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細かすぎて伝わらないドイツビールの世界

おはようございます。sugaです。

現在午前2時半ですw 寝ようとしても難しいと感じたので、記事を書くことにしました。よければお付き合いくださいませ。

今回のテーマは『細かすぎて伝わらないドイツビールの世界①』です。(←題名はあまり気にしないでください、ちなみにとんねるずは大好きです。)

1.ドイツのビール消費量

 キリンビール大学のレポートによると、2018年ドイツはビールの消費量は国別で5位、1人当たりのビール消費量は世界3位です。国別ですと1位は中国、消費量ですと1位はチェコとなってます。日本の1人当たりの消費量は52位です。              ※引用キリンビール大学

 ドイツ人はビール好きというイメージ通り、多くの方がビールを飲みます。日本では最近お酒を飲む人が少なくなったと言われていますが、お酒の種類の豊富さも要因かと思います。レモンサワーや日本酒、梅酒と様々なテイストのお酒を飲みますが、ドイツ人はビール一択の方が多いです。

 また近年の健康ブームも原因と思います。それでも、ベジタリアンやヴィーガンの方など、宗教的、健康意識がもともと高い国柄でもあるので、飲む人、飲まない人と明確な線引きもあるようなイメージです。

 ただし、それを差し引いても、日本人とは違う、肝臓を持っていることは確かですねw

2.日本で飲めるドイツビール

 日本に輸入されてきているドイツビールの大半はいわば、バイエルン州のオクトーバーフェストで飲まれる何千年、何百年と歴史のある醸造所やブンデスリーガのメインスポンサーを務める、ドイツ国内生産量NO.1〜3の人気ビールがほとんどです。

『ホフブロイ』、『ヴェイエンシュテファン』、『パウラーナー』、『クロムバッハ』など、ドイツへ旅行したことがある人や、ドイツビールが好きな方は名前を聞いたことがあると思います。

 もともと数十年前までは、ドイツ料理専門店や、マニア向けのイメージがあったのですが、少しずつドイツビールも輸入されるようになってきました。一気にスポットが浴びたのはドイツビールの祭典『オクトーバーフェスト』で飲む機会が増えたことだと思います。

 15年くらいまでの横浜赤レンガ倉庫、日比谷公園のオクトーバーフェストはすごい人気で、1日1000万以上のビール1店舗で売れるほどでした。(今でもあまり思い出したくない記憶ですがw)

 そこから近年は落ち着いて、オンラインショップや飲食店、スーパーでも気軽に買えるようになりました。

3.ドイツ国内だけで約6000種類

  ドイツへ行ったことがある人ならわかると思いますが、日本で飲めるビールはその一端でしかありません。現在でも約6000種類ものビールがあると言われ、1つの町に醸造所が2〜3つあるのも珍しくありません。日本でいうと、日本酒の蔵元のイメージでしょうか。

 そのため、自分自身の故郷のビールをこよなく愛しています。日本人が地元へ帰って地酒も飲む感じと似ていますね。 

ただし、ビールの場合は様々なスタイルがあり、日本酒と比べ新作を出したりするスピードがかなり早いです。そのため、醸造所は昔と変わらないけど、輸入しているビールのスタイルが変わっていることはよくあります。

 僕たち日本人のイメージは『ビール純粋令を守り、伝統と歴史を重んじたドイツビール』かと思います。でもそれは、主にバイエルン州などの南ドイツのビールのイメージでしかないのです。

 実はドイツ国内、特に北ドイツでクラフトビールブームが数年前から盛んなのです。

4.最近のドイツビール事情

日本でもクラフトビールのブームの先駆けは、IPAなどのアメリカのクラフトビールブームがきっかけでした。

IPAはインディア・ペール・エールの略で、大量のホップを使い、アルコール度数も高めのスタイルで、アメリカで爆発的に人気となったビアスタイルです。日本では飲めなかったスタイルの文化が新たな文化を派生し、現在の日本のクラフトビールブームがあります。この辺についても別の記事で書いていきますね。

こういった流れもここ10数年ドイツでありました。特に北ドイツなどの若者に人気のドイツ最大の港都市ハンブルクや、文化的流行の発信地、ベルリンの都市などです。


1例ですが、このようなマイクロブルワリーが少しずつ増えています。

 お洒落なロゴやラベルを使ったりして、ビール純粋令には囚われないクラフトビールの流れが世界的に流行しています。特にドイツのクラフトビールはファッションやアートな部分性が高く、ビール醸造も、一種の芸術作品として捉えているイメージでしょうか。

 タトゥーや音楽との結びつきが強いのは、国民性な感じもしますが、国ごとにクラフトビールの捉え方も異なるのがとても面白いとこでもあります。

北ドイツのクラフトビール、南ドイツの伝統的ビール。

新しい流れがドイツ各地でも少しずつ広がっています。ぜひドイツへいく場合は、街やエリアごとに様々なビールがあるので、ぜひ飲んでみてください。

5.まとめ

今回は以上となります。

僕たちがイメージしているドイツビールはバイエルン州のオクトーバーフェストを思い浮かべる人を多いと思います。

ベルギービールやアメリカのビールに比べ『遊び心がない』と皮肉られるドイツビール(本当ですw)ですが、実はこんな動きもあると知って頂ければ嬉しいです。

今度は美味しいビールが飲めるお店も紹介できればと思います。

どうもありがとうございました。

 




  

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