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スピリチュアル勘違い〜波動をあげると、いいことが起きる?

こんばんわ、karo.です。

いつも読んでいただいてありがとうございます。

昨日、友人にクリスタルボウルヒーリングのセッションを受けてもらいました。私は今年、音について突然興味がわいて、サウンドヒーリングを学ぼうと思い、クリスタルボウルと出逢ったのですが、クリスタルボウル...奥が深いです(笑)そんな話もまた追々書いていければ良いなと思っているのですが、今日はクリスタルボウルの話ではありません。

昨日のセッションの後、「目覚める」ってどういうことかについて、改めて考えたことがあったので、そのシェアになります。

波動をあげると夢が叶うのか。

昨日、友人と久しぶりに会えたので、セッション前にお互いの近況報告をおしゃべりしつつ、現在彼女が抱えている悩みなどを聞きました。仕事に対しての先の見えない不安や、自分の過去への回顧と贖罪、現在の体調不良など様々あったのですが、対処法としては、まずは無条件に自分を愛してあげること、波動をあげること、今を変えると過去も未来も変わるという話をしました。が、「じゃあ、どうやってダメな自分も愛することができるのか?それができない場合どうしたらよいのか?」という問いに、なかなかうまく答えられません。私の経験だと、波動があがってくると見える景色が変わり、気がついてくることが多いので、どの瞬間にいてもまずは自分が一番やりたいと思うこと、夢中になれることを何より優先するということや、自分の体験などを話したりして、とにかく波動をあげることを勧めたのですが...。私の語彙不足もあり、伝えるのはなかなか難しいと改めて実感しました。

むしろ伝えようとするより、ただひたすら聞くだけで波動は上がったのかも...などと後になって反省もしつつ、セッションを終えました。そして私の来年以降にやりたいことなどを話していたら「karo.は波動をあげているから夢は全部叶うんだよね〜?!」と言われました。
その時に来ました!!! んーーーーー...?!という違和感!(まさに違和感は気づきの元なのです。ありがとう!)

「波動をあげると夢は叶う」...?

よく「お金が入ってくる」「開運する」「良いことが起きる」「幸運を引き寄せる」という切り口で語っているスピリチュアル系?の方がいますよね。願望実現みたいな。確かにその位置から語ることは、わかりやすいし入りやすいし、興味を持ってもらいやすい。簡単に注意を引けますよね。私も友人に話す際に、そんな風に言っていたかもなぁ...。と思いました。

が、これは何かすごく誤解されやすいのだと今回改めて気がつきました。

私は「目覚める」って、宇宙の真理や法則に「ただ気がついていくこと」、Knowing(知っている)状態になる。ということだと思っています。そして、みんながそれを思い出すことができる。思い出すことができたら、とても心地の良い場所にたどり着くのです。

そして高次の自分と繋がるので低次のノイズが減るということもあります。悩みの存在しない、ただ安心して委ねることができる状態になるのです。

確かに波動をあげることで、3次元世界での「夢が叶う」とか「お金が入ってくる」「開運する」「良いことが起きる」「幸運を引き寄せる」みたいなことは、派生としてもちろんあるのです。ですが、そこは目的地ではないのです。だって、波動が上がっていると、全てが素晴らしい体験になってしまうので、そこに執着すらなくなるのです。

今回の違和感は「波動をあげる」→「(3次元での)夢が叶う」とか、「(3次元での)夢を叶えたい」→だから「波動をあげる」という公式に、???だったのかもしれません。

そもそも思い通りに生きている。

”運がいいとか〜悪いとか〜、人は時々、口にするけど〜...♪”と懐かしい歌が脳内でくるくるしちゃいましたが(笑)そもそも私たちは波動を上げなくたって、常に通常モードで思い通りに生きている状態なのですよね。

私たちは3次元の物質世界と4次元の意識世界に存在している多次元的存在な訳ですが(次元について、詳しくはマガジン「私の次元論」をご参照ください〜。)この3次元世界で起きていることは、4次元、またはそれ以上の領域に存在する「意識」が、ホログラフィックのように投影されて現象として現れているだけなのです。つまり、自分の意識の状態がそのまま現実化しているということなので、自分が自分の意識の状態に気がついていようといまいと、そして波動が高くても低くても、良くも悪くも、すでにもれなく100%「思っている通りの人生」を「思っている通りに歩んでいる」のです。つまりはもともと思い通りの人生なのです。

