鬱っぽくなるとき
生涯を通じて5人に1人は精神疾患を患うと、
精神科の先生が言っていた。
その言葉を聞いたとき、ものすごく救われた。
私は異常じゃないんだ
誰でもなる可能性があるんだ
先生からその言葉を言われたとき、
私は適応障害だと診断されていた。
適応障害は、鬱病の一歩手前とも言われている。
まさか自分が心の病にかかるなんて。
私の中で心の病はものすごくマイナスなイメージだったのだろう。
病名がでて安心した部分もあったけど、
誰にも言えない、
と、その時の私は思ってしまった。
生活を変え、その後私は徐々に、でもしっかりと回復していった。
*
よくよく考えたら、適応障害だと診断される前、
多分大学生の頃から、鬱っぽい日があったなぁ、
なんて思い出した。
なにもしたくない。
動きたくない。
誰とも話したくない。
LINEの返信もできない。
YouTubeでも見て気をそらしていないと、
ネガティブなことばかり考えてしまう。
そしてその結果、自分を自分で責め続けて、
涙が止まらなくなる。
私は今でもそんな日が、不定期でやってくる。
頻度はだいぶ減ったと思う。
前は月に1度くらいあったと思うけど、今は3ヶ月に1度くらいだろうか。
私はストレスを溜め込むタイプだ。
それが溜まりに溜まって、あふれてしまう。
でもそんな日があってもいいよね、
そう思えるようになった。
あなたの大事な人が私のようになった時は、
下手に干渉せず、
そっと見守っていてあげてください。
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