映画「消防士物語」上映会開催しました
9月10日(日)10時半から武蔵境駅南口の「武蔵野プレイス」でIAPG(稲森アートプロジェクトグループ)製作の映画「消防士物語」の上映会を開催しました。遠くは川崎や埼玉から来られた方も含め、51人の方が会場にいらっしゃいました。本当にありがとうございました。
映画の上映前に、私から映画「消防士物語」について少しだけ説明をさせていただきました。
初演は2014年の9月にニューヨークの大学であること。その時は映画ではなく演劇であったこと等・・・。
2015年から2019年の間は、毎年ニューヨークや東京や広島で公演を続けていましたが、コロナによって公演ができなくなり、「ならば、バーチャルコンサートと映画にチャレンジしよう!」ということで、ミュージカルや映画の撮影を行ったこと。世界中の仲間とバーチャルコンサート”AS ONE"を行うことができたこと等をお話ししました。
またコロナがあけ、ここ2年は学校を中心とした出張上映会に力を入れていること。その上映会の会場や主催してくれる方を募集していることもお話ししました。
そしていいよ上映が始まりました。
映画上映の後には、映画出演者の方3名が駆けつけてくれました。それぞれの映画にかける思いや役作りについて話してくれました。
わたしからは「今日一日で良いので、ぜひ平和について考えてもらえたら嬉しい。私たちのような普通の人たちが平和について考える、向き合うことが、平和への第一歩につながる」という話をさせていただきました。
ご来場者の方から下記のような感想をいただきました。
【20代・女性】9.11に関する動画はYouTubeなどで何度か見たことあったのですが、被害が大きかっただけに事件の時の様子をとりあげたものが多いように感じましたが、今回は事件後の遺族のお話や実行犯? についても映されており、色々考えさせられるものがありました。リエ役の方もおっしゃっていたように、まずは自分ができること(周囲の方を大切にする。愛を伝えるなど)からはじめてみようと思います。ありがとうございました。
【50代・女性】すばらしかったです。私は仏教徒ですが、日々、朝晩平和の祈りをささげていますが、この映画を見る前は今の世界の状況に無力感をおぼえていましたが、今回のお話しで又がんばって平和の祈りをつづけていく勇気をいただきました! ありがとうございました!!
【20代・女性】テロの実行犯が死後という形で出てきたのには驚きました。9.11をモチーフにした物語には、テロリストが悪役として描かれていたり、死後を表現しているとしてもマイナスな表現をされているものが多い印象ですが、映画の中の「彼が自分を許した時、神の元にいける。神は子供皆を愛している」の言葉に、今生きている人の大半が彼を許すことができなくても、彼にとっての救いが残っていて良かったと感じました。
うれしいお言葉をいただき、私もIAPGのメンバーも勇気をいただきました。
以上、「可処分時間ラボ」主催の映画「消防士物語」上映会報告をさせていただきました。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。