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最適なコアの配置の仕方/R06大学(中編)

前回の記事では出入口が、南に 主出入り口 ある場合
北側に配置した場合の方がプランはまとまりやすい。
ということを結論づけた。

その理由 を理解してもらう為に次の簡単な問題を解いてほしい。

下記要求室の基準階におけるちびコマで作図せよ
200㎡の居室A×2室
100㎡の居室B×2室
50㎡の居室C×2室
50㎡吹抜け 
トイレ
コア×2か所

上記倍コマ


答は上記だ。
どうだろう、何の苦も無くプランニングできたのではないだろうか?
コアを北側に配置して、居室の採光を取り込める南側に整然と配置すれば、自動的に廊下もまっすぐ通っていて、プランは完成する。

このように南側に居室が整然と並ぶプランが 大学建築 並びに 一級建築士製図試験のプランニング の 基本だ 。しかしながら上記のように簡単な配置で解けるほど本番の試験は甘くない。単純な 要求面積及び条件 だと、受験生間の差がつかない為、出題者側は、エントランスを短辺入りにしたり、吹抜け、居室の要求面積を70㎡等、採光条件の一番良い外壁に面して、(上記の課題では南側)に居室できないよう色々な条件を追加しているというわけだ。

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