エスキスは始めが肝心。
エスキスは始めがより重要である。
なぜならエスキスは後半に行くほど、修正しづらくなるからである。
課題要求に即した、ゾーニング、見通しの良い動線計画、
初期設定を間違えると時間が経つほどに修正しづらくなる。
見切り発車のエスキスを完成させ、後半もしくは作図途中で修正が利かなくなった経験は誰にもあるだろう。
それではエスキスの初期段階で、先入観無く、慎重かつ、課題要求を漏らす事無く仕上げる為の具体的なエスキスをするにはどうしたらよいのか?
それはチビコマ段階で、基準階だけでも、2つ以上のプランを書き出し、比較する事だと私は考える。
先入観無く要求を適切にとらえたプランニングをするためには、1つでは無く、2つの(基準階平面だけでも良い。)プランを作成し、そのプランを客観的に見比べてより課題条件に近い構成を見極めることができる。
この手順を踏まえる事で 後半 もしくは作図の途中にやはりこの居室をこの配置すれば良かったみたいな後悔が少なくなる。
改めてチビこまで検討する事項をまとめておこう。
・建蔽率、容積率
・建物の外形
・部門のゾーニング
・居室の配置及び居室の大体の面積
・廊下を通す位置
・スパン割り
上記の、項目でもわかるとおり、ちびコマ 完成時でプランの 方向性が決まるため 、ちびコマの練習を繰り返すことによりプランニングの精度が徐々に上がってくる。
エスキース上級者のエスキース用紙を見てみると、 作図に移るための必要な情報シンプルかつ整然とエスキース用紙にまとまっているのがわかるだろう。 これはポイントを押さえ、かつ失敗する配置計画を見極めて必要な検討だけを行っている為である。
上記の経緯から、チビこまAI ver3.5をリリースしました。このアプリを使い倒すことによってあたまを最適化しては欲しい。
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