CFAとの出会い【CFA受験記録①】
2020年12月の試験でCFAレベル3に合格し、晴れてCFAになれました。振り返れば2012年にCFAを知ってから8年、長い間CFAと付き合ってきました。日本だとCFAの登録者数は1300人ちょっとという事で、まだまだ受験者のすそ野は広くありません。教材の選択肢もほとんどありません。そのような中でCFAにチャレンジする方にとって、合格者の体験談というのは、モチベーションを維持するためにも有益だと思ったので、この場に記録を残そうと思いました。何より、当時の勉強中の自分が、数少ない体験談をネット上を探し求めて苦労した経験があるから、少しでも還元できればと思っています。
2012年、CFAの存在を知りました。海外勤務を控えた親しい同僚が、CFAに関心があるという話を聞いたのがきっかけです。何だろう?と思い、本屋に行き、大野忠士さんの「CFA受験ガイドブック『レベル2』」を手に取りました。当時は、何も知らずになめ切って「これならできるだろう」と根拠の薄い自信を持ちましたが、特に勉強にふみ切ることはありませんでした。
忘れかけていた2013年1月、大学時代の先輩がたまたま同じ会社で海外採用されていたことを知り、先輩の帰国時に会う事に。その先輩から「CFAって知ってる?」と聞かれ「あ、知ってます!」と。先輩いわく「幅広く金融に関わることを学べる。将来的に海外勤務に興味があるなら勉強して損ないよ」と勧められたのです。これも縁かな?と思いつつ、CFAの申込サイトへ。申込料や受験料の高さに驚きながらも、何か自分のなかで燃え上がってくるものを感じて、申し込むことに。
振り返れば、日本の証券アナリストの資格もなく、初めて勉強する内容を、得意でもない英語で勉強するなんて…。よくふみ切れたなと思います。2013年2月にSchweserのテキストが届き、2013年6月の受験に向けて勉強開始。
続く…
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