クリスマスをどう過ごすか
2021年のクリスマスまで、あと約2週間。
私はクリスマス、というか、12月が好きだ。
みんながクリスマスや年末年始に向けて浮かれている、そんな感じが好き。
子どものいる親はサンタさんになり
子どもは、プレゼントをお願いしたけどちゃんと来るだろうかとドキドキして
サンタさんを卒業した若者は友達とプレゼント交換をしたり恋人と過ごしたり
クリスマスはとてもハッピーな日だと思う。
みんなが誰かのために、優しい気持ちで過ごす日だと思う。
私は20代で、ここ何年かは恋人のいないクリスマスだった。特にそれを気にしたことはなかったけれど、今年、恋人と過ごせることになって、
あぁ、とても幸せなことだ、と思う。
別に、12月24日や25日当日に会えなくてもいいと思う。でもそのイベントごとにのっかって、大切な人のことを想う日が増えるのは素敵な事だ。
クリスマス以外は想っていないのか、と言われたらもちろんそうじゃない。
ただ、その1年に1度しかない特別感はもうすでに世間に存在してしまっていて、それを一緒に楽しめる人がいるということはとても素敵だと思う。
ここまでの話はあくまでも私の主観的思考だ。
もちろん、クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日で、キリスト教の宗教行事であることは知っている。
私はキリスト教ではないので、祝う必要があるのかといわれると、その必要はない。
けれど、子どもの頃から、クリスマスにはツリーを飾って、ケーキを食べて、プレゼントがもらえる日、だと刷り込まれてきた私は、クリスマスを祝う本当の理由を知ってからも、クリスマスを楽しみたいと思っている。
楽しかった日。それが大人になったからといってできなくなるのは悲しい。それだけ。
*
私は大人になった今でも、12月25日の朝、
ほんの一瞬だけ、枕元のプレゼントを期待する。
大人には見えないトトロも、まっくろくろすけも、見えたらいいのに。
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