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【Freediving】【スピアフィッシング】 カワハギって面白い!と調子に乗ったら死にかけた話

こんにちは!『心にいつもマナティーを』がモットーのNikka🇺🇸Freediverです。
元日本代表の経験もあるフリーダイバーの目線から、
知られざるフロリダの海と泉の魅力を発信しています。
フリーダイビング・スクーバダイビング・ロブスターハンティング・スピアフィッシング・マナティースイミングetc…
健康的な体とマインドで、一生海と付き合っていきたいです。
似たような考えをお持ちの方がいたら、ぜひゆるく繋がってくださいね〜♪

初めてカワハギを突いた

カワハギは、その名の通り皮を剥いで下処理します。
体の表皮には鱗はなく、厚くてザラザラの皮状です。
昔はヤスリとして使われたそうです。
ちなみに、英語名でもFilefish(ヤスリ魚)です。

何もかも違う不思議な魚

Youtubeで捌き方を調べたら、カワハギって他の魚と全然違うのでびっくりしました。
まず、頭の後ろを骨ごと断って割れ目を入れます。
次に、手でメリメリっと二つに割きます。
そうすると頭側に内臓もくっついてきて、お腹は空っぽになります。

体は、外皮を手でベリベリッと剥がせます。
この感触が面白いです。
後は普通に3枚に下ろします。

頭は味噌汁の出汁にしました。
翌朝味噌汁の残りを見たら、プルプルの煮凝り味噌汁になっていました!
きっと何らかの栄養分がたっぷり入っているに違いないので、再加熱して残部飲みました。

身はお刺身にして美味しかったです。
ネットで見た『うまなる液』に漬けてから切って食べました。

そしてさらに、大きな肝がウニみたいなリッチな味で感動。
日本酒に合いそう〜。
プリン体…と頭によぎりましたが、
時々食べる分にはいいよね。

調子に乗ってもう一回

カワハギに味をしめた私は、
次に潜った時、また1尾突きました。
美味しさと処理の面白さをまた体験したくて。

一緒にキントキダイも突きました。
これは冷蔵庫にある野菜でアクアパッツァにしたら、
スープがウマウマでした!

さて、この日のカワハギとキントキダイの写真をSNSの魚突きコミュニティにアップしたところ、
『これ、ソウシハギじゃないですか?』とのコメントをいただきました。

ソウシハギ(Scrawled Filefish)

ググってみると怖い内容が…。
ソウシハギの内臓にはパリトキシンという毒を含有していることがある
食べると呼吸困難・手足のしびれなどの症状を発症し死に至る場合もある
パリトキシンの毒性はフグ毒の60倍

えっ…こわ!
コミュニティでは告白しませんでしたが、このnoteでは本当のことをシェアします。

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