世界は変わっている。

東京は雪

今朝、目を覚まして窓の外を見たら空はグレー色になっていて。

ここ2〜３週間、朝の瞑想の前に、猫と窓辺でゴロゴロしながら眉間のあたりにお日様のひかりを当てるということを日課としていて、
ほぼ毎日ずっと朝は晴れていたので、
がーん、今日はお日様浴びれないなぁ。と、
ちょっとショックーと思っていたら、ほどなくして、

雪が！
降ってきた！！！

いきなりテンションがあがったー（笑）。

猫は寒くて布団の中に入りっぱなしなのに
飼い主は部屋着のままマフラーだけ巻いて
雪を見るために窓を開けてベランダに出てみたり
玄関から外に出てみたりしながら、
空から舞ってくる雪をずっとみていた。

なぜだろう？

「雷ってテンションあがるんだよね」という知り合いがいて、
確かに稲光とかを見るとちょっとだけ、私もテンションあがるけれど、
でも全然、雪ほどじゃない。

雪は特別感ある。

雪の日はプール日和

雪が降ると寒くてスポーツクラブに来る人が少なくなる。
なおかつ、この寒いのに泳ごうなんて変人は私くらい。なので、
プールが貸し切り状態になる「プール日和」、なのです。

そして今日は、もちろん雪の中を歩きたいのもあって、
夜から出かけて行って、１ヶ月ぶりくらいに「水に戻って」きた。

私は精神的に一番苦しかった30代の頃から、
住んでいる街のスポーツクラブに入って、ひたすらプールで泳いでいた。
仕事が忙しい頃は深夜までやっているスポーツクラブで、毎日のように仕事帰りに寄って23時くらいから泳いでいた。

ただひたすら、50分くらい平泳ぎで泳ぎ続ける。

もう、かれこれ20年以上、ヨガ歴より長い。

多分、いろんなものを「水に流して」いるんだと思う。

そしていつからか、
プールの水に入って、最初のひと蹴りで深くまで潜ったときに
「ただいま」と言うようになった。

水の中では鼻から息を吐いて、ちょっと顔を上げて口から息を吸う。
最初の25分くらいで身体が水に馴染む（以前は35分くらいかかった）。
そのあとはまるで水に溶け込んだような感覚になって、永遠に泳いでいられるような気分になる。多分ランニングハイとかに近いのかな。
私はこれを瞑想だと思っていて、プールが空いていてレーンに誰もいなかったら、最後に仰向けで水に大の字になって浮かんで、
水上シャバアサナを5分くらいする。これ、本当に至福の時間。

そして、もちろん今日は貸し切り状態だった。
自由に泳げるので、今日は途中で、はじめて目を瞑って泳いでみた。
そうしたら、とても不思議な感覚になった。

目を瞑っていると水中のタイルもレーンも見えないので
自分がどこにいるのか、まったくわからない。
ただ、水の中で手足を動かしているだけ。
でもどこにも進んでいないという感覚。
同じ場所でただただひたすら手足を動かして浮いているみたいな。
そしてあるとき、突然、コースの端の壁に手がついて
あ、進んでいたんだ。とわかる。

これって人生っぽい。
毎日同じ日々を過ごしていて、なにひとつ変化していない。
と思っていたら、ある日、
どこかにたどり着いていて、周囲が一変している。とか。

そういえば、ヌーゾロジーでも
移動しているのは自分ではなくて、空間が動いている
みたいなことを言っていたような…。

瞑想でのメッセージ

昨年末、12月30日の瞑想で

「Karo、世界は変化している、変わっていくよ」と誰かから言われた。

そして今朝の瞑想で

「Karo、世界は変わっているんだよ」
「変わっているんだよ」
「変わっているんだよ」

と、何度も言われた。

そう、確かに、なにか変わった気がしている。

それはいいとか悪いとかじゃなくて。

目を瞑ってひたすら泳いでいたら
いつのまにか居る場所が「変わっていた」みたいに。

トップ画像はプールから帰ってきた直後に
ベランダで作った雪だるま。
目は黒生胡椒。口は松の葉。初めて鼻つけた。

どんだけテンション高いの（笑）。

追記
今朝の彼。
笑顔がいい感じ

おひさまぽかぽか