【 フロリダの泉 】 その3 Alexander Springs
フロリダで暮らすようになって、この州にはビーチだけでなく、魅力的な泉がたくさんあることを知りました。そしてキャンプの楽しさも覚えました。
いままで訪れた泉を、noteにまとめて行こうと思います。
Alexander Springs アレクサンダー・スプリングス
✔️概要
オーランドの北、Daytona Beachから西の位置。
Ocala national forestの中にある。
売店、レンタルカヤックあり。
キャンプ場が併設されている。
https://www.fs.usda.gov/recarea/florida/recarea/?recid=83546
Ocala national forest内には、他にもいくつか泉がある。
✔️キャンプ場について
プリミティブキャンプ。
熊対策の頑丈な食品用ロッカーが、各キャンプスペースに設置されていた。
熊、出るんだね...。
シャワールームのお湯の出が最高!
冬、泉から帰ってきた時にこれはうれしい。
キャンプサイトの周りには、店もレストランも何もないところなので、食料をちゃんと用意すること。
✔️泉の特徴
野球のフィールドが入るくらいの広いだ円形の池で、背の立つ深さの部分がほとんど。
右奥の部分がスロープ状に深くなっており、そこから地下水が湧き出ている。
最深部の深さは8~9mくらい。
スクーバダイビング講習に丁度よい。
Ocala National Forestの泉の中で唯一、スクーバダイビングが許可されている泉。
他の泉に比べて良いところは、深さの割に開放感があり、水中が明るい。光のシャワーが差し込んでキレイ。写真映えする水中。
マナティーに源泉で出会える確率は低そう。
川を遡って、わざわざあの源泉までは来ないんじゃないかな〜。
マナティー目当てなら、他の泉を当たった方が得策。
✔️Freediving目線
透明度がとても良い。
人一人がぎりぎりくぐり抜けられる岩の割れ目や洞穴があり遊べる。
綺麗な写真が撮りやすい。
どこの泉もそうだけど、夏場は避暑客で混雑する。
冬場はぐっと人が少ない。
春先には、写真のような若い水草が見れる。
✔️過栄養による藻類増加問題
ここの泉には、今まで数年おきに何回か来ている。
最後に来たのは23年2月。
2年前には見られなかった藻類(アオコ)が
各所に発生していて、以前より水中の美しさが
ダウンしていて残念だった。
それでも初めて来た人達はその透明度に喜んでいたけど。
このアオコは
どこの泉でも(日本でも)最近言われている問題。
洗剤や農薬による水質の過栄養が原因で、
酷くなるとアオコで水面が覆われてしまう。
今後ここもどうなるか、心配になった。
✔️まとめ
お気に入りの泉のひとつ。
いつまでもpristineな水中景観であってほしい。