メンバーのサウナづくりを応援する東北旅
こんにちは、サウナ創造学【実践編】教授の島田大輔です。
昨年の「サウナ創造学【実践編】」から早一年。あの熱気に包まれた体験が、今でも昨日のことのように思い出される。
受講生たちは、学びの場を離れてもサウナへの情熱を共有し続け、仲間としての絆を深めてきた。一年間の交流は絶えることなく、今では自身で独自のサウナを構想し、その夢を実現しようと行動を起こす者も増えている。
今回の旅では、その中でも前向きに一歩を踏み出しているメンバーである東北のたんちゃんとりくちゃんのサウナ作りの進捗を見に行くことになった。彼らは最終プレゼンで発表した「自分たちが本当に心地よいと思えるサウナ」を具現化するため、素材選びから設計まで、手探りながらも一つひとつ丁寧に進めている。
今回の訪問は、そんな彼らの努力の結晶を目にし、語り合い、再び彼らのサウナ作りを応援するための旅である。
⚫︎まずは究極の自然体験、絶景外気浴で評価の高い「十和田サウナ」へ学びに
十和田湖畔に面する「十和田サウナ」でサウナ体験をしました。
運営者の樋口陽介さんとともに、創造学メンバーのみんなが様々な情報交換を！
⚫︎東北のサウナの名店「古戦場」サウナも視察
⚫︎いよいよメンバーの丹ちゃん（丹菊 龍也）のサウナへ
⚫︎鹿又陸さんの女川町の出島 JUURI（ユーリ）サウナへ
りくさんと深井次郎さん（自由大学学長）との対談YouTube はこちら。
実際に、私たちはサウナ小屋で使う丸太を一緒に運び、その重みを肩で感じながら、りくちゃんの夢が形になっていく瞬間に立ち会いました。
木々の香りや、木特有の温もりを感じる丸太を運ぶ中で、一つひとつの素材が未来のサウナの一部になる様子を見ていると、心がじんわりと温かくなります。りくちゃんたちが楽しみながら作業に打ち込み、仲間と笑顔を交わしながらも一歩ずつ前進している姿は、本当に胸を打たれるものでした。
「サウナを通じて、自分の理想の居場所を創りたい」という彼の強い想いが伝わってきて、見ている私たちまで熱くなったのです。この場所で、また新しいサウナが生まれようとしている──その瞬間に立ち会えたことは、かけがえのない経験であり、私たちにとっても最高の刺激となりました。