海にやさしい日焼け止めを使いたい
わたしたちダイバーに必須のスキンケア、日焼け止めについて。
これがないと、強い日差しを直接受けた肌は火傷し、シミや乾燥さらには皮膚ガンの原因にもなります。
そんな市販のほとんどの日焼け止めに含まれるある成分が、水中の生態系を壊すことがここ数年で広く知られるようになりました。
オキシベンゾンとオクチノキサート
日焼け止めの中に入っている、紫外線をカットする成分のオキシベンゾンと、オクチノキサート。
これらが珊瑚礁や水中の生態系を殺すことが研究からあきらかになりました。
広い外洋で使うならまだしも、湾になったような水域で多数の人がこれら従来の日焼け止めを使い続けると、サンゴ礁が死滅してしまう原因になります。
このことから、ハワイ州では2021年からこの2つの成分が使われている日焼け止めの販売が禁止されました。
REEF SAFE
この危険成分を含まない、海洋環境に配慮した日焼け止めは”REEF SAFE”と明記されて販売されています。
数年前は商品がまだ少なく、わたしはEtsyでちいさい個人メーカーが作っているような商品をリピ買いしていました(写真)。
マウイ島で作られています。
つけた感じは硬めですが伸びます。
もちろんウォータープルーフで、日焼け止め効果もしっかりあるので、わたしはプールや海で泳ぐ時はこれをつけています。
普段の日常は、旧来の一般的な日焼け止めを使っています。
各地ローカルでも認識が広まりつつある
地元フロリダで、私有地の泉に泳ぎに行ったところ、REEF SAFEの日焼け止めのみ使用可能と注意書きされていました。
泉も限定水域なので納得です。
商品が増えてきた
最近、スーパーのWHOLE FOODSで、REEF SAFEの製品を数種類発見しました。SPF30とSPF50の2種類がありました。意識高い系のお店や、サーフショップでも店頭に置かれるようになり、買い求めやすくなりました。今後、もっとオプションが増えることを期待します。
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