スカイチームの旅⑳KLMフライトキャンセル
ジャカルタ→クアラルンプールはKLM
ケニア航空のバンコク－広州とおなじ以遠権というもの
プレミアムシートを購入していたので優先チェックイン、更には出国の手荷物検査も優先レーンがあった
プライオリティパスでラウンジに入りそろそろゲートへ行こうかと席を立ちかけた時メッセージが入った
「Your flight canceled」
は？！今？？
フライトボードを見るもまだ反映されていなかった
ゲートへ行くと係員が1人いた
声をかけると「はいキャンセルです」
しつこく聞くとクアラルンプールまでは来たけどそこで機材トラブルが見つかりジャカルタまで来られない
振替便はチェックインカウンターで聞いてくれと
急いで向かおうとするとある程度集まるまで待て、と
出国取消の係員待ちらしい
20人ほど集まり出国取消の手続きをしてカウンターへ
なんと振替便は後からメールするからホテルへ行って、と
何度もフライトキャンセルにあったことがあるがその場で振替便を提示されこの便でいいか？確認があってから確定していた
メールで知らせるのなら決定事項じゃないか
そんなばかな！と声を荒らげてしまった
スタッフは面倒くさそうに「じゃああなたは特別にリクエストを聞くけど確定じゃないわよ」と三階から物申すような言い方をされた
ここで怒って粘っても埒が明かないので便名を指定してホテルへ
空港を出たところで待っているとゲートで見かけた人がいて彼らが移動したのでついて行った
ホテルバスかと思ったらタクシーで「KLMのフライトキャンセルでシェラトンへ行く車ですか？」と聞いたら運転手が「あぁきみもそうなんだね じゃあどうぞ」
呼ばれるのを待っていたらいつまでも乗れないのか
気のせいかもしれないが白人や成金ぽいおぢさんばかりが車に乗っていてアジア人や若者は私が来る前からまだ座っている
カウンターで長く待たされたから同じ便の特徴のある人は覚えていた
ホテルに着くとごった返していた
カウンター前は並ばず我先に押し寄せていたのだ
少しでも早くなればとベルにマリオットプラチナカードを見せてプライオリティレーンがないか聞いた
ベルが年配のスタッフに話してくれ前へ来るよう通してくれた
割込む形になったのでやいやい文句を言われたけどスタッフが彼女は800泊以上のVIPだから、というとシーンと静まり返りそれ以上文句を言う人はいなかった
部屋はテラス付きのキングベッド
キレイで静かで広い
お茶をいれて少し落ち着いてからレストランへ
KLM持ちで夕朝2食付いている
食べていると近くのテーブルの人が話しかけてきた
彼女はヨーロッパまで行くがどの便になるかわからない
あなたは？と言うのでメールするって言ってたと答え各自メールチェックすると私は希望通りの翌日朝便
彼女は翌日夕方発のKLM便だった
空港まではどうやって行くのか尋ねられたので食事を済ませて一緒にフロントへ
便に合わせて車を用意する、夕方発ならば夕方まで部屋を使って良いと
ロビーの隅にスーツケースがたくさん置かれていて自分のがあったので「これ私のです」というと「はいどうぞ」
え？じゃあ他の人が持っていってもわからないじゃないのー！
キャンセルのお知らせからずっと気が張っていたので部屋に戻り速攻で休んだ
これからまだまだ長い戦いがあるとは思いもせずに…
