
人生を一つの作品として生きてみる。
小さな頃からの記憶が。
頭の中でまるで映画のように流れる。
それも写真と写真を繋げたようなフィルムムービー。
たまに動画が入り、笑い声や泣き声が聞こえる。
わなりやすく言えば。
小学生時代、中学生時代、高校時代。
20代前半、後半。
30代の今まで。
頭の中のそれぞれのゾーンを開けると、フィルムが引っ張り出されてあの時の映像が蘇る。
表情や服装、景色や置いてあった物の色など、わりと全体の絵として覚えている。
その都度、繋ぎ合わせた写真にこんな写真が足されたら面白いなーとか。
ここにこんな場面があったらよりカラフルだなーなんて思いながら。
もしも自分が死ぬ直前に、今までの日々を振り返った時、そのショートムービーが一つの作品と言えるようなカラフルな作品だったらいいなーと思って日々を生きている。
そして自分の生き様が、誰かの心に残っているようであればそれは本当に嬉しくて、ステキな事だなーと思って日々を生きている。