レポート:《夢幻の無》軸弾幕除去コントロールにおける《「色災」の頂 カラーレス・レインボー / 天上天下輪廻天頂》の話
0.まえがき
今回は下記の順序で話を進めます。
0.まえがき
1.《「色災」の頂 カラーレス・レインボー / 天上天下輪廻天頂》について
2.《夢幻の無》軸除去弾幕コントロールについて
3.実際に合わせて使ってみた結果
4.さいごに
本題は3.です。
1.に関してはクリーチャーについて少し触れているため、既にご存じの方は読み飛ばしていただいても結構です。
2.に関してはデッキ構築のコンセプトについて触れているため、以前の記事を読んでいただいている方は読み飛ばしていただいても結構です。
1.《「色災」の頂 カラーレス・レインボー / 天上天下
<デザイン>
<効果>
<効果:「色災」の頂 カラーレス・レインボー(以降、クリーチャー面)>
■T・ブレイカー
■ゼロ輪廻∞:このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、このクリーチャーの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、自分の山札の上から5枚をマナゾーンに置く。
■エターナル・Ω(このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)
<効果:天上天下輪廻天頂(以降、呪文面)>
■カードを各文明1枚ずつ、自分の墓地から選ぶ。その中からクリーチャーをすべて出し、残りを手札に加える。
<小話>
矛盾を抱えたゼニスなので無色なのに5色だったり、クリーチャー面はマナゾーンを増やす効果があるのに呪文面は墓地回収を行ったりします。
また、クリーチャー面は11コストなので召喚することも大変で、
色々な部分で扱いにくさを感じるカードです。
《流星のガイアッシュ・カイザー》を使用して召喚するのであれば
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》でいいと思います。
そんな感じでかなり不遇なビクトリーカードですが、今回はこのカードを2.で紹介する《夢幻の無》軸除去弾幕コントロールに入れて使用してみたところかなり好感触だったのでちゃんと活躍の場はあるのだと感じました。
最も、既に多くの方が面白い使い方を考案しています。
そのためこのカードが好きな方や何か面白い構築を探している方は活躍の機会を考えてみると良いのではないでしょうか。
2.《夢幻の無》軸除去弾幕コントロールについて
<コンセプト>
除去カードやGRクリーチャーを使用してコントロールし、大型クリーチャーでダイレクトアタックする
《偶発と弾幕の要塞》や《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》を使用して広い範囲の除去を行う
《夢幻の無》を使用して大型クリーチャーを早出しする
<現在使用している構築>
<構築の軸となるカード紹介(一部)>
・夢幻の無
・ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ
・緑神龍ディルガベジーダ / 偶発と弾幕の要塞
・“魔神轟怒”万軍投
<小話>
何回も登場する《偶発と弾幕の要塞》コントロールです。
今回はかなり相性の良い《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》が出たこととせっかくなら《「色災」の頂 カラーレス・レインボー / 天上天下輪廻天頂》も使いたいということで混ぜ込んでみました。
《ドンドン火噴くナウ》など気になる部分は多数あると思いますがあくまで自分の中でのおもちゃ構築なので気にしないでください。
以下、《夢幻の無》軸除去弾幕コントロールの記事の宣伝
3.実際に合わせて使ってみた結果
思っていたよりも物凄く相性が良く楽しかった。
まず、今回紹介した構築の主な勝ち方は《夢幻の無》もしくは《禁断竜王 Vol-Val-8》で追加ターンを獲得しつつダイレクトアタックまで行うことなのでどうしても9コストまで耐久する必要があります。
そこを1ターン早めることができるだけでもかなりありがたく感じました。
次に、今回紹介した構築では山札の上からのマナ加速カードの使用により不用意にマナゾーンに落ちてしまうことを気にしなくて良い構築での活用により5文明のレインボーカードであるという点が他の5色レインボーデッキよりも痛手には感じませんでした。
加えて、11コストのパワー17000のカードなので、《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》や《偶発と弾幕の要塞》でも多少貢献してくれるました。
最後に、今回紹介した構築では《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》、《“魔神轟怒”万軍投》、《偶発と弾幕の要塞》といった墓地にカードを置くことで強力な効果を発揮するカードを多く使用しているため、《天上天下輪廻天頂》で出すクリーチャーを用意できるという噛み合いの良さがありました。
以上の理由から、自分は今回紹介した構築のような使用方法であればかなり有効的に活用できると感じました。
4.さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はたった1枚だけでの使用でしたが個人的には本当に好感触でした。
しかし、たった1枚だけの採用なので不満を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
そこに関してはちゃんとした活躍をさせてあげられなくて申し訳ないです。
今は不遇なカードやコンセプトが今後競技シーンでも活躍し、話題になるともっと嬉しいなと思います。
最後に、改めてここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次に読んでいただける日まで―。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?