私はこうして脱メンヘラした。
何となく生き辛いなと思いながら子供時代を過ごし、高校・大学時代にメンヘラとなった私。
そんな私が脱メンヘラするためにしたことを書こうと思う。
私の場合、検索して最後に行き着く答えは「親からの愛情不足」だった。
ならこれを掘り下げようと思った。
脱アダルトチルドレン(AC)するためのサイト
私が調べて行き着いた先に、神山さとみさんという方が書かれている「アダルトチルドレン克服ワーク」というサイトがある。
サイトだから無料だし、でっかいノートを買ってまずこれを始めた。
「生き方の癖を変える」という趣旨なので、ACでなかったとしても自分に自信のない人はやってもいいと思う。
このワークをすると、自分の過去と向き合うことになるし、自分の知らない子供時代を知ることになる。
ああ、そういえばあの時は辛かったなとか、嬉しかったなとか。
子供の頃は親がすべてだったので知らずに無視していた自分の気持ちが必ずある。
それに気づくことができた。
「毒になる親」という本
スーザンフォワードさんの毒になる親という本。
これもまた自分の過去と向き合うことになる。
そして、私は愛されていなかったのか。と自覚する瞬間と受け止めたくないという気持ちで大泣きした。
本にいっぱい付箋をはり、マーカーを引き、たくさん向き合った。
結果、これは読んで良かったと思う。
私の親は毒親じゃないと思い読み始めたが、結果的にこの本の内容では私の親は毒親だった。
ただ、湊かなえさんの「ポイズンドーター・ホーリーマザー」という本を読んで、私の親は親なりに子育てを一生懸命頑張っていただけで毒親じゃない。という答えに行き着いた。
これにより、自分は親の教育方針によって子供時代確かに傷ついた。
でもそれを許すことができた。
親は悪くないと思えるようになった。
それに、他人のせいにしたら成長できない。
カウンセリング
心療内科やらはお金がかかるので、スクールカウンセリングに通った。
そこではただ私の話を聞いて「なんでそう思うの?」とか、「その時どう感じたの?」とか深堀していくような感じだった。
私は自分への自信のなさを語ったが、学校での成績やきちんと自分の気持ちを話せる点、さらには自分が欠点だと思っていたところを長所だと言ってくれた。
私は自分の気持ちや考えてることを他人に話すのが苦手だ。
親にでさえ相談や今日あったことを話すことが出来ない。
だから親は私の友達の名前を知らない。
私が何に悩んでいるのかも知らない。
しかしいつまでも人の話を聞くことが出来るし、家でもそういう立場だったので話さずに聞く方が楽。
それを私はネタがなく、楽しい会話ができない面白味のない人間だと思っていた。
でも先生は、「世の中は自分の話を聞いてほしい人ばかりで、相手の話を聞いてあげられる人は貴重だよ。」と言ってくれた。
そんな考え方があるのかと驚いたし嬉しかった。
誰かに自分の話を聞いてもらうということは、自分の思わぬ長所に気づけるということかもしれない。
先生曰く、私には自分の話を聞いてくれる人が必要らしい。
ただ、私は未だに誰かに自分の話をするのが苦手だ。
でもそれを責めたりはしないし、話せるときに話せばいいと思っている。
気分が暗くなるものを排除する
これは"アダルトチルドレン克服ワーク"にも書かれていることだが、見ると気分が暗くなったり気持ちがネガティブになるようなものを捨てること。
私は分かりやすく、ネガティブなもの=自分が闇に引き込まれるものと感覚的に捉えて捨てていました。
当時私が捨てたものの例としては、
・闇が深い曲→自分のテンションと一致するので聞くと安心していたが、気持ちは闇に引きもまれていく
・ポジティブな言葉→ポジティブすぎる言葉は自分を否定してしまう原因になるので避けた
・自傷行為してるブログやツイッター→自分も切りたくなるし、闇へ誘導される
・暗い色の服や家具→暗い色のものを見ると気分が沈んでくる
・ツイッター→友達の愚痴や好きな人のつぶやきなど気になるものが多いしネガティブになりやすい
闇に引き込まれるものは、落ち着くものばかりだった。
多分自分の気持ちとテンションと同じものだから安心できたんだと思う。
ただ、いざ捨ててみると闇に引き込まれる回数は減り、白色のものを見ると少し明るい気持ちになった。
これは今でも続けていて、PC本体も机もライトも棚もすべて白色にしている。
ちなみに、一人暮らしや同棲をするときの部屋選びも外観と内装が暗ければ除外していた。
(いい物件だったんだけどなぁ。。。)
得たもの
自分と親を分離できるようになると、自分は自分と思えるようになる。
親に絶対服従だったのが、親の意見と自分の意志や意見を分けてみることができるようになる。
他人と自分を分けることができる。
何かがふっきれて、段々他人に依存しなくなる。
時間はかかったけど、あの頃より私は強くなったし、あの頃より自分を持っている。
私がメンヘラになった経緯
JK時代↓
大学時代↓