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【雑談】全日本ジムカーナダブルヘッダー開催の楽しみ方
ジムカーナは観る専門のMeeOneです。
2024年全日本ジムカーナ選手権が開幕しました。
今年は去年と少し見方を変えて、全体的に楽しんでいけたらいいなと思っています。
今回は、観る側から思うダブルヘッダー開催について書いてみます。
1.ダブルヘッダー再び
初めて観戦した全日本ジムカーナ選手権は、初のダブルヘッダー開催だった砂川。
記事を読んでいただければわかると思いますが、苦い思い出もあります苦笑
が、観る側にとっては、2戦連続で観戦ができるなんて贅沢だなと思った記憶もあります。
選手の負担などは、私は観る側なので敢えて触れずに書いていきます。
2.初見の特別規則書では
観る側なので普段は特別規則書は見ません。
でも、ダブルヘッダー開催にあたり、特別規則書が昨年と変更になった部分が多いと聞き、今回はじっくり読んでみました。
第1戦、第2戦を通じて、使用できるタイヤは1セット(4本)とする。
2023年と大きく違う部分で、SNS等で話題になっていました。
ただ観るだけの私は、単純にこう思いました。
これで公平になる。
タイヤサポートの有無により、常に新品を用意できる選手とできない選手がいる。
これで公平に勝負ができると単純に喜んでいました。
この規則が、選手側にとっても観る側にとっても物議を醸し出すことになるなんて、この時は全く思っていませんでした。
3.選手から見た特別仕様書
選手側から見ると、このタイヤ1セット縛りは、大きな足枷になっていることがわかりました。
勝利することを目的に参加する選手からすると、いかにタイヤを温存して勝ちに行くかが戦略となることをいろいろな選手から聞きました。
・1日目はそもそも走らない
・大きなミスをしたらもうそれ以降走らない
・2本目走らない
そういった戦略を考えて観るほど私に知識はありません。
・本気の走りを見たくて、本気の勝負を見たい。
・巧みな技術を見て感動したい。
ただ、それだけで観戦するようになりましたし、心打たれた部分もありました。
ショックでしたね。
もちろん、勝たなければならない、勝つために許される範囲で戦略を練る選手の気持ちはわかります。
観る側と選手側の壁を感じた部分でもありました。
選手を批判しているわけではありません。
4.観てから考えればいいんじゃない?
こんなの面白くない!とごろついた私に、やる側でもある親しい人は茂木を観てから考えればいいんじゃない?と言ってきました。
確かに、始まってみなければわからないですし、また観ることができるという楽しみもありました。
茂木は現地観戦ができないので、Zummyさんの生配信での観戦です。
Zummyさんいつもありがとうございます。
茂木はフルパイロンコースです。
2023年はまだ観ていない時期だったので、タイムリーに観るのは初めてで、朝からわくわくしていました。
全日本のフルパイロンコースと言えば、パイロンぎりっぎりの巧みなターンが見れること、狭いコースへの飛び込みなどテクニック満載で楽しめます。
茂木の2日間は別の予定があったので、移動しながら片手間に観ていました。
観てから考える。さて、この結果は?
5.楽しさの中にある葛藤
予想通り、タイヤ1セット縛りの戦略が浮き彫りになりました。
リザルトを見ると目立つミスコースの文字
かつて、こんなにミスコースだらけのリザルトを見たことは記憶にありません。
このからくりは、タイヤ温存のためにミスをしたら走行をやめる=ミスコース扱いでした。
勝つための手段。戦略。
頭ではわかっていても、興醒めしました。
もちろん選手に非はありません。
私の気持ちの問題です。
6.嫌なら観なければいい
体験側スポーツに、観戦側を持ち込んでいるのは、こちら側の都合です。
なので、嫌なら観なければいいという意見はあると思います。(現在まで言われたことはありません)
選手たちだって、観戦側のことより自分が勝つこと第一です。それでいいのです。
今年は実験的なものなのかもしれません。
開催側の考えは私にはわかりません。
ただ、もっと多くの人に観てほしい、ジムカーナを始めてほしいと少しでも思うなら、一つの意見として耳を傾けてもらえると嬉しいです。
・タイヤ1セット縛りにするなら
必ず2本走行すること、2日間参加すること
を決める?
でも、わざとミスコースしたら意味がない
・途中で走行を止める姿を見て、子どもたちは夢を見ることができるのか
・エンタメとして観る側が悪いのか
など、もやもやもやもや。
私が出した結論は、
・ダブルヘッダー開催は現地観戦しない
・生配信観戦で興醒めしたら見ない
・見たいところだけピンポイントで観る
の3点です。
無理に観る義務もないですから。
7.2連勝ラッシュ
初戦からダブルヘッダー開催により、2連勝すればかなりのスタートダッシュになります。
早ければ6月にシリーズチャンピオンが見えてきます。
その後の会場は消化試合になってしまうのではないかが懸念されます。
それに、選手のモチベーション維持も心配です。
流れに乗って、勢いに乗れば無敵な気もします。
シリーズポイント合戦としては、どうなのでしょうね。
8.まとめ
今回は観る側の一方的な考えです。
選手の皆さんへの批判ではありませんし、開催側への感謝の気持ちもあることはご理解いただければと思います。