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ピタゴラスと宇宙の調和と

こんばんわ、Kaloです。


さきほど、10月のYouTube動画をアップしました。

10月10日、満月の日に奏でた音源です。
この記事の最後にリンクを貼らせていただきましたので
ぜひ、ご視聴くださいませ。

どうぞよろしくおねがいします。



東京は、今日一日雨でした。
すっかり秋ですね。一雨ごとに寒くなってきます。

先日の雨の日、
とある海外のクリスタルボウルのチャンネルがYouTubeのおすすめで
出てきて、そのタイトルが「ピタゴラス音律」とあったので、
「ピタゴラス音律」とはなんぞや???と、さっそく調べたら、
どハマりましてしまいました(笑)。


ピタゴラスといえば、教科書に出てくる「ピタゴラスの定理」くらいは、
かろうじて、ギリギリ知っていたのですが、それ以外に
あ、NHKのピタゴラスイッチはたまに観ていたのですが、ね〜…。
数学者だと思っていたので、特に興味もなく
これまでの私の人生にほとんど登場せずでした。

が。そのピタゴラスが12音階を作った最初の人だったなんて!!!
まったく知らずで(音楽的な知識がほぼゼロなもので(苦笑))
ウィキを読んだだけでもおおおーー!(興奮っ)となりました。(笑)



そしてこんな記事を発見して、さらにワクワクで!!!

音階を発見したピタゴラスは「宇宙が音楽を奏でており、それがこの世の調和をもたらしている」と悟り、音楽は重要視され、ハーモニーという言葉もこの流れから生まれました。

「宇宙と音楽はつながっていて、音楽を知れば宇宙を知ることができる」

ピタゴラスは、「ものが動くと音がする。天体も実は動くときに音を発しており、それらは調和する音程である。
この音の調和が、宇宙の調和を生み出している。
しかし我々の耳は貧弱なので、崇高な宇宙の調和を聞くことはできない」と主張しました。
すなわち、「宇宙が音楽を奏でており、それがこの世の調和をもたらしている」ということです!

そして、宇宙の奏でる音楽を「天球の音楽」と呼びました。

そしてこの記事の最後には

「宇宙と音楽はつながっていて、音楽を知れば宇宙を知ることができる」

今ではこのような考えを持つ人は少ないですが、かつて音楽が宇宙を知るうえで重要な学問と位置付けられ発展してきたことを考えれば、実は音楽は宇宙を抜きにしては語れないのです!


もう〜、胸がキュンキュンします!


実は、私がクリスタルボウルを始めたきっかけが
ずいぶん前にどこかの記事で書いたかもしれませんが
2019年の冬に「音は宇宙の言葉だ」と、
突然降りてきちゃったんですよね。(笑)

言語が通じ合わなくても、意味がわからなくても、
多分、音で通じ合うことができて、
それは人同士に限らず、植物や動物、ひいては宇宙の存在とも
音で会話ができる。宇宙の言語だ。って、突然思ったのです。

やぁ〜...なので、本当に感激です。
やはり昔の人たちは宇宙と繋がっていた。「知っていた」のですよねー。

あまりにうれしくて
辞書並みに厚いヨハネス・ケプラー『宇宙の調和』
という本も購入してしまいました。

これが、まぁ、ほとんど図形の話なのですが、
ピンポイントで、数字と図形と宇宙の真理のつながり、みたいな、
興味津々なことが書いてあって、またご紹介できればいいなぁ。
と思っています。(熱が冷めないうちに(笑))



ーーーー
そして冒頭に書いた「ピタゴラス音律」について、ざっくりと書きますね。

ピタゴラスは鍛冶屋の前を通った時に
鍛治職人が打っているハンマーの音が共鳴して、
快い協和音を発していることに気がつき、中に入ってみると、
そこにあったハンマーの音程は、ハンマーの重量と関係があり、
「12 : 9 : 8 : 6」の単純な数比の関係にあると知って、
シンプルな比率の音は調和するのではないか、と考え、
そこから弦楽器や笛で実験し、弦の長さの比が弦の振動数の比、
つまり音程の関係を支配することを発見したそうです。

ピタゴラス音律は周波数の比率が3:2の音程の積み重ねに基づく音律である。中国の三分損益法(日本の伝統音楽の音律もこの原理に基づくものだそうです。)と基本的に同じものであるが、どちらがより古いのかは定かではない。

ピタゴラスWikipediaより

なんと、中国や日本の伝統楽器もピタゴラス音律と同じなんですね。


ちなみに現在、一般的に使われている音階は「平均律」と言ってAの音を、
440Hzとして、そこから12の音階を均等に割っています。
この平均律になったのには、楽器を生産する時の効率性や陰謀論?など
諸説ありますが、このピタゴラスが発見した基本となる周波数の比率から
各音がちょっとだけずれてしまっているため、
音階を重ねた時にどの音も微妙に調和していないそうです。


ーーーー
と、いうことで、
私はピタゴラスを知ったその日、
一日かかって我が家のクリスタルボウル達の周波数を調べ、
Aの音を基準にして、ピタゴラス音律の計算をしてみると…。

なんと!!! 奇跡!!!
私が今持っている白鍵盤の音階5つ(CとEの2音は持っていないのです)
全部がピタゴラス音律にバチッと合っていました。

これ、本当に奇跡なのですよ。
ボウルはバラバラに購入していますし、
購入する時にセントの差は目安として±15まで、と
一般的に言われているので気にしていましたが、
気に入ったボウルがそこに収まらず、
結局セント差25のボウルもあったりしていてたのです。が…。
なんとそのボウルが結果的にバチッと合っていた!!!


自分天才〜っ。(笑)



ーーーー
と、いうことで、
今回のボウルの音はピタゴラス音律にちなんで「調和」をテーマに
「ピタゴラス音律」の5つのボウルだけを奏でています。

とはいえ、
最初と最後にシンギングボウルを味つけに(?)入れました。(笑)
やっぱり倍音の揺らぎも欲しかったので…(笑)

「調和(ハーモニー)」はひとつの音だけでは生まれないのです。

2つ以上が合わさって共鳴し合って、
はじめて「調和(ハーモニー)」が生まれます。
音だけではなく、すべてのことがそうですよね。

この「ピタゴラス音律」は美しい波形をつくります。

私たちの住むこの世界は、今どんなハーモニーでしょうか。
心と体と魂、人と自然と宇宙、
すべてが美しいハーモニーで満たされますように。


ではでは、
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


今夜も素敵な夢を。おやすみなさい。



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Kalo
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