「波動をあげる」というのは、私たちの意識の波動を、4次元意識から5次元、6次元領域の高い周波数の状態にチューニングしていくことですよね。愛やアセンテッドマスター達のいる高い次元から、3次元+4次元世界の自分をみることが出来るようになるのです。そうすると自分は、この3次元に存在している物質としての身体ではなく、エネルギー体である。ということに実感をともなって気がつくことができるようになるということなのです。

そうして現実のように見えているこの3次元世界は自分の意識が映し出しているただのホログラフィックである。ということに気がつくので、その映し出されたホログラフィックをまるで映画を観るように眺めることができるようになります。

3DのIMAXシアターの感じですかね?臨場感あるあるです(笑)

なので、波動をあげるとは、これまで自分が現実だと思っていた3次元+4次元の波動領域というのは「映画」だった。そして自分は映画の中の登場人物のひとりになっていただけだった。と気がつくことです。

映画だったと気がつくと...。

そう、私たちは長らく、この映画の世界に閉じ込められていて、ここが映画の中だと気がついていなかったのですよね。(しみじみ...)

この映画の中での「夢が叶う」というのは、映画の主役になってハッピーエンドをむかえることだったのだと思います。でもずっと主役に憧れながら脇役を演じていたのです。夢を叶えるには、主役争いの熾烈な競争に勝たなければいけない、才能がなければいけない、自分を変えなければいけない、私には絶対に無理。などと思い込んでいたのですよね。

でも波動が上がってくると、ある日「あれ?これって私の映画なんじゃない?」と気がつく。もともと自分が主役だったことに気がつくのです。それまで誰かの作ったひとつの映画しか存在しないと疑いもせずに信じ込んで、この映画の中の価値観やルールに自分を合わせた生き方をしていた脇役から抜け出して「自分軸の私」に変化するのです。

そして次の段階に行くと「もしかしてこれって...自作映画だよね?」と気がつく。ここで映画監督兼、主役になるのです。つまり自分(の意識)次第でこの映画の物語も設定もまるごと作ることができる。だから、私という主役がハッピーエンドになる脚本で映画を作ればいいんだよね!と。

ちなみに、先に書いた「波動をあげると夢が叶う」という願望実現は、この「映画監督兼主役」の位置の観点なのです。でも、この状態はまだ主役という「映画の中の登場人物」として生きているので、映画の中の価値観、つまりは3次元世界の価値観からは抜け出してはいないのです。

そして自主映画製作を楽しんでいたら、あれ?映画の中に私は登場人物として存在していない。ということに気がつくのです。つまりこの映画から抜け出してしまうのです。自分は映画を作っている場所にいるのだと気がつく。この映画こそが自分そのものだったのです。全てが自分の中に存在していたのです。

あ、これ、つまりは先日書いた全惑星意識となるのですね。自分は具ではなくてスープだという...。

そして5次元の愛の意識と繋がった高次の場所から眺めたら、全てが愛おしくて完璧な映画なのです。運がいいとか悪いとか、白黒、右左、どれもなくて、どれもあり。すべてがそれで完璧なのだとわかるのです。「全てが起こるべきして起きている」と知っている。という状態。面白かったら全部アリだよね。的な(笑)。これがゼロポイントの場所なのだと思います。

つまりこの次元で良いとか悪いとか、幸運とか不運とか、夢が叶うとか叶わないとか、まったく関係のないジャッジメントなしの位置に立つことができて、常に平和で幸せな気持ちでいられるようになる。

「愛そのもの」でいられるようになるのです。

それが波動をあげて目覚めていくことで得られる場所なのです。



さて、2020年も終盤になってきて、明日はとうとう冬至ですね。

ここから「風の時代」とか「水瓶座の時代」がはじまると言われていますから、急速にまた目覚めていく人が増えてくるのだろうとワクワクしています。このビッグウエーブをサーフィンのように、みんなでスイスイッと乗りこなして、次元を超えていきたいですね。

ではでは、今夜も素敵な夢でナイストリップを。おやすみなさい。




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Kalo
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