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鬱っぽくなるとき

生涯を通じて5人に1人は精神疾患を患うと、
精神科の先生が言っていた。

その言葉を聞いたとき、ものすごく救われた。

私は異常じゃないんだ

誰でもなる可能性があるんだ

先生からその言葉を言われたとき、
私は適応障害だと診断されていた。

適応障害は、鬱病の一歩手前とも言われている。

まさか自分が心の病にかかるなんて。

私の中で心の病はものすごくマイナスなイメージだったのだろう。
病名がでて安心した部分もあったけど、
誰にも言えない、
と、その時の私は思ってしまった。

生活を変え、その後私は徐々に、でもしっかりと回復していった。

よくよく考えたら、適応障害だと診断される前、
多分大学生の頃から、鬱っぽい日があったなぁ、
なんて思い出した。

なにもしたくない。
動きたくない。
誰とも話したくない。
LINEの返信もできない。
YouTubeでも見て気をそらしていないと、
ネガティブなことばかり考えてしまう。
そしてその結果、自分を自分で責め続けて、
涙が止まらなくなる。

私は今でもそんな日が、不定期でやってくる。

頻度はだいぶ減ったと思う。
前は月に1度くらいあったと思うけど、今は3ヶ月に1度くらいだろうか。

私はストレスを溜め込むタイプだ。
それが溜まりに溜まって、あふれてしまう。

でもそんな日があってもいいよね、
そう思えるようになった。

あなたの大事な人が私のようになった時は、
下手に干渉せず、
そっと見守っていてあげてください。

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