのは難しいと言わざるを得ません。
ただシェア率の低さに対してデッキパワーがかなり高く、初見殺しが決まりやすいです。ランクの上げやすさで言えばTier3~4あたりに食い込む実力はあると自分は考えています。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回のnoteで、宝玉獣の魅力や知識が少しでも伝わってくれたなら幸いです。
noteの感想や意見、より良い構築や展開などがあれば、Twitterやnoteのコメント欄といった形でリアクションを送っていただけるととても嬉しいです。
かなりの長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。