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【地区戦】全日本ジムカーナ以外の世界初体験

ジムカーナは観る専門のMeeOneです。
過去記事を見ていただいてもわかるように、観るのは全日本ジムカーナだけと言っても過言ではありません。
そんな私が、近畿地区チャンピオン戦&ミドル戦に誘われたので、そのエピソードをまとめたいと思います。


1.どうして近畿地区なの?

私にジムカーナの世界を教えてくれた親しい人が、近畿地区ドライバーだったから。
単純です笑
なので、北海道在住ながら近畿地区(もともと出身地でもあります)に馴染みがあり、応援とドライバー側の世界も見てみたらいいよということで行ってきました。

2.ジムカーナの朝は早い

全日本ジムカーナ観戦の時も朝は早いですが、ドライバーさんはゲートオープンにあわせて会場へ行くため、更に朝は早い。

ゲートがあるとテンション上がるね

名阪スポーツランドは、画像や動画で何度も見ているので、行ったことがある気持ちになっていましたが、今回初めてでした。
彼がロードスター乗りのため、私も荷物を最小限にする必要があり、助手席の足元キュウキュウ。
ゲート付近で手続きをしますが、ドライバー以外は入場料500円かかります。

3.名阪スポーツランドはコースがいっぱい

ABコース、Cコース、Dコース、Eコースの4コースがあり、用途によって使い分けています。
今回は全日本でもお馴染みのCコース。
Cコースの広さに比べるとパドックスペースが狭くミドル戦併設もあり、CコースのパドックスペースとDコース内をパドックとして使用していました。
DコースはCコースの下にあるため、急斜面の坂道往復が必要で、ドライバーさん達からは「谷底パドック」という呼び名で嫌がられていました笑
そしてこの日の彼のパドックはDコース笑

4.なんちゃってサービス気分

いつもはギャラリーとして行くだけなので、ドライバーさんがどのように過ごしているのか、準備から片付けまで何をしているのかは、わかりません。
今回は応援しながら、なんちゃってサービス体験もさせてもらいました。
(とはいえ、ほとんど側で見てるだけ)
まずは、パドック設営から。
車の荷物を全部下ろします。私の荷物も当然下ろされました笑

ゼッケン貼る作業初めて見た

なんちゃってサービスの私ができることは限られています。荷物を下ろしたり管理するくらい笑
ゼッケン貼るのもコツがあるらしく、風で飛ばないようにおさえるくらいしか手伝えなかった。
ゼッケンを貼ると急に競技感が増します。
このあと、タイヤの空気圧とか減衰調整とか、細かい調整をしていましたが、私はまったくわからないので、その辺で遊んでました(役に立たなくてごめんよ)

5.ブリーフィングから慣熟歩行

しばらくするとドライバーさんたちは、ブリーフィング(ミーティングみたいなもの)へ向かいます。
参加者必須で、注意点とか話され、この日のコース図(ドライバーさんたちは、"この日のお題"とよく言っていますね)が配布されます。
コース図をじっくり見る暇もなく、ドライバーさんたちは慣熟歩行へ向かいます。

各々が戦略を練る時間

全日本観戦でも慣熟歩行を見るのが好きな私。
この日もギャラリー席から、ボーッと慣熟歩行を眺めていました。
短い時間の中で、コースを覚えながら戦略を練ることができるのが凄い。
全日本ドライバーさんは、何度も逆走したり、路面触ったり、しゃがみ込んで眺めたりする方が多いですが、この日はそういった感じの方がいなかったので、違和感がありました。(全日本見過ぎ)

6.全日本と地区戦の違い

私が普段見まくっているのは、日本最高峰の競技会。凄腕ドライバーさんが、当たり前のように超絶な技を見せる世界。
いつのまにか、それが当たり前、それが普通になってしまっていた私。
よく地区戦ドライバーさんから「下手くそでごめんね」「広瀬さん(全日本ドライバー)みたいに速くなくてごめんね」など言われます。
確かに技術面では劣るかもしれませんが、ひたむきに走る、切磋琢磨する、純粋に自分だけのために走る、そんな姿が新鮮で見ていて清々しかったです。
出場が練習に繋がる。そんな感じがしました。
そして、全日本観戦しかしていない私は、地区戦はAWAYでした。知らない人だらけ……。
ドライバーさんたちは毎戦会っているので、ライバル同士ながらもアットホームな雰囲気。
全日本はピリピリムードなので、ほのぼのしていて居心地良かったです。

7.慣熟歩行に連れ出される

部外者がコースに入るものではない!が私の思いだったにも関わらず、お昼の慣熟歩行に連れ出されました。

先週全日本ドライバーさん走ってたところだ笑

縁石って見た目より傾斜があるんだなとか、路面水平ではないんだなとか、歩いてみて初めてわかることもありました。
でも、お邪魔してごめんなさいの気持ち。

8.地区戦ドライバーさんたち

同クラスでも異なるクラスでも、何人かで集まって、ここはこうだったとか、もっとこうしたら良いだとか、コース攻略のお話をしていたりする姿を見ました。
なんか、いいなこういうの。
みんなで上手くなろう、速くなろうという気持ちが全面に出ていて、地区戦には地区戦の面白さがあると言われていた意味が少しわかった気がします。

9.まとめ

全日本と地区戦の違いと、ドライバー側からの競技会を体験させてもらいました。
やっぱり見ていて楽しいのは全日本だけれど、地区戦ならではの楽しみ方も知ることができました。
より身近に気軽に観るなら地区戦。だけど、知り合いがいないと無理な世界。
お疲れさまでした。
連れていってくれたTくんありがとう。

お片付けをして帰ります

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