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大仁田厚 10・31アメリカ電流爆破戦の試合会場が決定

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引退していたマット・トレモントを復帰させ、実現することになった大仁田厚とマット・トレモントによる日米師弟による電流爆破戦。
大会名を「DESTINY デスティニー 〜運命〜」と題し、10月31日にH2O(エイチツーオー)とFMWEの共同開催で行われることがすでに発表されていたが、マット・トレモントから大会の開催場所が、9月12日に正式発表された。

会場となるのは、ニュージャージー州トレントンにある野球場「トレントン・サンダー・ボールパーク」だ。
MLBドラフトリーグ(注1)のトレントン・サンダー(注2)のホームグラウンドで、野球開催時の収容人数は6,440人となっている。

注1:その年のドラフト対象となる大学生が参加して行われる6球団によるリーグ。今年、創設された新しいリーグ。

注2:昨年まではニューヨーク・ヤンキース傘下のマイナーリーグ2Aに所属していたチーム。

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これを受け、大仁田厚は、先日、行われたFMWE鶴見青果市場大会の試合後、「メイドインジャパンの本当の電流爆破を行う」と宣言。「AEWの(3月のケニー・オメガ対ジョン・モクスリーの電流爆破戦)は顰蹙を買った。電流爆破に失敗してくれて俺の評価が上がっている。日本の電流爆破をアメリカに持って行く。これは30年来の自分の夢である」と語った。

また、トレモントは、8月に亡くなった保坂秀樹さんを偲び、同大会で「ヒデキ・ホサカ・メモリアル・ハードコア・ロイヤル・ランブル」を開催することも発表した。

会場に野球場を選んだところに、FMWが行ってきた川崎球場大会への敬意が感じ取れる。
トレモントが幼き頃、ビデオテープで見た、FMWの、大仁田の、あの情景を、自分で再現したいのだろう。
やはり大仁田とトレモントは、闘わねばならぬ運命にあったのだ。
これはまさにトレモント版”フィールド・オブ・ドリームス”とも言えよう。

大仁田厚 vs. マット・トレモント。運命の日米師弟電流爆破デスマッチ。
10月31日、アメリカの野球場で、運命のゴングが鳴る……。

プロレスショップ「フリーバーズ」店主タカ中山執筆

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