【2022年最新版】ドローンライセンスの今後について
2022年、ドローンライセンスは一部国家資格になります。
はじめまして、FREEBIRDドローンスクール、インストラクターの川上です。僕のnoteでは、ドローンに関しての情報を何でもかんでも書き連ねています。忖度なく、ズバリ言います。
今回の内容は、『ドローンに興味がある』とか、これから『ドローンスクールに通おうかと思っている』という方だけでなく、『ドローンを仕事にしている』という人や、『これからドローンを仕事にしていく』という人にとっても有益な情報になると思います。
僕は、文書下手くそなので、Q&A方式で話をしていきます。
質問/question
ドローンのライセンスってなに?からの、今後のドローンのライセンスはどうなる?
まずはドローンのライセンスってなに?ってとこから回答/answerしていきます。
まず初めに、皆様ご存知かと思いますが、まだまだ知らない方も多いと思うので一応。
現在あるドローンの資格は全て民間資格って知ってました?
ある程度の基準はありますが、全国にあるドローンスクール各々が独自にもうけた基準で訓練及び試験をし、それをライセンスとして発行しているだけのものです。
これにスクールの大小は関係ありません。
100を超えるドローンスクールを管理する団体であろうが、1つ2つしか管理していない団体であろうが、同じライセンスを発行できるドローンスクールです。
なので、この2021年1月現在で、国家資格を出しているドローンスクールというのは一つもありません。
ここでやっと本題。
では、ドローンのライセンスって一体なんなのでしょうか?
結論から言うと、ドローンの知識を持ち、一定の操縦技術を持っている人の証明書の事です。
民間資格ですから、公的機関に対してもなんの役にも立ちませんし、もっていうからといって仕事に繋がるわけでもございません。
僕自身FREEBIRDという、ライセンス発行できる団体を管理し、その管理下(直営?)にある講習団体でドローンスクールを行っておりますが、正直今までは、ライセンス自体にあまり意味はないが『ドローンの知識と技術を習うと言うことに意味はあります』と伝えていましたし、そう思うので現在もドローンスクールを運営しております。
ドローンを飛ばすこと自体はさほど難しくはありませんが、ある程度の操縦を行うことができなければ、人への接触などを起こしてしまうことも想定されます。
また、空の法律を知らないと、飛ばしてはいけない場所で飛ばしてしまい、最悪は航空機との接触など、重大な事故に繋がる可能性のある、非常に危険なものです。
そのため、ライセンス自体にさほど効力はなくとも、スクールに行くことなく、ドローンを飛ばすと言うことはお勧めしません。
しかし、今後はドローンのライセンスを持たずして飛行することは、多分無理でしょう。
なぜならば、2022年を目処にドローンライセンスは国家資格になるからです。
今後は飛行の危険度に応じたレベル及びカテゴリを分け、その中の一部の飛行にはライセンスが必須となります。
レベル及びカテゴリはこのようにカテゴライズされております。
カテゴリ=飛行の方法
レベル =危険度
といったところです。
最上位の免許が1種免許で内容は
カテゴリ3のレベル4の飛行
その内容は『有人地帯での目視外飛行』となります。
現在多くの企業などが実証実験をしている『物資輸送』いわば『宅配』がこれにあたり、今後ドローンが街中を飛ぶにあたっては、免許所持者がその飛行の管理監督や操縦をする必要があるということです。
その下位にあたる免許が2種免許となります
カテゴリ2のレベル3の飛行
内容は現行の航空法にある内容のものと変わりはありませんが、免許取得することにより、今までは飛行に必須であった『申請』が不要となります。
これはライセンスを取得する人にとっては一つメリットとなることでしょう。
むしろ、先にはライセンスがないと飛行ができないようになって行くと思われます。
現状は下記内容を追加して、法の整備を着々と整えているようです。
・国土交通大臣への無人航空機の所有者情報や機体情報等の登録制度の創設
・登録及び登録記号の表示等の措置を講じない無人航空機の飛行禁止
・人、物件等の安全が著しく損なわれるおそれのある無人航空機の登録拒否等
このようにドローンにかかる法律が着々と準備され、今後飛躍的にドローンが活躍する社会が待っていることでしょう。
ご視聴ありがとうございました。